8月26日(日)
 がんばれ,実習生
 明日から教育実習生指導が始まる。私が指導する最後の実習生になるだろう。実習に来る前から,研究教科を限定するのはよくない。小学校教諭はすべての教科で授業ができなくてはいけないからである。しかしまあ,やる気と受け止めておこう。体育で授業をしたいと張り切っている。全ての授業での授業力を磨いて貰いたい。
 事前指導で関わった全ての学生の実習が成功するように祈る。

 9月11日の公開授業
 9月11日(火)8時55分から『もちもちの木』の鑑賞指導を公開する。岩見沢市教育振興会での公開授業の一つである。次の3つを提案する。
 学習用語の系統化,焦点精査の読解指導,PISA型「読解力」の保障である。是非,参観戴きたい。保護者ももちろん,参観可能である。
 ようやく指導案を完成させた。1学期から書き続けていた。指導案


 腰痛日記
 土曜日にMRIで診察して貰った。2箇所,ヘルニアになっているそうだ。以前は一箇所だったような気がする。だから,悪化したのか。
 切っても切らなくても変わりないと言われた。医師の診断を信じよう。しかし,次に再発した際は覚悟しなくてはいけないな。
 日常生活には支障なくなった。それでも今回は,少しリハビリに通おう。


 8月24日(金)
  

レポート作文 ひろくん

7月19日(木)に,サトウ食品の工場見学に行った。

誰かがこう尋ねた。

「この工場はいつできたのですか。」

こう教えて下さった。

「7年前にできました。」

誰かがこう尋ねた。

「今働いているのは何人いるのですか。」

こう教えて下さった。

20人くらいですね。」

誰かがこう尋ねた。

「米を作るのに何時間かかっているんですか。」

 こう教えて下さった。

「二時間から三時間です。」

 

 地の文が常体,会話文が敬体できちんと書かれている。上手だね。

 

 スイミー  かい君

 海のどこかに魚のきょうだいがくらしていた。みんな赤いに,一匹だけ黒い魚がいた。名前は,スイミー。

 ある日マグロが,きょうだいたちを食べてしまった。スイミーは,海をうごきまわった。

 スイミーは新しいきょうだいを,みつけた。スイミーはうれしそうだった。

 スイミーは,新しいきょうだいと大きい魚の形を作ってマグロをおいはらった。スイミーは,よろこんだ。

 もし,自分がスイミーだったらにげられないと思う。スイミーは,およぐのがじょうずだったからにげられたのだと思う。

 自分が魚だったら,マグロに食べられていたかもしれない。

 ぼくは,スイミーがすごいと思う。スイミーは,魚の中で一番あたまがかしこいと思う。

 マグロは,きょうだいだちを食べたマグロだ。

 スイミーは,マグロにしかえしができたと思う。

 自分だったらしかえしに食べてしまう。もし,魚のきょうだいがいたら,みんなで,その前のきょうだいのかわりに,そのマグロを魚のきょうだいたちとわけていっしょに食べてしまう。でも,ちがうマグロのぐんたいにおそわれるかもしれない。こっちもぐんたいを作ってはんげきする。そして,マグロのぐんたいをやっつける。

 さいごにスイミーは大きくなって,マグロをひとりでやっつけられるようになったと思う。

 
 うそつき大ちゃん ゆかちゃん

うそつき大ちゃんを読んで思ったことを書く。

 大ちゃんはなぜうそつきといわれているかと言うと,こんなことがあったからだ。

大ちゃんが長野からひっこしてきた。学校でかんげい会をひらいた。質問するコーナーになって,「きらいな食べ物は?」と聞かれて,「虫です。」と言ったからうそつき大ちゃんになった。私は虫を食べるときもあると思った。本には,うそではないと書いてあった。大ちゃんがかわいそうだった。

大ちゃんは,家に帰らないで川にいた。私は家に帰ってから,川にいけばいいと思った。なぜなら,みちくさをしていたら,帰る時間がおそくなって,親が心配するからだ。

3時間目は自習だったので,ギャアギャアしゃべったりしている人がいる。6年生なのにしゃべっている人がいるのははずかしいと私は思う。私がこの本に出ていたら,しゃべらないで,しゃべっている人をちゅういする。

この本は,さいしょたくさん書いてあったから,ぜんぶ読めるかなと思っていた。でも,すごい話がおもしろかった。とくに、大ちゃんは発見をたくさんしているところがおもしろかった。つりをしているところで,私もしたいなと思った。

 

読書感想文は夏休みの課題に出していない。しかし,進んで書いてくる子が何人もいたね。驚いた。よく書けていると思う。欲を言えば,自分の経験と主人公の行動を比べてより深く考えて読もう。来週は読書感想文を書く指導をする。先生は指導して書かせるので,夏休みの課題にはしない。

 

 漢字テスト

 2年生の漢字読み,書きテストを行っている。

 1回目は10013人,908人,802人,701人,601人,302人だった。平均点は88点。

2回目は10015人,90点4人,80点5人,70点2人,601人だった。平均点は91点。

3回目は10016人,90点4人,80点1人,70点2人,601人,50点2人,40点1人だった。平均点は88点。

何度も行っている漢字テストである。したがって,この平均点は低い。70点以下の子は練習が必要だ。自学で復習しておこう。

10問テストを全員が終えるのに,30分くらいかかる。慣れると早くなるだろう。しかし,10問のままだと朝自習では終わらないだろうな。そこで,5問ずつ朝自習で終えるようにしよう。先週で30問を終えた。だから,今週からは40問目から5問ずつ行おう。

間違った漢字は放課後に再テストをしよう。再テストが終わってから,下校だ。5問くらいなら大丈夫だろう。次のようにする。

 

漢字の読みだけを1行空けでノートに書く。班ごとに丸付けをする。

読みの横に漢字を書く。出来た子から,班の漢字リーダーが丸を付ける。

間違った漢字は,放課後それだけを再テストをする。

 


 8月23日(木)
 1学期の子どもの文章を整理している。
 

レポート作文 もえちゃん

7月19日(木)に,サトウ食品の工場見学へ行った。

さおりちゃんは,こう尋ねた。

「お米の工場は,何年につくられたのですか。」

こう教えてくださった。

「7年前に工場がつくられました。」

みなみちゃんがこう尋ねた。

「お米の工場には,何人いるのですか。」

こう教えてくださった。

60人くらいですね。」

さいごに,工場の人たちにお礼を言った。

ひかるちゃんがこう言った。

「ありがとうございました。」

 

レポート作文 みずちゃん

7月19日に,サトウ食品の工場見学へ行った。

みなみちゃんがこう尋ねた。

「何人いるんですか。」

 こう教えてくださった。

60人だ。」

 私も勉強になったと思った。

 かみやまくんがこう尋ねた。

「米をつくるのに何時間かかっているのですか。」

 こう教えてくださった。

2時間から3時間だ。」

 

 上手に書けているね。

 みずちゃんが書いた「米をつくるのに」という質問は少し変だね。米をつくるためには,半年間くらい時間がかかる。春に田植えをして,秋に稲刈りをする。稲から米を取り出し,それを精米して米になる。精米を去年,大君のお父さんに教えて戴いたよね。

 ここでは,米を炊いて製品にするのにかかる時間なのだろうね。

 レポート作文は学習した内容をそのまま誰かに報告する文章だ。そこで,きちんと質問とその答えを書く必要がある。余計な話をあまり書かなくてよい。学んだ内容を正しく書く。

 そうすると,レポート作文は,このように並べた場合一人一人の作文に違いが少なくなる。それでよい。正しく伝える文章と読み手を楽しませる文章は違うのだ。


 レポート作文 ゆなちゃん

7月19日(木),サトウの切りもちとごはんの工場を見学した。

私は,問いを作ったが,他の人にしつ問されてしまった。だから,他の人のしつ問を書く。

「この工場では,何人くらいはたらいているのですか。」

 工場の人が教えて下さった。

「全員で60人,今は休む人もいるので,20人くらいです。」

 私はメモをした。

 他の人がしつ問した。

「売れている物は何ですか。」

 工場の人が教えて下さった。

「にいがたコシヒカリが一番売れています。」

 他の人がしつ問した。

「いつぐらいにできたのですか。」

 工場の人が教えて下さった。

「7年前ぐらいにできました。」

 他の人がしつ問した。

「一日に,何食ぐらい作っているのですか。」

 工場の人が教えて下さった。

50万食作っています。」

 私はとてもおどろいた。なぜなら,一日に50万食も作っているからだ。手がいたくならないのか。

 このように,わかったことがいっぱいあった。今どは,ちがう所で見学をしたいな。

 

レポート作文 ひかちゃん

7月19日(木)に,サトウ食品の工場へ見学に行った。

誰かが尋ねた。

「どこで売っているのですか。」

 こう教えて下さった。

「ダイエーやコンビニで売っているよ。」

 私がこう尋ねた。

「なぜ,温かい部屋と寒い部屋があるのですか。」

 こう教えて下さった。

「たいている部屋とたいていない部屋があるからだよ。」

 誰かがこう尋ねた。

「何人はたらいているのですか。」

 こう教えて下さった。

「全部で60人だよ。」

 誰かが尋ねた。

「いつからあるのですか。」

 

 みんな,上手に書けているね。2学期もたくさん作文を書いてね。楽しみにしているよ。


 8月22日(水)
 学級通信
 以下の学級通信を発行した。
 

 2学期2日目

昨日は社会科,算数,体育,国語の授業をした。授業は楽しい。子どもはかわいい。素直な子達である。

 

一昨日は教室に入るなり,泣いている子がいた。

「どうした。」
「お母さんに怒られたの。」
「何で怒られたの。大丈夫だよ。」 
 かわいい子達である。

 昨日の社会科は,2学期のオリエンテーションのような授業だった。学年合同で楽しかった。買い物調べをさせる。だから,家庭での協力が必要である。

上手な買い物をするのはとても大切である。小学生から消費者教育を行う必要がある。

子どもだから,お金の学習が必要無いのではない。子どもだからこそ,お金の学習が必要なのである。きちんと金銭管理が出来る大人に育ってほしい。
 算数では,グラフを学習させた。教科書を4ページ学習させた。表に数字を書くだけでも間違う子がいた。このような練習は丁寧にさせた方がよい。全員,棒グラフの仕組みを理解した。

体育は水泳だった。私はBグループを担当している。今日はビート版を使わせて,バタ足の練習をさせた。いくら足をばたばたさせても前に進まない子がいた。顔を水に付けさせ,ひざを伸ばさせると少し進んだ。楽しそうに泳いでいた。

国語では,自由研究を発表させた。私の自由研究発表は時間がかかる。一人10文くらいで発表練習をさせた。5分間くらいである。それから一人一人に発表させる。更に,感想を交流させる。3〜5人くらい質問や感想を発表させる。これで終了である。

昨日は7人で終了した。あと3時間はかかる。

コミュニケーション能力は伝達だけでは育たない。発表に対する話し合いでコミュニケーション能力が育つ。2学期はコミュニケーション能力を育てる。

25日間自由研究づくりにかかったという子がいた。ものすごいなあ。感心した。みんな,よく調べて書いていた。

「3組は新聞が多いなあ。」

2組の子が言っていた。みんな新聞にせよなどと一言も言っていない。しかし,柳谷学級はなぜか新聞が多くなる。明日の発表も楽しみだ。
 
 班決定

3年生になってから班長をしていない子に班長を立候補させた。

1班はゆかちゃん,2班は和君,3班はせや君,4班はもりもり君,5班はりちゃんになった。

今日から新しい班である。班長に班員を決めさせる。能力が偏らないように,男女が偏らないようにだけ私は見ている。座席も子どもが決める。うるさくなりそうなところだけは,私が修正する。今日から新しい座席である。

9月に公開授業があるので,今回の班は大切である。この子達なら,大丈夫だろう。

 遊んでいるね
 なみちゃんの家が完成したそうだ。毎日友達が来て,一緒に遊んでいるそうだ。

友達と遊ぶのはよい。たくさんの子と遊ぼう。同じ子とばかり遊ぶのはあまりよくない。変化が少ないからである。
 人の家へ行ったときの挨拶,礼儀をきちんとしよう。勝手に冷蔵庫を開けてお菓子を食べる子がいるという話を以前に聴いた。君達の中にはいないだろうね。

「お客さんに出したお菓子を食べたらだめと言われる子。」

以前,学年全員にこんな質問をしたら,手を挙げる子が少なくて驚いた。

自分の家のお菓子でも,食べてよいときと悪いときがある。ましてや人の家では,食べたくても食べたい顔をしてはいけない。

友達の家では,礼儀正しくね。そして,たくさん遊ぼう。まだ暑いくらいだから,外で遊ぼう。マラソン大会も近い。虫がたくさん鳴いている。

 

レポート作文 なみちゃん

7月19日(木)にサトウ食品の工場見学へ行った。こんなことをおしえてくれた。

私がたずねた。

「ごはんは何人で作っているんですか?」

 こうおしえてくれた。

「あついへやは4人,次に入ったへやは5人,次に入ったへやも5人です。」

 4人や5人で作っていてびっくりした。でも,はたらいている人は60人だと言っていた。60人もはたらいているのは,すごいなあと思った。私は10人くらいしか見なかった。だけど,ほんとうは60人もはたらいているんだ。

 友だちが聞いた。

「なぜ,もちを作る工場とごはんを作る工場ははなれているんですか。」

 こうおっしゃった。

「米がくっついたらこまるからです。」

 米がくっついたらこまるんだと思った。

 ごはんを作る米とおもちろつくる米は分けていると言っていた。ごはんを作る米ではおもちを作れないとも言っていた。

 しかもおもちを作る米ではごはんもつくれない。私は,それは作れないだろうなと思った。

 あまりびっくりしなかったけど,少しはした。

 

 1学期の作文だ。よく書けている。こう教えてくれた。「〜。」と教えてくれた。このように「教えてくれた」などが重複している作文が何本かあった。言葉を削ると上達する。


 8月21日(火)
 腰痛日記
 今回はかなり慢性化している。最近,何人かに手術を進められた。想像しただけで痛い。
 朝は調子が良かった。しかし,一日の授業を終えるとやはり臀部に張りが出る。早退して,病院へ行く。
 いつもの病院では,あまり詳細に教えてくれない。そこで病院を変えた。
 なんともこれが病院かという建物だった。古いわけではなく,小さいのだ。病院の前で,入るかどうか躊躇した。しかし,いくつかの病院の1つを見学するつもりで入った。
 待っている人はあまりいない。ますます不安が募る。でも,痛くなってきたので,見学などという暢気な話ではなくなってきていた。
 レントゲンを撮った。空いていたので,すぐに診察して貰えた。私より5歳くらい年上の医師である。
 ここが痛いですか。こう言って,一番痛い骨を平気で触る。痛い。
 レントゲンを見て,切るという状態ではないと言う。今の状態で切ると,更に痛くなるかもしれないとも言う。もっと足に痺れが来て,慢性的に痛い状態ならば切った方がその痛みからは逃れられると言う。それでも,今のような痛みは残ると言う。
 念のため土曜日にMRIを撮ることになった。
 リハビリはマッサージ,牽引,電気だった。牽引は初めてだった。椅子に座る形で,ずいぶんと楽だった。
 リハビリを終了すると,かなり痛みが引いていた。医師の話に安堵したせいかもしれない。
 リハビリは週に2,3回通った方がよいらしい。切るという事態を考えたら,リハビリに通った方がどれだけよいかしれない。
 少し,ここに通ってみよう。痛みがかなり薄らいだ。
 初期段階では冷やした方がよいが,やはり暖めた方が腰痛にはよいと言っていた。先に聴いた話とは違うな。
 腰痛日記が終わる日はいつなのか。(^^)v

 2学期2日目
 今日は通信を発行した。
 昨日の出合いの話,夏休みの思い出発表などを少し書いた。読書を奨励していた。何と100冊を突破した子がいた。偉い。
 100冊なんて読めるはずがない。そう私が言ってしまえば,絶対に読まなかっただろう。しかし,目標を持つという指導をしたので,100冊を読むという子が誕生する。大人の思い込みが子どもの向上を妨げる。自分の尺度で子どもを見ない。素直な子はどんどん伸びていく。

 今日は社会科,算数,体育,国語の授業をした。授業は楽しい。授業をするために生まれてきたと思うくらいである。子どもはかわいい。
 本当に素直な子達である。

 昨日は教室に入るなり,泣いている子がいた。
「どうした。」
「お母さんに怒られたの。」
「何で怒られたの。大丈夫だよ。」 
 かわいい子達である。

 今日の社会科は,2学期のオリエンテーションのような授業である。学年合同で楽しかった。買い物調べをさせるので,家庭でも協力してほしい。上手な買い物をするのはとても大切である。小学生から消費者教育を行う必要がある。子どもだから,お金の学習は必要が無いのではない。子どもだからこそ,お金の学習をさせたい。そして,きちんと金銭管理が出来る大人に育ってほしい。
 算数では,グラフを学習させた。教科書4ページを学習させた。表に数字を書くだけでも間違う子がいる。このような練習は丁寧にさせた方がよい。全員,棒グラフの仕組みを理解しただろう。
 体育は水泳だった。私はBグループを担当している。今日はビート版を使って,バタ足の練習をさせた。いくら足をばたばたさせても前に進まない子がいた。顔を水に付けさせ,ひざを伸ばさせると少し進んだ。楽しそうに泳いでいた。私は腰が痛いので,プールサイドで指導した。
 国語では,自由研究を発表させた。私の自由研究発表は時間がかかる。一人10文くらいで発表練習させる。5分間くらいである。それから一人一人発表させる。更に,感想交流をさせる。3〜5人くらい質問や感想を発表する。これで終了である。今日は7人で終了した。あと3時間はかかる。コミュニケーション能力は伝達だけでは育たない。発表に対する話し合いでコミュニケーション能力が育つ。2学期はコミュニケーション能力を育成する。25日間自由研究づくりにかかったという子がいた。ものすごいなあ。感心した。みんな,よく調べて書いていた。3組は新聞が多いなあ。2組の子が言っていた。みんな新聞にせよなどと一言も言っていない。しかし,柳谷学級はなぜか新聞が多くなる。すばらしい子ども達である。明日の発表も楽しみだ。
 
 班決定
 3年生になってから班長をしていない子に班長を立候補させた。
 明日から新しい班である。班長に班員を決めさせる。能力が偏らないように,男女が偏らないようにだけ私は見ている。座席も子どもが決める。うるさくなりそうなところだけは私が修正する。明日から新しい座席である。9月に公開授業があるので,今回の班は大切である。この子達なら,大丈夫だ。

 遊んでいるね
 なみちゃんの家が新しくなった。そこで,毎日友達が来て遊んでいるようだ。友達と遊ぶのはよい。たくさんの子と遊ぼう。同じ子とばかり遊ぶのはあまりよくない。変化が少ないからである。
 人の家へ行ったときの挨拶,礼儀をきちんとしよう。勝手に冷蔵庫を開けてお菓子を食べる子の話も以前に聴いたよ。君達の中にはいないだろうね。
「お客さんに出したお菓子を食べたらだめと言われる子。」
 以前,学年でこんな質問をしたら,手を挙げる子が少なくて驚いた。自分の家のお菓子でも,食べてよいときと悪いときがある。ましてや人の家では,食べたくても食べたい顔をしてはいけない。
 友達の家では,礼儀正しくね。そして,たくさん遊ぼう。まだ暑いくらいだから,外で遊ぼう。虫がたくさん鳴いている。


 8月17日(金)
 これから弘前へ行く。明日から2日間,弘前で研究会である。
 教室の整理も出来た。来週からの2学期の準備も万全である。
 腰の調子もようやくよくなった。まだ,少し痛いが。今回はかなり回復に時間がかかっている。
 子ども達との再会が楽しみである。


 8月13日(月)
 昨日は朝10時から夜7時まで『読解力マスターカード』の検討を行った。殆ど釜谷さんの教材の検討で終わった。
 読むための学習用語を何度も何度も指導する教材である。
 今月末脱稿を目指し,加速する。
 終了後,赤ちょうちんで歓談する。

 今日は朝から出勤した。鍛国研/空知ゼミの荷物を少し整理した。それだけでダンボール5つくらいあった。
 他はあまり片付けられなかった。午前中で断念して帰宅する。

 帰宅後,矢田さんが集約してくれたアンケートを読む。多くの方に喜んで戴けたようである。更に11月へ向けての決意をした。
 11月の修業講では,きちんと我々の主張をする。焦点精査,学習用語を解説していこう。
 11月の修業講が今から楽しみである。
 アンケートをHPにアップした。

 17日から弘前である。でき学での学びが待ち遠しい。電車で一人で行く。弘前に新しく出来た東横インに宿泊する。
 17日からの行程

 17日札幌駅10:37スーパー北斗10号−13:50函館着,13:54函館発スーパー白鳥28号−15:41青森着,15:45青森発−16:15弘前着
 東横イン弘崎駅前店2泊(0172−31−2045)
 
 18日8:00弘前駅発−8:13平賀着,8:30会場着

 会場名称:青森県平川市文化センター
 所在地  :〒036-0102 青森県平川市光城2丁目30−1     
 電話番号:0172-44-1221

 17:00会場発−17:20平賀着,17:36平賀発−17:49弘前着
 18:00弘前プリンスホテルで懇親会
 
 19日8:30弘前駅発−8:43平賀着,9:00会場着

 10時20分,私の授業開始。15時には失礼する。15:30でも間に合うかも知れない。駅で尋ねよう。
 
 15時36分平賀発−15時49分弘前着
 16時23分弘前発−17時12分青森着)
 17時22分青森発−19時20分函館着(スーパー白鳥19号,4号車4番D席)
 19時42分函館発−22時56分札幌着(スーパー北斗21号,5号車8番D席)

 19日には私も授業をさせて貰う。講座内容を決めていない。コミュニケーションの講座なので,隣の人直撃インタビューにしようかな。今回の函館と同じ教材だが,このように目的に応じて違う使い方が出来るという講座にしよう。特に,コミュニケーションを適正に成立させるためには,メモが重要である。メモの指導をきちんとしよう。

 明日も明後日も出勤して,教室の荷物を整理する。2学期に,転勤に備えよう。来年春には転勤だろう。


 8月11日(土)
 夏季休業17日目
 足が上がるようになった。しかしまだ,寝返りが出来ない。
 体がかなり真っ直ぐになってきた。パソコンを1時間打ったら,少し休んで甲子園を観戦した。階段で手すりを持たなくても歩けるようになった。今回の回復はかなりのスローペースである。しかし,このようにじっくり回復させるのが体によいのだろう。
 明日から出勤して働く。仕事がたまっている。先月末に始まった腰痛である。今回は過去になく,回復に一番長くかかった。これからは体を鍛えていこう。腰痛の苦しみを痛感した夏休みだった。


 8月10日(金)
 夏季休業16日目
 さすがに体が疲れたようだ。それでも函館へ出発するときに比べると,雲泥の差である。函館からの帰路で,かなり回復した。
 修業講参加者への礼状を書いて終わる。高校野球を終日テレビで観戦した。これでかなり体を休めた。
 歩ける。しかし,階段で足を上げるのが困難である。


 8月9日(木)
 夏季休業15日目
 いよいよ修業講である。
 ホテルを7時に出発し,朝市で食事をした。去年と同じく,烏賊釣りをした。うにといくらと烏賊の刺身での朝食である。
 8時にホテルを出発した。9時前に会場に着いた。9時開場なので,しばしの時間があった。
 9時から準備を始め,9時30分には受付開始である。十分間にあった。
 多くの参加者のお蔭様で,楽しい一日だった。以下,礼状である。有難い一日だった。
 参加者もスタッフも喜んでくれたイベントだった。開催してよかったと実感した。来年は8月4日(月)に決めた。

 

2006年8月11日(土)

10回国語修業講(函館会場)参加者各位

鍛国研(「鍛える国語教室」研究会)/空知ゼミ

代表 柳谷直明(岩見沢市立美園小)

HP http://www17.plala.or.jp/naoir2006/index.html

御礼

拝啓 盛夏の候 先生には,益々御清祥の段,何よりの慶事とお慶び申し上げます。

此の度は第10回国語修業講に御参加戴き,心から感謝申し上げます。皆様のお蔭様にて,この夏も皆様と野口芳宏主宰との楽しい時間を過ごさせて戴きました。

イベント開催は私達の教師修業の一つです。イベント運営者として,更に講座講師として多くの経験をさせて戴きました。特に,主宰から学んだ『大造じいさんとがん』の鑑賞指導での感動が忘れられません。頭領としての責任や仲間を守る本能を超えた残雪の決死の勇気を主宰から御指導戴きました。

鍛国研(「鍛える国語教室」研究会)では,学力形成を保障しない国語授業,生活に役立たない国語授業の改革目指しています。向上的変容の喜びの連続保障が子どもを国語好きにします。主宰に学んでいる我々が,国語好きの子どもを育てる,国語学力形成を保障する授業をそれぞれの学校で提案していきましょう。

主宰は主義・主張を超えた国語授業の正統を目指されています。このような主宰からの学びを多くの先生,そして多くの子どもへと伝えていくのが我々の使命です。一回一回の学びを大切にし,我々が後世へ伝えて参りましょう。どうか,皆様のお力添えをお願い申し上げます。

今回も皆様のお蔭様にて,成功裏に終えました。有難うございました。再会を楽しみにしております。次回の御参加もお待ちしております。          頓首

 

*以下,お知らせです。次回の修業講へのお申込みを既に戴いております。御予約はメールでお願い致します。柳谷直明 naoir2006@topaz.plala.or.jp

1) 野口芳宏主宰との学習会を連続開催! テーマ「授業力を向上的に変容させる国語修業講〜『授業評価表』で仲間と楽しく授業力を向上させましょう〜」

@第11回国語修業講(釧路会場)20071123日(金)釧路での初開催!

A第12回国語修業講(旭川会場)2008年1月11日(金)昨年に引き続き連続開催!

B第13回国語修業講(函館会場)2008年8月4日(月)新企画での開催予定!

2) 野口芳宏主宰の小学生への授業を公開! 「学習用語の系統化」をテーマとした公開研究会が別海町立野付小学校にて開催されます。第11回国語修業講(釧路会場)の前日,1122日(木)です。参加費2000円です。野口主宰の公開授業,講演に学び合いましょう。(講師,野口芳宏主宰/野付小共同研究者,柳谷直明)

3) 学び合う仲間募集! 鍛国研函館ゼミ,鍛国研空知ゼミへ参加しませんか。

進みつつある教師のみ,人を教える権利あり」です。国語学力形成を全ての

子に保障する楽しい国語授業づくりに挑戦しましょう。お気軽に御参加下さい。

4) 全国の先生と国語を学び合う鍛国研(「鍛える国語教室」研究会)ML開設! 参加資格はありません。国語の情報交流をしています。こちらも御参加下さい。


 8月8日(水)
 夏季休業14日目
 朝7時に冨樫さんが迎えに来てくれる。立ち上がれなかったら,諦めるしかないと思っていた。しかし,何とか歩けたので出発する。
 車に乗っていても,痛い状態である。途中中山峠での休憩でも,体を真っ直ぐにして歩けなかった。左の腰が痛いので,くの字になる。
 それでも冨樫さんの車は乗りやすいので助かった。函館へ着いてから,ラッキーピエロで食事をして,その後函館文学館で石川啄木の展示を見た。3時間くらい歩いたら,もう歩けなくなった。そこで,ホテルへ戻り,冨樫さんの車で谷地頭温泉へ行った。温泉は腰によくない。しかし,翌日の学習会に備えて,体を洗った。お湯には入らなかった。これで少し,調子が回復した。
 18時から懇親会である。講師と役員のみんなと歓談した。それで私は失礼した。
 その後,渥美さんとホテルで渥美さんの研究の話を伺った。楽しい時間だった。腰の痛みを忘れて,話し続けた。


 8月7日(火)
 夏季休業13日目

 出勤して仕事をする。歩くのもやっとである。しかし,仕事をせねば。無理をすると癖になるらしい。そんなことを言っていられない。9日には,修業講本番である。冨樫さんが手伝ってくれて4時に終わる。冨樫さんがいなければ何も出来なかった。助かった。
 いよいよ明日から函館へ出張である。旅費は出るかでないか分からないが,一応出張としておこう。我々教員は研究会へ参加しても,旅費など出ないのはよくある。自らの学びは子ども達のためである。旅費など当てにしないで学びに行こう。体調はかなり不安である。

 以上,8月は腰痛日記から始まった。みずちゃんから腰は大丈夫ですかとお手紙が届いた。自分も入院しているのに何と優しい子か。自分が苦しい分だけ,人の痛みが分かるのだろう。涙が出そうになった。今日で5人,手紙が届いた。かわいい子ども達である。


 8月6日(月)
 夏季休業12日目

 修業講の準備待ったなしの段階である。ようやく歩ける状態で,終日パソコンを打つ。すると,夜中眠れないくらい激痛に苦しめられた。


 8月5日(日)
 夏季休業11日目

 終日寝込む。殆ど回復していない。腰だけでなく,背中から尻の全体に痛みが広がる。手術をしないと回復しないのか。弱気になる。


 8月4日(土)
 夏季休業10日目

 終日寝込む。ようやく立てる状態である。


 8月3日(金)
 夏季休業9日目
 
 殆ど立てない状態である。しかし,壁を伝わって無理に温泉に入る。温泉に入らなければ,全く動けないからである。温泉へ少しだけ入り,腰だけを水で冷やす。すると少しは回復した。しかし帰りは車の運転もできない。レベル5に近い。帰宅後寝込む。


 8月2日(木)
 夏季休業8日目
 
 最悪である。レベル4である。限りなくレベル5に近い。刺される痛さである。終日寝込む。


 8月1日(水)
 夏季休業7日目

 ニセコの温泉にいる。修業講の最終案内も郵送した。後は『読解力』の執筆に専念したい。そう考えての旅だった。しかし,腰痛は温泉に弱いらしい。ニセコの温泉で再再発した。