妹背牛小学校平成27年度前期行事予定 後期行事予定

 270430 5年生へのPRスピーチ授業
 明日は5年生へ授業します。6年生,1年生に続き,3学年目です。あと3学年を5月中に指導したい。(^^)v 指導(案)


 270428 学校通信第2号発行
 学校通信を発行しました。御覧ください。妹背牛小学校通信第2号


 270422 授業改善第9条
 9 文章批評1
 仲間の文章を読んでいても,気になる。題名は鉤か二重鉤か。(出版社によっても違うらしいが。)鉤は1マス目か2マス目か。教科書では,1マス目である。鉤にとを続けると,会話文と地の文の区別が分かり難い。(会話文と地の文を2文にした方がよい。「読める人。」こう問わない。このようにである。)「充分」は「十分」である。「白いはなびら」と「白いはなびら。」。この違いは何か。必要があるから書いているのだろう。したがって,文末の「必要がある」は不要である。また「必要がある」がある。漢字の板書の目的は語彙の増加である。机間巡視の目的は何か。「子供の教師理解」は理解できない。「御覧」と「ご覧」の表記の違いは何か深意があるのか。「行動から心情が分かる」こうあるが言い切れるのか。例えば,「結構です」と拒絶の行動から真意が分かるの。まさに文脈が分からなければ,音読の仕方は分からない。「たんけんしよう。」を誰がどのような場面で言うかで,言い方は変わるからである。子供が大人へ言う場合。子供が子供へ言う場合。大人が子供に言う場合。親が子供に言う場合。先生が子供に言う場合。それぞれで音読の仕方は変わる。探検したくない相手を探検に誘う場合には,「しよう」は小さい声で私は言う。更に,間を空ける。強調と昇調の議論は正しいか。私はしない。昇調なのか降調なのかという議論にすべきである。理由なのか根拠なのか。野口先生は根拠とおっしゃる。2ページの原稿でこれくらい気になる。
 10 文章批評2
 なぜ,全員参加を保障する必要があるのか。全員参加を保障していない授業があるからである。では,どのような授業が学校現場では行われているか。例えば,こうである。
 このように,問題があるから書く必要がある。問題がなければ書く必要はない。釈迦に説法である。現場では,こんなに問題が山積している。だから私はこの2ページの紙面を使わせてもらい,提案する。だからこの提案には,価値がある。このくらいの勢いがほしい。平坦な文章は読んでいてつまらない。つまらないという私の個人的印象感情だけでなく,平坦な提案に紙面を割く必要はない。机間巡視の記述は丁寧である。机間巡視は授業改善のヒント探しである。なぜ「何度も書かせる」のか。なぜ「一言」で書かせるのか。事例が少ない。読者が共感する事例を書く。その問題点を指摘する。すると,読者も本気になって読む。1時間の授業の中で,どのくらいノートに書かせているのか。ノートを出させていない授業すらある。文字を書けない1年生の授業はどうするのか。毎時間,自分の考えをノートに書かせている学級は多いのか少ないのか。少ない。なぜならば,書かせると時間がかかるからである。そんなことはない,と反論する教師はいるだろう。では,『学習指導要領』に書かれてある「書くこと」領域の授業時数は確保しているだろうか。高学年で年間55時間程度である。高学年の国語科年間標準時数175時間中55時間程度である。国語の授業時間の3割を「書くこと」領域に使っているだろうか。使っている学級はほとんどないだろう。私が担任だったときには,「読むこと」領域の授業時数より「書くこと」領域の授業時数の方に多く使った。毎時間どの教科でも書かせた。その結果,学校全体でトップの成績だった。このように,「書くこと」領域の授業時数を保障し,更に毎時間自分の考えを書かせていれば,学力は必然的に高くなる。書かせていない実態がある。だから,書かせる必要がある。書かせると学力が向上する。それがノート作業である。こう事例から論述してもらいたい。


 270421 明日は1年生でスピーチ指導
 今年度は6年生で2時間の読解指導を行いました。明日は1年生でスピーチ指導を行います。メモも何も見ずに,堂々と話ができる子供,表現力豊かな子供の育成を目指しています。名前,挨拶,好きな食べ物をみんなの前で話す経験をさせます。楽しみです。指導(案) 


 270410 授業改善第7条
 7 板書を工夫しよう。
 テレビを使ったり,ミニ黒板を使ったりと先生方は工夫されている。大変すばらしい。更に,本時が何を題材として,何を習得させているのかが分かる板書を期待している。課題を書いたり問題を書いたり,解決を書いたり解を書いたり,その間の思考を書いたりなどさらに工夫してもらいたい。時々何も板書されていない,又はほとんど板書されていない授業を見ると悲しくなる。それでは1時間の授業で学力を形成したとは言えないだろう。学力の形成が授業の第一の目的である。形成した学力を言葉で板書しよう。
 8 笑顔がほしい。
 笑顔が似合う教師になりたい。笑顔で授業している先生を見るとこちらも笑顔になる。逆に笑顔のない先生の授業を見るとそれだけで難しく感じる。是非,笑顔を心がけて授業したいものである。


 270410 授業改善第6条
 6 指導法を校内で滑らかに系統立てる。
 カリキュラムには,教育内容だけでなく,教育方法も書くべきである。なぜならば,指導法が全て担任に任されていると,担任が変わったときの子供の負担が大きいからである。学校の特色の一つとして,指導法の系統化も図りたい。しかし,全学級が児童の実態や教師の工夫を活かせない指導法の全校統一には賛同できない。そこで,指導法の滑らかな系統化を指導している。例えば,漢字指導である。これまでの経験を活かした指導法に先生方が取り組まれるのは有難い。そこへ少しの共通項を学校として持ちたい。教科書巻末に新出漢字と筆順が書いてある。私が若かった頃の教科書には,筆順が書いていなかった。しかし,今はかなり丁寧に書いてある。そこで,漢字指導に教科書巻末を使う。教科書巻末を使うと,未習漢字も自習できる。他に私が提案している指導法は次の4点である。@ 1日4つ。A 筆順を見ながらの掌に書かせる掌書き。B 筆順を見ないので掌書き。C 空に向かって大きく書く空書きで点検し合わせる。点検は先生が行ってもよいが,子供たち同士で点検させるとよい。「二人に空書きを見てもらい,いいよと言われたら他の人を点検してあげる。」全くこの通りでなくてよい。しかし,自分でよいと判断した方法は用いてもらいたい。少なくても,教科書巻末は使おう。
 7 学級経営を改善しよう。校長のお世話 学級経営改善一〇か条
 きちんとできていると思うが、思い付きの余計なお世話を書いてみた。
 子供からの第一印象も大事であり、保護者からの第一印象も大事である。まずは見た目で評価される。
 明日はPTA総会もあるので、きちんと正装して授業参観・総会・懇談会に臨んでもらいたい。(できれば背広で。どうしても背広を着たくない方は清楚な格好で。背広の際には、校内であっても革靴が見栄えがよい。)
 明日の授業参観に向けて、より美しい学級づくりを期待する。
 学級経営を改善しよう。例えば、次はできているだろうか。思い付きを書いてみた。学級経営改善策一〇か条である。
 @ 教科書の表紙を折り目正しく折らせているか。机上の教科書等の配置は指導しているか。

 A 机上に出すものを限定しているか。私は国語も算数も消しゴムを出させていなかった。清書やテスト以外では、いちいち消させると前に進めない子供がいるからである。間違いは宝だから消させない。間違いに改善の解がある。
 B 読みかけの本は近くにあるか。机の中に入らなければ、後ろの棚に並ばせる。本を紹介するように並べるとブック・ショウウィンドーのようで見栄えがよい。きれいな教室にきれいな心が宿る。
 C 立腰を指導しているか。姿勢を正させる方法として、「腰骨を立てる。」と指導する。
 D 話し手を見させているか。そして、話を聞いているかを評価しているか。「今、木村君の発言をいえる人。」こう問えば評価できる。
 E 配付物は子供が見やすいように、丁寧に配付しているか。相手が読みやすい向きに配る。
 F 配るときには「はい、どうぞ。」。もらった時には、「有難うございます。」と言わせている。日常的な言語環境の整備である。
 G 授業中は「さん、君」を付けて指名しているか。休み時間は呼び捨てでもよいが。教師の言語環境が子供の手本である。ついでに、「ええと。」とか「あのう。」などを発話の前に置かないで話すのが適正な話し方である。
 H 机の中、ロッカーのかばんがきちんとしているかを各自に点検させているか。
 I 今日も学校へ来て楽しかったというような笑顔で下校させているか。笑顔の先生は見ていて清々しい。


 270410 PTA総会での校長挨拶
 PTA総会での校長挨拶の場面で昨年度から,経営方針の一部を説明している。今年度も説明する。そして,御理解・御協力をお願いする。
 特に,創設「郷土妹背牛」科では,地域の方の御協力が必要である。是非,保護者・地域の皆様からの情報提供をいただきたい。そして,全員が地域を誇りに思う,地域が大好きな子供たちに育てたい。
 平成27年度妹背牛小学校 学校経営達成目標とそのための方策


 270407 授業改善100か条(100を目指して,思い付きを書き続けていく。) 

授業改善策を思い付いた順に書いていく。いつかナンバリングする。
 1 「ええと」「ええ」「あのう」の不要音を削る。
 話し手として,このような音を発する間に,次の言葉を考えているのだろう。しかし,聞き手としては実に邪魔な音だ。「ええと」と伸ばされると,その音の前に何を話していたのかが分からなくなる。伸ばす前に切る。又は間を空ける。次の発話を考えるのであれば,聞き手の顔を見ながら間を空けてゆっくり話そう。「僕は」ではなく,「私は」と言おう。
子供の前では,「先生は」がよい。
 2 文章での表記を気にする。

 『表記の手引き』という本がある。教育出版で出している本である。教育出版での表記の手引きである。教育出版の教科書を使っている教員は一人一冊持つとよい。または学校に置いておき,目を通すとよいだろう。その他にも,用字辞典や文化庁で出している『新訂 公用文の書き表し方の基準(資料集)』も表記の参考になる。ご挨拶→御挨拶。子どもたち→子供たち。このような漢字表記やリーダー(……)は2マスに6点(二倍三点リーダー)とか,疑問符や感嘆符の次は一マス空けるなど,教育出版の表記ではこうなっている。「書くこと」指導でも,必要な指導事項である。板書,通信で正しい表記を心がけたい。

 3 漢字を使い語彙を増やす。

 「御」や「供」もそうだが,平仮名表記を使う教員が多い。なぜなら,学年配当漢字があるからである。その学年に配当されている漢字はまだしも,前年度配当漢字はよく分からないものである。学年配当漢字の配当順がよく分からないからである。何画以上は4年生だと分かっていれば,これから板書する漢字は習っていないかいるかが分かりやすい。しかし,そうなってはいない。「階」が3年で,その部分で使われている「比」は5年配当である。そこで,平仮名で書いておけば無難である。未習漢字を板書すると,まだ習っていませんと子供に言われる。これでは漢字だけでなく,語彙も増えない。えみ。このように平仮名で書かれると,意味が分からないから語彙は増えない。しかし,こう書くと分かる。笑み。笑うという漢字なので,笑うに関係する言葉だと分かる。笑う,笑み。このように語彙が増えていく。無理に漢字を書かせなくてよい。書きたい子には書かせればよい。それよりも語彙を増やす,読ませる目的で漢字を板書していく。語彙が増えると国語学力は向上する。

 4 一文を短くする。

 「ので,し,が,とか」などの接続助詞を使って一文を伸ばすのは,音声でも文字でも見られる。接続助詞を使うと,文末が遠くなる。日本語は文末に判断が表れるのだから,話し手・書き手の判断が伝わり難くなる。それは文末の余計な言葉でも,同様である。「考える」だの「考えない」だの「思う」だの「思わない」など文末に加わると,どのような判断を伝えたいのが分かり難くなる。「〜である」「〜でない」「〜た」「〜す」。文末はすっきりさせる。接続助詞を削って一文を短くする。このような指導で,スピーチも作文も上達する。

 5 机間巡視で実態から授業を改善する。

 机間巡視には,次の2つの目的がある。個別指導と実態把握である。発問・指示した際,子供に作業を課す。その作業で戸惑っている子供がいれば,個別指導で支援する。更に,実態把握である。作業で子供の実態が見える。子供の不備・不足・不十分が作業で顕在する。そして,子供の問題点から授業展開を改善する。想定していた反応がない場合には,更にどうすると目指している状態に高められるかを判断し,授業展開を改善する。支援がたくさん必要な作業だったり,支援が必要な子供が多かったりした場合には,発問・指示の問題である。補助指導が必要である。十分に達成されている状態であれば,解を発表させ,次の発問・指示に移る。授業は指導と評価の連続である。実態把握のための机間巡視を行う我々には,授業中に座っている余裕はない。


 270406 着任式・始業式・入学式
 午前の業務が終了した。新しい職員を迎え,清々しいスタートだった。御多用の中,多くの御来賓の皆様に御来校いただいた。心から感謝したい。地域・保護者・同窓の皆様に見守られての妹背牛小学校は実に温かい。新1年生13名も全員立派に入学式に臨んでいた。挨拶がきちんとできる子供たちである。明日から楽しみである。
「子供たちの笑顔が見たいので,先生方も笑顔で接してほしい。」
 今朝の職員朝会では,これだけに限定して話した。笑顔いっぱい,元気いっぱい,お花いっぱいの学校にしたい。
 午後は職員会議,中学校の入学式,その後も職員会議である。よりよい学校づくりのために,細部まで話し合いたい。
 平成27年度妹背牛小学校通信第1号 


 270403 校長業務
 校長業務も3年目になると,細部が見えてくる。これは教頭の際にも感じた経験だ。教頭1年目は違う職種のような業務に戸惑うばかりだった。しかし,それなりに業務をこなしていた。教頭2年目になると,1年目より忙しくなった。「仕事が見えるようになったからですよ。」事務の先生にこう言われた。気が付かない所で校長先生のお世話になっていただろう。確かに,分からないことが分かるようになるとそれぞれの改善を考えたくなる。すると,業務は増す。今年度は細部が気になる。それは意識が広がってきたからだろう。楽しい日々を過ごせそうだ。有難い。


 270401 新年度スタート
 今日から新年度が始まった。職員も学級も増えて,楽しい。校内人事を発表する。安全・安心の学校づくりを行う。
 明日は今年度最初の国語塾。18時30分妹背牛町民会館。