妹背牛小学校後期行事予定


 270318 卒業式発行校長室通信第31号
 式辞と一緒です。保護者へ発行します。卒業式が楽しみです。校長室通信第31号


 270306 今日は式辞を書いた。
 今日はじっくりと式辞を書いた。子供たちとも遊べた。楽しい一日だった。
 

式辞

開拓者,森源三先生が拓かれたここ妹背牛の地にも,温かな日差しが満ちているよき日,妹背牛小学校第四四回卒業式を迎えました。

本日は御多用の中,御臨席賜りました妹背牛町長,寺崎一郎様を始め,御来賓の皆様に深く感謝申し上げます。有難うございます。

保護者の皆様,本日は誠におめでとうございます。立派な我が子を御覧になり,感慨無量のことと御推察申し上げます。今日までの出来事一つ一つが喜びとして思い出されることでしょう。雨の日も雪の日も学校へ送り出してくださったお蔭様で本日の晴の日を迎えることができました。偏に,保護者の皆様の御慈愛の賜です。心から感謝申し上げます。ランドセルに隠れるくらい小さかった我が子が今,ステージで堂々と卒業証書を受け取りました。これで小学校の全課程が修了しました。

卒業生の皆さん,卒業おめでとう。皆さんのよさは何と言っても素直さと優しさ。縦割り班活動では,下の学年の面倒をよく見てくれた。みんな,優しい卒業生が大好きだ。六年生を送る会でのたくさんの贈り物がその証拠。運動能力が高い君たちの発表もかっこよかった。感謝会でのたくさんの料理もおいしかった。ピアノも上手で驚いた。最近実施したチャレンジテストでは,全道平均を超えていた。学力も高い。これからも優しく,自分によいところがたくさんあると自信を持って全員が言い続ける卒業生でいてほしい。

アルベルト・シュバイツァー博士のように苦しんでいる人に貢献しよう。マララ氏のように勇気を持って学び続けよう。君たちにこう話してきた。そして,森源三先生を紹介した。本校の敷地をくださった森先生は妹背牛町を開拓した大恩人でもある。その森先生が北海道大学の前身,札幌農学校第二代校長として,新渡戸稲造先生などの多くの偉人を卒業させた。新渡戸先生はおっしゃった。「願わくば,われ,太平洋の橋とならん」。大きな夢だ。新渡戸先生は亡くなるまで世界平和のために働かれて青年時代の夢を,大志を実現された。森先生は「少年よ,大志を抱け」で有名な札幌農学校初代教頭クラーク博士とも,一緒に働かれていた。そんな偉大な森先生を先人に持つ君たちこそ,大きな夢,大志を抱き,できれば北海道大学へ進学してほしい。北海道大学へ進学しなくても,我が道を歩み,夢を叶えて。そして,世界平和に貢献する地球市民に育ってもらいたい。

有難いと感謝する心,学ぼうとする謙虚な心が自分を更に伸ばす。全員に,よいところがたくさんある。それは親,先生,地域の人,同窓の先輩,そして郷土妹背牛を開拓した先人のお蔭様だと感謝し,その恩に報いるために学び続け,みんなのすてきな夢を叶え,多くの人に役立とう。未来は自分の心で決まる。勉強ができるとかできないとか,運動が得意とか得意でないとかを自分で決めず,諦めずに挑戦し,輝き続けよう。

最後に在校生の皆さん,君たちも立派だ。なぜなら,今日まで,全員ががんばってきたからだよ。六年生の卒業は寂しい。しかし,笑顔で送ろう。今日は卒業生の旅立ちの日だから。卒業生は今日を忘れない。在校生のみんなもいつまでも今日を忘れないでほしい。

歴史と伝統を誇る妹背牛小学校の卒業式で優秀な卒業生と共有できたこの時間に感謝し,ここにいらっしゃる全ての皆様の幸せを祈りながら,ここにいる児童全員が自分に勝ち,夢を叶え,世界で活躍する日を楽しみにしているとの期待を述べ,式辞とします。

平成二七年三月二〇日

妹背牛町立妹背牛小学校第一五代校長 柳谷直明  


 270305 今日は国語塾!
 妹背牛で始めた国語塾も今年度今日で最後だ。先生方が学び合う場にしたいと続けているが,なかなかそうはいかない。それでも保護者や子供が来てくれるので,楽しく続けることができた。来年度も続けていきたい。


 270301 学校通信2月号原稿
 主な学校改善を振り返った。有難い,学びの1年間だった。雪はいつの間にか消えてゆく。
 妹背牛小学校通信2月号原稿