平成23年度三笠小行事予定1 

 2305日記

 5月30日 運動会盛会裏にて終了
 
 運動会が盛会裏にて終了した。統合により児童が増え,時間が延びるかと危惧していた。しかし,実にスムーズな進行だった。雨に当たる前,終了した。優秀な職員の努力,すてきな保護者の協力,そして素直な子供達のがんばりの結果である。更に,地域住民の皆様の御協力のお陰でもある。何一つ苦情は無かった。有難い。

      

     

     

 5月22日 鍛国研第51回空知ゼミ例会を終了

 今回から国語授業塾と称し,例会を再開した。歌志内時代も入れると51回を超えるが,例会の再開するという意味で51回とした。
 参加者は35名だった。岩見沢美園小や光陵中の教え子や保護者,地域の方,そして,三笠小の子供達と保護者が参加下さった。多くの参加者に感謝する。地域住民・保護者・子供達への学力向上に少し貢献できた有意義な夜だった。
 このように子供と大人が共に学び合う場は見ていて感動する。新渡戸稲造が1894年に設立した遠友夜学校のように,誰もが学び合える場をこれからも提供していきたい。次回は6月10日18時30分から,三笠市立三笠小学校で行う。お待ちしている。

 第51回例会内容
 1 柳谷直明の国語テストの答え方
 国語テストには,答え方がある。問題文,問いの文,答えの文,問いの言葉,答えの言葉,時,場所,人物,事物,様子,理由等の学習用語を指導し,それで小学1年生から大人までが一緒の問題を解いていった。授業工夫としては,できる大人をどんどん進ませていた点である。大人にも子供にも飽きさせない工夫がこの塾には,求められる。

 2 冨樫忠浩氏のスピーチ指導
 国語学力マスターカードを使ったスピーチ指導だった。スピーチは抽象から具体につなげていく構造が必要である。好きな遊び,それを3つに砕く,更に3文に砕くという具体化である。すると,15文くらいの適正なスピーチになる。授業では,3文に砕くという指導を行っていた。学習用語も指導していた。短時間で完結させるという点,途中で思い付いても思い付いたような科白を言わない我慢等に改善の余地がある。

 3 冨樫いずみ氏のレポート指導
 作文力マスターカードを用いたレポート指導だった。新聞(道新『フムフム』)を用いた授業づくりを提案した。このような新たな教材開発がマスターカードを用いた授業に求められる。作文力マスターカードで書き方をマスターさせる。更に,新聞や教科書と併用した新たな使い方の創造である。教材開発の視点が提案されていた。作文の学習用語指導,引用の仕方の難・易のレベル分けを提示する意識が付加されると更に改善できる。

 両者とも一級の授業者である。我々の授業技術をいかに普及していくか,教師に貢献するかを課題として持ちながら,更に活動していきたい。我々の提案を待ち望んでいる人はいるはずだからである。参加下さった保護者,地域の皆様,子供達には,満足いただけた90分間だっただろう。

      

   

 5月12日 教員採用試験対策にもなる,模擬授業を指導する国語授業塾

 今年実施される北海道教員採用試験に模擬授業が取り入れられるそうだ。論文検査は有った方がよいが,模擬授業の方がより実践に役立つだろう。
 5月20日から三笠市立三笠小学校で行う国語授業塾はまさに模擬授業を学べる場である。我々鍛国研のメンバーや授業技術を伸ばしたい教師が参加者に授業する。参加者は大人だけでなく,小学生もいる。多くの年齢層に対する授業が求められる。したがって,授業技術がより磨かれる。
 終了後,問題点を指摘する。その場での授業批評は行わないが,鍛国研MLで批評を流す。鍛国研MLへの参加も無料である。誰でも参加できる。
 国語授業を向上させたい教師,採用試験を受ける臨採教師や学生に模擬授業の機会を提供する。今回は私が3本の模擬授業を行う。次回からは授業を行いたい人が20分程度の模擬授業を行ってよい。事前に授業希望のメールを送信するだけである。我々鍛国研は子供の幸福,子供の国語力向上,教師の授業力向上,国語授業改革が目的のボランティア団体である。特定の主義・主張に偏らない国語授業を提案している。
 6月は10日(金)の予定である。授業批評を受けたい人は授業希望メールを柳谷へ。naoir2006☆topaz.plala.or.jp(☆を@に) 共に学ぼう! (*^^)v
 平成23年5月20日(金)三笠市立三笠小学校にて開催! 模擬授業で授業力を鍛える国語授業塾 保護者・市民向け国語塾案内 マップ(岩見沢ターミナルから中央バス有。時刻表
 
 
5月11日 児童の安全・安心の為に努力する。
 
 江別市では,地域のボランティアの方が地域の安全を守るための文書を配付している。それを見ると「児童の交通事故発生状況」が書かれてあった。
 北海道警察によると全道での過去5年間の「児童の交通事故発生状況」では,徒歩での事故は少なく,乗用車や自転車に乗っている場合が多い。災害時も車での避難は危険だと,北海道新聞に掲載されていた。今回の震災で地震後直ちに走って逃げた海岸近くの中学校の防災訓練の成果が紹介されていた。多くの車は流された。
 子供の安全を守る為,学校での登下校指導は勿論,登下校時に我が子と一緒に保護者に通学路を歩いて貰うと危険を予知できるかもしれない。今年度はPTA活動として月2回の街頭指導を全保護者に呼び掛けた。保護者全員で三笠小学校の子供達全員の安全を守るためである。「全保護者での街頭指導」である。安全・安心の学校づくりがまず重要である。