2303日記

 3月24日 修了式・離任式
 今日で平成22年度業務の終了である。修了式後に離任式を行う。三笠小PTAから,統合前三笠小学校記念の図書券が贈られる。有難い。
 28日に統合校の先生方を始め,転入下さる先生方が一堂に本校に集まる。そして,午前中は学担の引き継ぎ,午後からは分掌業務の引き継ぎである。夕張は更にものすごい人数だろうが,本校も1学年の引き継ぎを旧担任4人と新担任2人の6人で行う。その後,学級編成である。ものすごい人数になる。
 
 28日以降の激務を乗り越える為,休日はゆっくりしよう。最近は膝の痛みが治まらないので,近くの温泉へよく行く。温泉でゆったりすると,その後だけ,膝の痛みが治まる。しかし,数時間すると元に戻る。気休めのようだが,少しは膝関節の回復に役立つのだろう。50歳を超えるとこうなるようだ。(*^^)v

 3月23日 年度末業務完了日
 今日で今年度業務の一切を終えよう。そして,明日の修了式を迎えよう。明日以降は新年度業務に着手する。5月末くらいまで必要な文書を書く。

 3月22日 学校通信
 今日は振り替え休業だったので,自宅で仕事をしていた。とりあえず,学校通信をざっと書いた。明日午前中に仕上げよう。今回は卒業と異動の特集である。来年度4月から,4校が統合する三笠小学校では,児童数が100名以上増える。職員もかなり増える。校務分掌,分掌業務等を新たに作成した。統合は新しい学校を創るという仕事なので,遣り甲斐がある。2年続けての統合校教頭はやや辛かったが,実に勉強になった。学校により,地域により統合の仕方は違う。それぞれの良さがある。職員を始め,子供達,保護者,地域,関係機関の皆様のお陰様で4月から統合校がスムーズに船出できる。有難い。
 感謝の思いを学校通信で伝えよう。学校通信を書くのも,教頭の面白い仕事の一つである。

 3月20日 国語科学習用語指導実践集全5巻完成
 2年前の日本言語技術教育学会で企画が持ち上がり,私が企画し,編集し,全ての原稿を校正した。残りの第1巻がようやく完成した。これで国語科授業改善に貢献できるだろう。国語科授業で何をどう指導するかを提案できる。楽しみである。このような発表の機会,学びの機会に深く感謝している。更に,学び続けよう。そして,発信し続けよう。国語科教育改善に貢献する為に。
 
 3月19日 黙禱
 東日本大震災で罹災された方全員の御幸福をお祈り申し上げます。行方不明者全員の救助をお祈り申し上げます。お亡くなりになった方全員の御冥福をお祈り申し上げます。
 筆舌に尽くし難い現実である。毎日毎日,新たな悲しみに襲われる。
 今日の新聞には,泥の中から掘り出されたランドセル,習字用具が多数掲載されていた。言葉を失う。ただただ,黙禱を捧げる。

 3月5日 日本言語技術教育学会第20回大会参加
 京都女子大付属小学校で開催された。暖かな一日だった。本州の方は寒い寒いと言っていた。しかし,マイナス10℃の北海道から飛行機で移動した者としては何とも暖かだった。
 さすが私学の子供達である。体育館へ入る際,一人一人が深々と礼をしていた。体育館に掲示されていた子供のノートはそれはそれは見事だった。
 いつもながら,テーマに正対しない話し合いが進んていた。しかし,それもまた一興である。私はいつものように,野口主宰の御発言に学んだ一日だった。
 来年度は久し振りの学習院大学での開催である。雑誌で開催を知り,一人のこのこ北海道から出席していた往時を述懐する。波多野先生が会長の頃である。野口主宰と直接出合えたこの学会は私にとっては掛替えのない場である。ますますの発展を望む。その為には,国語科学習用語を議論の中心にすべきである。

 近代的な京都駅    情緒あふれる京都の街並み

 ますますお元気な野口主宰   柳谷直明