国語科
3学期 スピーチ・メモを書かずに,筋道立てて発表することができる。
スピーチ原稿は書かせない。なぜなら,それでは,話す活動ではなく,書く活動であり,読む活動である。スピーチ原稿を書かせて,それを暗記させるのでは話す力は伸びない。
1年生からメモを書かせ,スピーチさせるのを指導している。それを全員がクリアーしてきた。更に,3年生で求めたいのは,頭メモである。頭の中に話の見出しをいくつか持つ。そして,その見出しを元に話をする。
そのような学力を育てている。まだの子もクリアーさせたい。
3学期 相手を説得するために,メモし,話し合うことができる。
話を聞きながら書くメモがメモの中で一番難しい。それを求めている。
具体的には,インタビューなどで,できるだけ話し手の顔を見ながら,大事な言葉だけをさっさとメモする訓練をさせてきた。
授業でも,メモをして,発言するという場面をつくってきた。メモを元に積極的に発言できる子が合格である。
3学期 文種に応じて文体を変え,300字程度の文章を10分間程度で書くことができる。
大方の子はクリアーするだろう。できなかった子は家庭でも訓練してほしい。
400字詰め原稿用紙で15行を超えればよい。更に,丁寧な文字で書いてあればよりよい。
3学期 行動や心情の表層義から,心情の深層義を物語文教材で読むことができる。妥当な推測で説明文教材を読むことができる。
だいたい読めているだろう。到達テストを実施する。
3学期 1・2・3年生の漢字書きテストで10割を取れる。
毎週実施している。現在は3年生の漢字読みテストを行っている。
3学期 場に応じて敬語と常体を使い分け,話したり文章を書いたりすることができる。
書くのはよい。しかし,話し言葉が気になる。挨拶も気になる子がいる。
3学期 毛筆の学習用語「画の長さ」を適正に行為化させる。ノートや作文で丁寧に文字を書くことができる。
毛筆や良い。しかし,硬筆は気になる子が多い。作文を丁寧に書けていれば合格である。
社会科
3学期 社会科テスト8割以上。新聞やポスターなどを使った発表ができる。
到達テストは無い。学年末テスト2を予告無しで行った。問題点とその解決策は保護者会で話す。予告無しで行うテストでは,点数を取れない子が多い。内容が身に付いていない。
3学期 岩見沢市の社会科ワークできちんと作業できる。
岩見沢市の学習を進めた。実際に歩かせて,学ばせた。実学である。社会科学習帳もかなり書かせた。暗記力は課題である。
算数科
今年は下記の領域で、それぞれ学びを深めていきます。
「数と計算」領域では、かけ算、わり算、大きな数
「量と測定」領域では、時間、長さ、水のかさ、重さ
「数量関係」領域では、表や棒グラフ
「図形」領域では、三角形、四角形、立体図形
「数学的な考え方」領域では、文章題
算数は系統的な学問です。1,2年生で学習してきたことの上に3年生の学習が関わってきます。ですから、ただ学習するのではなく、3年生の学習の中でも学期ごとに明確な目標を立て、子どもたちの成長がわかるようにもしていきます。
領域 |
1学期 |
2学期 |
3学期 |
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数と計算 |
かけ算 |
等号や10のかけ算 |
1桁の数の筆算 |
2桁の数の筆算 |
わり算 |
商が一桁のわり算 |
あまりのあるわり算 |
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大きな数 |
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千万までの数の表し方、位、大小、順序 |
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量と測定 |
時間 |
日、時間、分、秒 |
水のかさ ℓ、dℓ、mℓの関係 |
重さ s、gの関係 |
長さ |
q |
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数量関係 |
表や 棒グラフ |
資料の分類整理 棒グラフの読み書き |
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図形 |
・辺、頂点、直角の意味 ・三角形 ・長方形や正方形 |
・面、辺、頂点の関係 ・展開図の基礎 |
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数学的な考え方 |
・文章題を読み、式を立てる |
・文章題から答えの単位を読み取る |
・正確な式と答えを出す |
<成果>
・
とくにかけ算やわり算の文章題で、多くの図を用いて問題を解くことにより、多くの考え方を学ぶことができた。
・
国語の発表力を、わからない子への指導に用いることにより、お互いに助け合うことができた。
<課題>
・
九九の定着が、かけ算の筆算やわり算の理解に大きく影響したので、定着していない子には繰り返し練習させたい。
・
文章問題では、内容理解がとても重要だったので、練習問題に多く取り組ませ、もっと理解力をつけさせたい。
理科
◎到達目標◎
1学期〜自然に親しみ、自らの予想や仮説を持ち観察や実験をすることができる。
2学期〜自らの予想、仮説を確かめる方法や計画を立て、観察や実験をすることができる。
3学期〜予想や仮説と結果を比較し、自分の考えを深めたり、見直したりすることができる。
観察、実験、栽培、飼育を重視し、それらの活動を行う中で、自然の事物・現象について感じることができるように学習を進めてきた。
いたずらにたくさんの種類の植物や昆虫を扱うのではなく、数種類の植物や昆虫を継続的に世話することにより、生物への愛情を育みながら、成長のきまりや体のつくり、生物同士のかかわりについて見方や考え方を養った。
鏡や虫眼鏡、乾電池や豆電球、磁石を使った活動を通して、比較による問題解決の能力を育成し、それぞれの性質をとらえさせた。また、「ものづくり」を行うことにより、子どもの知的好奇心を高め、実感を伴う理解を図った。
日なたと日陰の地面を比較して変化のきまりに気づかせた。子どもが体を動かして体験的に学びを深める中で、日常生活に結びついた理解を深めていけるようにした。
<第4学年の学習>
「季節と生き物」「空気と水の性質」「温度と物の性質」「電気の働き」「月と星」「水の変化」
音楽科
◎到達目標◎
【歌唱】1学期〜明るくのびやかな声で、楽しく歌うことができる。
2学期〜腹式呼吸をすることを意識して、きれいな声で歌うことができる。
3学期〜互いの声を聴きながら、部分二部合唱をすることができる。
【器楽】1学期〜リコーダーの扱い方や奏法に気をつけ、簡単な旋律を吹くことができる。
2学期〜リズム楽器の伴奏に合わせて、リコーダーを吹くことができる。
3学期〜グループでアンサンブルができる。
呼吸・発声に気をつけさせながら歌唱指導をしてきた。歌に曲想をつけることで、より親しみ、楽しんで歌うことができた。
リコーダー学習は、読譜指導も取り入れながら進めてきた。練習曲を歌詞で歌う。階名で歌う。運指を確認する。音を出す。と言うように段階を経て、小節を短く区切って練習を進めてきた。
鍵盤ハーモニカやリコーダーで、合奏することができるようになった。
図画工作科
3学期 紙版画ができる。
2学期に実施した。特に人物の動きやバランスを指導した。子どもは楽しんでいた。しかし,刷るのが大変だった。漫画と絵を混同している子がほとんどである。頭が大きくなるのは,漫画,人形である。
3学期 色や飾りを工夫して作品をつくることができる。
パラシュートで遊ばせた。窓から中庭に投げて,楽しく遊んでいた。
3学期 自画像で彩色を指導している。
体育科
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1学期 |
2学期 |
3学期 |
器械 |
鉄棒 ・補助逆上がり ・膝掛けふり上がり ・片膝かけ上がり ・前回り下り |
マット ・横、前、後ろころがり ・壁逆立ち 跳び箱 ・またぎごし ・かかえ込み跳び |
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陸上 |
リレー ・バトンの受け渡し 幅跳び ・立ち幅跳び ・片足踏み切り 高跳び ・色々な跳び方を工夫する |
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ボール |
キックベースボール ・ルールの理解 |
ラインサッカー ・パス、ドリブル ・ルールの理解 |
ポートボール ・パス、ドリブル ・ルールの理解 |
健康 |
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・食事、休養、睡眠と健康の関係 |
<成果>
・
準備体操後に筋力トレーニングを入れることにより、基礎体力の向上に努めることができた。
・
ボール運動のルールの理解から、集団行動におけるルールの大切さを学ぶことができた。
<課題>
・
準備体操後にグラウンドや体育館を走ることにより、持久力をつけさせたい。
総合学習
◎ねらい◎
・インターネットで検索をしたり、ローマ字入力をしたりすることができる。
・福祉学習を通して、自分たちにできることを考え、考えたことをわかりやすく、みんなに伝えることができる。
・仲間と協力しあいながら計画を立て、準備をし、ものを作り上げることができる。
『共に生きる力』を育てたいと考え、「車いす体験」「北翔館訪問」「駒園幼稚園訪問」の取り組みをし
た。その中で、子どもたちは仲間の大切さや、人とのかかわり方を身につけることができた。又、美園フェスティバルでは、課題作り・調査・まとめ・伝え・発表する活動を通して、自分の学びを振り返ったり、力を伸ばしてきた。中には、さらに疑問や課題を持ち、冬休みの自由研究として研究する子も出てきた。
「雪は友達」では、大変な作業にもかかわらず、仲間と協力しあいながら、力を尽くしていた。