国語学力マスターカード

国語科学習指導案　『読書PR大会』[i]

2007年６月16日（水）11時40分～12時05分

石川県羽咋市鶴多町亀田１７番地羽咋市文化会館」内研修室，(0767)22-3311

授業者　柳谷直明（北海道岩見沢市立美園小学校）

　本時（１／１）の指導事項を具体的に把握する。[ii]

（１）指導事項――次の学習用語を指導し，表現活動で行為化させる。――

話し合い方　①丁寧，②視線，③速度，④音量，⑤発言メモ。

（２）指導事項の配列

時配

子どもの言語活動

指導事項（ゴシック体が学習用語）

備考

３分

７分

５分

７分

３分

１　音読

・一斉音読。

・学習目標，学習事項，学習用語を知る。

・今日は「話し合い方」が向上すると知る。

・「読書PR例」を学習用語で評価し合う。

２　メモ

・「挨拶・目的」や「お礼・挨拶」を型通りに話す。

・「書名・著者名」「よさ１」「よさ２」「クイズ・交流」をメモさせる。

・メモを見ながら，メモ無しを目指して練習。

３　準備

・「丁寧」「視線」「速度」「音量」を評価し合う。

・上手になるまで，何度も評価して貰う。

　４　実行

・全員の前でPRする。（本時では，全員が出来ない。）

・本を見せながら話す。

　５　評価

・「➌評価」で採点。

・「話し合い方」の向上。

１　音読

・学習意欲を喚起する。

・『読書PR大会①』（33ページ）の学習目標，学習事項，学習用語を音読させる。学習用語を覚えさせる。

・『読書PR大会②』（35ページ）のスピーチ例を音読させる。全員，個人，相互で音読させる。計時する。

　２　メモ

・『読書PR大会③』（35ページ）にお薦めの1冊をメモさせる。思い浮かばない場合には，『フランダースの犬』にさせる。

・今日は「話し合い方」の学習だから，「読書PR例」と同じでメモでもよい。

・「よさ」を短くメモさせる。１つのよさを3文以上で詳しく書かせる。

・メモを見ないで言えるようにさせる。

　３　準備

・『読書PR大会④』で評価させる。

・「➊準備」で相互評価させる。隣の人に評価を依頼させる。

・じゃんけんに勝った人はPR，負けた人は評価させる。終了後，交替。

４　実行

・話し手には，学習用語を行為化する。

・『プランくん』を配る。聞き手には，ラベル欄に話し手の氏名を書かせ，相手を見ながら短く発言メモをさせる。

　５　評価

・自己評価をさせる。

・向上的変容を自覚させる。

・時間厳守。

・今回は『読書PR大会マスターカード』①④と②③をA４で両面印刷する。

・裏にも記名させる。

・「➊学習事項」をノートに書かせる。（略）

・「漢字学習」は発展教材。

・『読書PR大会②』で話術を相互評価。（略）

・本を用意。（略）

・メモが大体書けたら，④へ。

・練習ではメモを読ませてもよい。

・学習用語で何度か評価させる。

（３）指導評価　学習用語を行為化させ，「話し合い方」を向上させることが出来たか。