2007.4.24指導案,作文と音読

国語科学習指導案『夢作文マスターカード』，『音読指導』

2007年４月24日（火）13時05分～13時50分，３階視聴覚室

児童　岩見沢市立美園小学校３年生82名，授業者　柳谷直明

本時（１／１）の指導事項を具体的に把握する。[1]

（１）指導事項――次の学習用語を指導し，行為化させる。――

言語活動１　

Ａ　『夢作文』を適正に書かせるための学習用語。①夢，②理由，③努力，④引用，⑤題名

Ｂ　メモと作文を適正にさせるための学習用語。①ラベル欄，②広い言葉，③ブランチ欄，④詳しく，⑤短く，⑥順番，⑥ナンバリング欄，⑦常体，⑧主張，⑨理由，⑩丁寧，⑪文，⑫改行段落（小段落）。

言語活動２　

音読を適正にするための学習用語。①大小，②緩急，③高低，④強弱，⑤明暗，⑥昇調・降調。

（２）　指導事項を時間的な順序に配列する。

時配

子どもの言語活動

教師の指導事項（太字が学習用語）

備考

７分

18分

Ⅰ　練習ページ（表）

１　文例音読

・先生と一緒に斉読する。

・40秒間音読に挑戦する。

２　視写

・１分間30字視写に挑戦。

・出来ても再度挑戦。

３　メモの音読

・30秒間音読に挑戦する。

・表の点数を付ける。

　Ⅱ　実行ページ（裏）

１，２　「学習用語」指導

・学習用語を覚える。

・覚えたら□にチェック。

　３　「夢作文メモ」を書く

・ラベル欄を先に書く。

・書きやすいブランチ欄から書く。

　４　「夢作文」を書く

・学習用語を意識し，30行を目指す。

　５　自己評価

・授業が楽しかったか。

Ⅰ　練習ページ（表）

１　文例音読

・『№16　夢作文マスターカード』（『作文力マスターカード　小学３～４年生』明治図書，2007年３月，76－79ページ）を配る。

・四角1音読。起立。１分間音読。評価。

２　視写

・四角２－１。評価。四角２－２。評価。

３　メモ音読

・四角３。全員起立。30秒間音読。評価。

　Ⅱ　実行ページ（裏）

１　「メモのための学習用語」指導

四角１。学習用語音読。チェック。

２「『夢作文』のための学習用語」指導

四角２。学習用語音読。チェック。

　３　「夢作文メモ」記述

・四角３。ラベル欄を先に書く。夢　理由　努力　引用　題名を板書。

・書きやすいブランチ欄から書く。２分間。

　４　「夢作文」記述

・四角４。10分間で300字の速度。

　５　「評価カード」で自己評価

・四角５。四角１，２の学習用語で評価。出来きていたら○にチェック。出来ていなければ赤で直す。それからチェック。

・時間厳守。

・導入不要。

・作文に自信があるか。

・両面印刷。

・表７分間，裏18分間で。

・メモには時間かけさせない。メモは書けなくてもよい。

・メモから文にする際に注意させる。

・「常体」「文」「改行段落」の確認。

・「小段落」を少なく。３～５文で小段落。

・授業が楽しかったかの評価。

20分

１　漢字読みテスト学習

２　音読学習

　詩と物語を読む。

１　教科書での漢字指導

２　音読指導

　題名－大，作者名－小，地の文－高など。

　漢字読みテスト方法と音読方法の指導。

（３）授業の評価　学習用語を使って作文が書けたか。漢字読みテスト，音読方法を覚えたか。

[1] 　野口芳宏著「四　本時の展開法の研究」(「鍛える国語教室　教材研究のための教師向けワークの開発（下）」『教材開発48号』明治図書，1992年１月，72ページ)