200..20UP


 5月30日(火) 
 
 昨日も今日も仕事
 昨日は振り替え休業だったが,私は夕方から大学で授業を行った。あと2回の授業で終わりだ。これで指導案をきちんと書けるようになってもらいたい。全員は無理かもしれない。

 原稿完成
 『心を育てる学級経営』8月号の原稿をようやく完成させた。グラビアなので時間がかかった。しかし,これで4回目のグラビア依頼を頂戴した。かなり慣れた。今回は「マスターカード」の使用方法を写真で紹介した。このような使い方をするとこのように子どもが育つという例である。多くの子どもの国語学力向上に使って戴きたい。

 元気な子ども達
 今日も子ども達は元気だった。風邪をひいた子もいるようだが,まあ元気だった。当番活動を決め,班長を決め,席を決めた。当番はひと月ごとに変えている。班はふた月ごとに変えている。かなり働けない子が多くて,4月,5月は当番活動がうまくいかなかった。しかしようやく,仕事ができる子が増えてきた。伸びるものだ。明日は運動会でできなかった運命走『美園スーパーへ行こう』を行う予定である。天気ならば2時間目に行う。時間の余裕がある保護者の方はいらっしゃって戴きたい。明日こそは親子レクの案内を作りたい。なかなか仕事が減らない。


 5月29日(日)雨

 運動会
 子ども達は雨にぬれて大変だった。しかし,がんばった。リズムも上手にできた。大玉ころがしでは手を砂だらけにしていた。残念ながら緑は負けた。来年は緑が勝てるように努力したい。運動会が終わったら,遠足や図書館見学である。図書館見学は歩いていくかな。(^^)v 
 今日こそは写真の整理をする。親子レクの案内も書く。遅れている仕事を少しずつ解決したい。
 
 今日の課題 
 課題に挑戦した子は先生へメールを送ってね。返信するよ。
 次の文は正しい日本語ですか。正しいと思ったら○,正しくないと思ったら×を書く。その理由も書けたらいいね。
 
 よぐぎたねし。

  
激動の一週間
 先週月曜日夕方の岩見沢校での授業を終えてから職場へ戻り,指導案を書き,23時札幌発の寝台で野付(電車で8時間くらい)へ行った。
 翌火曜日,野付小で『川とノリオ』の授業をした。
 水曜日は野付から職場へ直行した。
 木曜日夜に発表資料200部を作成し,金曜日朝から盛岡へ行った。電車で9時間くらいかかった。盛岡のホテルで資料を丁合した。
 土曜日朝,岩手大学で発表した。反響はよくわからない。しかし,かなりの方に関心を持って戴いたようである。他の方の研究とは異質な現場報告だからである。私の発表が終わると,多くの方が別の分科会へ行かれました。ざざざざざと退席されたので,驚いた。それだけの方に私の発表に関心を持って戴けた。有難い。
 浜本純逸先生,井上尚美先生,大内善一先生が私の発表を聴いてくださった。井上先生は「よかったですよ」と声をかけてくださった。浜本先生は私の顔をずっと見ていらっしゃった。私は原稿無しで発表していたので,よく目が合った。
 大内先生は助言を発言してくださった。秋田大学の先生が私の研究に以前から関心を持ってくださっていると発言してくださった。
 帰りに市毛勝雄先生にお会いした。どんどん発表して,と励ましてくださった。翌日が運動会なので午前中で岩手大を出て,啄木の新婚の家へ寄り,帰路につく。

 啄木と賢治が歩く夏木立 
 北上の川面に映る夏日差し 
 稲造の生誕の地に夏の風
 夏浅し雀の羽をじっと見る
 水田に植えられた苗柔らかく
 涼しげに北上川に水湛え

 若き賢治や啄木が歩いた道を私も歩いた。
 土曜日の夜中に帰宅し,日曜日は運動会だった。雨が降ったが,何とかできた。昨日はへとへとの一日だった。運動会が終わってから,大学での授業資料を作成した。
 これで少し落ちついて,春号の編集ができる。遅れている原稿もあり,今日も仕事が満載である。有難い。(^^)v 
 盛岡は感じのよい町だった。冷麺がおいしかった。じゃじゃ麺はあまりおいしくなかった。落ちついた静かな町である。
 5月25日(木)
 岩手大会の発表資料作成
 今日は運動会の総練習だった。放課後は運動会に向けた会議だった。その後,運動会の準備を行う。そして5時くらいから学会発表の準備をした。終了したのは9時だった。発表資料は事前に作成していた。しかし校正するとかなり問題があった。そこで8時くらいまで校正した。その後印刷,丁合である。印刷物は200をという連絡があった。途中まで丁合したが,電車に遅れるので丁合を止めてタクシーで駅へ向かった。
残りの丁合は明日ホテルの中で行おう。盛岡市の東横インへ宿泊する。今回の発表準備はぎりぎりだった。国語科教育改革に全力を傾けたい。

 5月24日(水)晴れ
 野付小学校の研修会
 昨日は別海町立野付小学校の研修会に参加させて戴いた。共同研究者として,授業を公開し,学習用語の話を少しさせて戴いた。大変勉強になった。有難い。6年生に『川とノリオ』の授業をした。詳細は野付の先生が記録を起こしてくださっているので,後日掲載する。音読指導,場面・事件・心情読みをさせた。子ども達はよく考えて,メモしていた。素晴らしい。もっと楽しい授業を目指す必要はある。しかしまず,きちんと学力形成のための言葉を指導する。それを運用できるようになると,楽しい授業も可能である。何でも初めの練習は楽しいものではないだろう。だんだんとゲームができるようになると楽しくなる。12月までのどれだけ子ども達の読解力が伸びるかが楽しみである。できる限り応援させて戴きたい。

 原稿依頼
 『授業研究21』の原稿依頼を頂戴した。まだ『心を育てる学級経営』の原稿も滞っているのに,恐縮してしまう。学級経営の原稿は締切りから10日が過ぎた。写真も決まり,構成も決まったので,今週末か月曜日には郵送できるだろう。何せ,今週は多忙だ。月曜日夜に大学の授業を終え,それから小学校へ戻って指導案を書き,野付へ向かった。何と厚床駅では教え子のおじいちゃんが出迎えてくださった。教え子が連絡をしてくれたそうだ。有難い出合いだった。昨夜,野付を出発し,今朝学校へ直行した。運動会練習,テストの丸付けなどを終えて帰宅した。そして明後日は岩手である。岩手大学で行われる全国大学国語教育学会で発表してくる。資料を明日完成させなくてはいけない。現場の実践を大学教授へ伝えないと日本の国語科が変わらないという使命感で行って来る。そして発表を終えた土曜日のうちに帰宅し,日曜日は運動会である。過去に朝まで研究を行い,そのまま運動会へ直行したこともあった。10年くらい前だろうか。今ではそんな体力はない。すでに,腰が痛くてふらふらしている。若い教師の君,勉強は若いうちにすべきだ。


 5月21日晴れ
 調査活動1
 金曜日は岩見沢市学校給食センターとJA岩見沢の幌向精米センターの見学をさせて戴いた。精米センタ見学は倉田さんに御協力を戴いたお陰様で実現した。有難い保護者である。ビデオを保護者が撮影してくださった。これも有難い話である。
 給食センターでは職員の方の協力を学ばせて戴いた。精米センターでは,白米にする苦労を学ばせて戴いた。いずれも貴重な経験だった。早速,学びを新聞でまとめさせたい。
 御尽力戴いた皆様に感謝する。
 
 親子レク
 7月に親子レクを予定している。御都合が付く保護者の方は御参加戴きたい。ピザを作る予定である。

 今日の仕事
 今日は朝から,授業記録を清書していた。『鍛える国語教室』春号に載せたいからと月曜日に学生に配りたいからである。熱が出たと授業参観に来なかった学生が1人いた。その学生に私の授業を読ませるために釜谷さんに書いてもらった授業記録を清書した。熱が出て休んだ学生にわざわざ授業記録を渡すのもどうかと思うが,授業記録の書き方を提案していきたい私にとっては必要な仕事である。それに午後から取り掛かり,終わったのが17時30分である。
 午前中は『心を育てる学級経営』8月号のグラビアづくりをしていた。締切りは15日である。大変御迷惑をかけている。今日,校正を終えた。しかし,肝心の写真を学校へ置いてきた。結局今日の脱稿とはならなかった。佐保様,ごめんなさい。来週中には必ず送る。来週は多忙なので,来週始めと言えないところが情けない。
 最後に見学での礼状を2通書いた。これは,月曜日に投函する。それと第7回国語修業講(函館会場)の散らしを投函したい。しかし,今日中に完成できるかどうかわからない。返信を待つのみである。
 間もなくちびまる子ちゃんが始まる。リズムで『あららの呪文』を指導している。そこで一度,ちびまる子ちゃんを見たいと思っていた。しかし,いつも仕事で忘れて見れなかった。今日が運動会前の最後のチャンスである。まるちゃんとたまちゃんの踊りに学ぼう。
 明日は公務,大学での授業,野付小学校への出発である。野付小学校へは札幌発23時くらいの列車に乗る。寝台なので,寝れるだろう。『川とノリオ』の授業と学習用語の話をしてくる。有難い学びの機会である。まるちゃんを見てから,その指導案を書く。そして『鍛える国語教室』春号の編集を続ける。一日も早く春号の編集を終えたい。いったいいつになったら終わるのか。
 今日も一日働いた。こうして日記を書くことでかなりストレスが解消される。自分の仕事をメタ認知することができるからである。有難い。 


 520日晴れ
 19回「鍛える国語教室」研究会/空知ゼミ例会 
 昨日の630分から岩見沢市立美園小学校で標記を開催した。20名を越える方に御参加戴いた。有難い。次回は6月2日(金)である。お待ちしている。
 私は俳句講座を連続して行っていく。次回はいよいよ実作である。更にその次は全員の句で句会を行う。お楽しみに。

 1 柳谷先生の音読指導 
 『川とノリオ』を指導した。題名は大きく,作者名は小さく,本文を間を空けて読む。これが音読での学習用語である。
 23日に別海町立野付小学校で授業する。そこでもこのように授業する。
 書き出し部分を音読した。
 「変だなあと思った所はないか。」
 擬声語を6年生が指摘した。よろしい。この擬声語は変だ。冨樫先生から「擬態語ではないですか。」と帰路に質問された。擬態語と擬声語の線引きは難しい。私は擬声語ととらえた。
 「他にないか。」
 6年生のみなさんやその保護者の方がこのHPを御覧戴いていいたら,この書き方は変だなあと思う所を探してみてほしい。『川とノリオ』の最初のページを読むだけで,全体の流れがわかる。伏線という。
 重要なのは「川の声」だ。なぜ重要かは野付小学校の研究授業を終えてから書く。
 更に音読指導を続けた。最後のページである。私は最後のページを山場だと考えていない。この作品はかなりふらふらしている。それは書き手の冗長さが表れているからだろう。例えば中心事件と山場が違う。中心事件は母の死だろう。しかし主人公は母ではない。ノリオの心が揺れ動く葛藤場面は後半にある。最後のページではない。アステリスクをどう読むかがこの作品のポイントの一つだろう。(「*」をアステリスクという。)
 昨日の授業ではこれは扱わなかった。まだ6年生が習っていない教材だからである。いきなり私の解を教えては学ぶ楽しさが減るだろう。それは野付小学校でも言えることだ。どこかで討論させ,解を示さないで終えよう。すると,後で学ぶ楽しさを残すことができるからである。解を示さないのは野口流ではない。しかし,飛び込み授業であり,未習教材でもあるのでよしとしよう。
 「母ちゃん,帰れ。」と「母ちゃん,帰れよう。」のどちらをどう読むかを討論させた。あやちゃんが一人で戦っていた。賢い2年生だ。

 2 冨樫先生の詩の創作
 音読指導,詩の読解指導,詩の創作指導という流れである。定番にできるだろう。
 作年度末から冨樫先生の授業批評を言い続けてきた。どうも,発問の言葉を考えている間が多いのが気になっていた。緩急はよい。しかし,緩ばかりだとだれる。それがまず,昨日の授業には無かった。後で聞いた話だが,何度も授業を練った結果のようだ。偉い。
 教材開発が特によい。あの詩は面白い。創作の基準がややぶれていたのは気になった。ア行の全てを使わせることを基準とすべきだ。母音も指導すべきだ。あの詩に暗号が隠されていると更に面白い教材になる。あのような詩を自作すればよいのだ。もっと面白く書けばよい。相手に気づかれないような暗号のように書くことからレトリックは発達したのだろう。例えば戦時中などは気づかれてはいけない情報が多かった。
 暗号のような詩を書くとおもしろいと思った。釜谷先生にも言っているが,教材を自作した方がよい。
 何人かが創作を板書した。さすが私の学習会に来ている子の学力は高い。面白い詩をたくさん書いていた。

 今日の課題1 みなさんも挑戦しよう。次のア行を使って,〇〇〇〇〇の5音で4行の詩を書こう。「あかさたなはまやらわ」
 
 3 成瀬先生の漢字の授業
 学習会での初授業である。問題は多いが,挑戦する意欲が重要である。鳥がつく漢字の授業,烏の漢字の授業を行った。私の学級の子ども達は烏の漢字を知っているので面白くなかっただろう。教材開発に更に努力が必要である。しかし,挑戦する意欲が重要である。次回のネタ開発を期待する。

 4 柳谷先生の俳句の授業
 『俳句マスターカード』を書いた。いつも学習会前のわずかな時間で準備している。最近は仕事に追われ続けている。
 俳句の定型は五・七・五である。季語を入れる約束がある。季重ね(季重なり)はいけない。歳時記に季語が分類されている。上五,中七,下五を決める。そのどこかに季語を入れる。では埋字をしてみよう。「グラウンド(     )夏木立」上五と下五を決めている。下五に季語「夏木立」が入っている。だから中に入る7字を考えるとよい。
 みなさんも考えてみよう。

 今日の課題2 次の()に7字を入れて俳句を作ろう。「グラウンド(     )夏木立」

 8人に板書してもらった。その後,句会を行った。一番好きな句を決める。「グラウンド光り輝く夏木立」が一番人気だった。当たり前すぎると人気がない。
 かるちゃんの句がすてきだった。
 次回は子ども歳時記を書く。歳時記を使わないと俳句が思うように書きづらい。

 5 柳谷先生の漢字指導
 『漢字マスターカード』で指導した。指なぞり書き,掌書き,空書きで覚える。常用漢字を5冊のワークで覚えることができるマスターカードである。これが完成すると教科書教材を使わなくても国語授業ができるようになる。私は教科書教材を否定するわけではない。私の漢字マスターカードが完成すると教科書教材と自主教示を併用することが楽になるのだ。

 参加されている保護者の方からHPが更新されていなくて心配していたと言われた。有難いことである。
 これからは,保護者や子ども向けに書いていこう。HPで私の授業を読めるようにしていきたい。すると多くの子ども達の国語学力向上に貢献できる。
 今日は2つの課題を書いた。課題に挑戦した方は,管理者にメールを送ってみよう。評価して返送するよ。

 今日の仕事
 今日はHPの更新,雑誌原稿を終える。明日は春号の編集を終え,来週から印刷に入りたい。
 来週火曜日の別海町立野付小学校での指導案,来週土曜日の岩手大学での発表資料の校正もある。
 来週は月,水,木しか学校へ行けない。2年生になり,運動会前の落ち着かない時期である。しかし,柳谷学級の子どもたちを信じて出て歩く。少しずつ自分の当番を進んで行う子に育ってきた。家庭で仕事をさせていないから,進んで仕事をできないのだろう。雑巾をきちんと絞れない個が多いのに驚いた。1年生で指導していない私が悪いとも言える。家庭では役割分担をさせるべきである。そういう我が家の娘も働いていない。 


 5月18日(木)
 通信環境復旧 今日から光でつながった。ひと月以上,日記を書いていない。通信がつながらなくても日記を書くとよかったのだが,書けなかった。最初の何日かは書いたが,そのうち書かなくなった。一番の原因は日記を開くのに時間がかかったからだ。HPに日記を書く。それから通信や授業記録を本に書く。このようなスタイルが今のところ効果的である。何はともあれ,通信環境が復旧したのでよかった。
 
 明日は空知ゼミ学習会 1830〜美園小学校で行う。

 今年度4回目の公開授業 今日は公開授業を行った。子ども達はよく学んでいた。学生の批評は私にとって勉強になった。私がいつも批評しているように評価の甘さがたくさんあった。個別にきちんと評価し,指導しなくてはいけない。まだまだ修業が足らん。学生の皆さんも国語授業を磨きたい方は私の学習会に参加するとよい。釜谷さんの授業記録,冨樫さんの写真撮影に感謝する。