2006.11.30UP
12月28日(木)
野口塾のお礼
昨日は札幌で野口塾に参加した。事務局の皆様に感謝したい。
久しぶりに野口先生に学ばせて戴いた。野口先生の道徳の授業を久しぶりに受けた。感動した。
有難い一日だった。
あと35枚
朝から常用漢字マスターカードを書いている。あと35枚になった。さらに3枚くらい書いて休みたい。
今日は凡例も書いた。いよいよ漢字ワークの完成である。漢字ワークを世に出せるとは,夢のような話である。以下,凡例である。
凡例
T 編集方針
この常用漢字マスターカードは小・中・高・大で使える教材です。毎日4つの漢字を覚えて,3年間で常用漢字全てが終了します。小学生から使わせてください。そして,一度だけでなく,何度も使わせてください。すると大学生くらいになると,常用漢字全ての筆順を正しく身に付けることが出来ます。
このマスターカードの特徴はそれだけではありません。今,消え去ろうとしている聞き慣れない言葉を積極的に漢字テストに入れました。したがって,分かり難い言葉が多いです。しかし,何度も読んでいるうちに,自ずと頭に入ります。漢字と共に言葉も覚えることも出来る教材です。
常用漢字を覚えることが出来ます。さらに,語彙を増やすことが出来ます。
一石二鳥の常用漢字マスターカードです。
音読みと訓読みの使い方を並べることで,漢字の意味の推測できます。例えば「酌」の使い方はこうあります。「酌量(シャクリョウ),事情(ジジョウ)を酌(く)む」です。つまり「酌む」という漢字は「事情を酌む」という場合に使えるのです。
テストでは同音異字義語を避けました。「郵券」だと「有権」「勇健」「雄健」「雄剣」などがあります。これらを漢字書きテストで書かれると×を付けられません。そこで,同音異義語の無い「郵便」を漢字テストにしました。四字熟語や慣用句や文なども漢字テストで採用しています。
常用漢字マスターカードを終えると常用漢字全てが身に付くのです。そこで,少しでも多くの漢字の使い方が分かるようにと,出来るだけテストでは漢字を多くした骨太の教材です。大人でも聞いたことが無い言葉がテストで採用してあります。知らないから教えるのです。すると学力が向上するのです。
U 使い方
1 表(右ページ)の使い方はこうである。
一つ一つの漢字を次の@〜Fでマスターする。@〜Fを詳しく説明する。
@部首を読む。A音読みを読む。B訓読みを読む。
@〜Bは音読する。覚えるために何度も音読する。
C用例を読む。ルビを下敷きで隠し,音読できたら次へ進む。ルビは音読みは片仮名,訓読みは平仮名意で書いた。
D掌(てのひら)書きで覚える。掌書きとは掌に指で書く方法である。「唱え方」を唱えながら,掌に指で何度も書いて覚える。漢字を見て指で書く掌書きと漢字を見ないで指で書く掌書きを繰り返して覚える。覚えたら次へ進む。
E空(そら)書きを見て貰う。空書きとは,鉛筆を持つ手を空へ上げ,筆順を唱えながら空に書く方法である。「唱え方」を唱えながら,誰かに2回以上をきちんと見て貰う。合っていたら次へ進む。
F鉛筆で3つ書く。Fで始めて鉛筆を持つ。漢字を覚えるまでは鉛筆を持たない。漢字を下敷きで隠して,漢字を見ないで3つ書く。
漢字1〜4の4つそれぞれの@〜Fを終えたら,下の「今日の漢字」を音読する。そして,読みを確かめる。
全部読めたら,もう一度,「今日の漢字」を掌書きで書きを確かめる。空書きで誰かに見て貰い,100点の自信がついたら裏(左ページ)へ進む。
2 裏(左ページ)の使い方はこうである。
縦半分に折る。右の「テスト練習」では鉛筆を持たない。「読みテスト問題」の下を下敷きで隠す。(表の漢字と用例のルビと裏の問題と解答を赤インクで刷って貰い,赤いA5サイズの下敷きを本に入れる。そうすると赤の下敷きで隠しながら覚えることができる。編集長との相談である。)
「読みテスト問題」を音読する。忘れたら解答を見る。解答を見ないで全部音読できたら覚えたの○を塗る。
「書きテスト問題」は下の「書きテストの解答」を下敷きで隠す。そして,掌書きで確かめる。忘れたら解答を見る。そして,最初の漢字からやり直す。
全部見ないで掌書きができたら,覚えたの○を鉛筆で塗る。(ここにシールを使いたいところだが,真似になるので塗るだけにしておこう。合格シールを入れるか。)
「テスト本番」では,ようやく鉛筆を持つ。
「テスト練習」を裏に折って,見ない。
「読みテスト問題」を見て,読みだけを下に書く。「感謝の心」ならば,「かんしゃ,こころ」と書く。間違ったら他の紙でもう一度行う。百点になったら○を塗る。
いよいよ「書きテスト」に挑戦だ。「書きテスト」をするときには,「読みテスト問題」を下敷きで隠す。今度は送り仮名や助詞も全て書く。「かんしゃのこころ」ならば「感謝の心」とである。間違ったら,もう一度下で行う。間違っても赤で書かない。1回目に書けた漢字は書けるので,書けた漢字を隠さないで再テストを行ってもよい。2回目も間違いが合った場合には,別の紙で行う。
最初から別の紙でテストをすると,裏(左ページ)を何度でも使える。表(右ページ)も同様である。出来れば何度も使って,確実に常用漢字を覚えて貰いたい。
6日目には,5日間行った5枚の「今日の漢字テスト」での読みをノートに書く。20題テストになる。これが読みテストである。忘れたら,もう一度覚え直す。
読みテストの横に漢字を書く。これが書きテストである。「今日の漢字テスト」を誰かに読んで貰っても書きテストができる。漢字をノートに書くとよい。
7日目にも,6日目のように5枚でテストするとよい。するとより確実に覚えることが出来る。
学校で使う場合には,月〜金の5日間で5枚である。20問テストを土・日で保護者に協力して貰うとよい。
1週間で5枚である。100週間で500枚が終わる。年間35週で考えると3年間で終了する。1年生から使うと卒業までに全部を2回できる。4年生から使うと卒業まで1回できる。中学で1回,高校で1回,大学で1回させると,大学卒業するまでに何回も使える。
何度も何度も使うことで漢字を寄り確実に覚えることが出来る。
1日に4つずつ覚える。すると,常用漢字全てを500日で覚えられる。学校で使用すると,3年間で終えることができる。
小学1年生から使わせてもよい。漢字を覚える方法を身に付ける必要があるからである。
小学2年生から使うのが最もよいだろう。実際に私は,小学2年生にこのワークを使わせて,開発を進めた。朝自習などの10分間で,自分達でさせることができた。
小学3年生から使わせると,小学校卒業までに終えることができる。中学校の3年間で使うのもよいだろう。大学1年生からはじめても,3年生の終わりには終えることができる。特に教員を目指している学生にはこのワークを使って筆順をしっかりマスターして貰いたい。
3 漢字の配列,部首,音読み,訓読みは「大修館漢和辞典」を参照した。
4 学年は平成14年度版学習指導要領に準拠している。学習指導要領が改訂された場合には,それを参考に修正して貰いたい。学年に×が付いているものは,「学年配当漢字」以外の常用漢字である。
5 用例は大修館漢和辞典,学習研究社漢和辞典,広辞苑,大辞泉,小学館用字字典を参照した。
6 筆順は上記の他に,教育出版筆順指導の手引き,『楷行草
筆順・字体字典』江守賢治,学習研究社『』を参照した。
7 掌書きは野口芳宏氏が漢字指導に取り入れた方法である。鉛筆を持たない方の掌に鉛筆を持つ方の手の指で何度も書いて覚える方法である。掌書きの際,漢字を見ながらの掌書きと漢字を見ないでの掌書きがある。始めは見ながらでよい。徐々に,掌だけを見て指で書かせる。
8 空書きは古くから書写指導で用いられている。『国語教育研究大辞典』00ページにある。空書きは覚えたかどうかを確かめる評価方法である。出来れば保護者か先生か友達かに空書きを見て貰う。友達に見て貰う場合には,2人以上に見て貰うと安心である。
9 マスターカードの形式は柳谷直明が開発した。
10 「唱え方」の表記はこうした。
曲げや折れの画数の「唱え方」を長音で表記した。例えば発の1・9画目である。「発表の発(はつ),いいち,2,3,4,5,6,7,8,きゅうう。」という具合にである。撥ねは長音にしていない。例えば小の1画目,家の6画目,表の6画目などである。子の1画目,野の8・10の画目なども長音にした。
11 『小学校学習指導要領』(平成元年)第3学年の「言語事項」(ウ)「毛筆を使用して、点画の始筆、送筆(折れ,曲がりなど)、終筆(とめ、はね及びはらい)などの筆使いに注意しながら、文字を丁寧に書くこと。」とある。つまり,送筆での「折れ,曲げなど」で長音を用いた。そうなっていないものもある。
12 10画を超える場合のまげには長音は必要ないかもしれないが,一応そうした。「嘱望の嘱,1,にい,3,しい,5,6,7,8,きゅうう,10,11,じゅううに,13,14,15。」とである。
13 筆順が多い漢字の唱え方は省略した。例えばこうである。「夫婦の婦,いいち〜しい〜はあち〜じゅうう〜11。」
14 表(右ページ)の漢字にルビを振った。ただし,下の「今日の漢字」は読みテストにもなるので,ルビを振らなかった。裏(左ページ)の漢字全てにルビを振らなかった。ルビには音読みを片仮名,訓読みを平仮名で表記している。ただし,裏の書きテスト問題や読みテストの解答は全て平仮名表記にした。
15 読み方に音,訓の両方を持っている漢字は訓での唱え方を用いた。本来は,音と訓の両方で覚えた方がよい。便宜上,訓だけにした。できるだけ用例がわかるような唱え方を用いた。例えばこうである。「善(よ)い行(おこな)いの善(よ)」
16 「常用漢字表」に無い漢字や音訓は煩雑になるので書かなかった。例えばこうである。「舎(や)」
17 読みテストでは,漢字の読みしか書かせない。したがって,2つ以上の漢字が書かれている場合には,解答を読点で句切らせる。例えばこうである。「紅の唇」→「くれない,くちびる」
18 漢字テストでは同音異義があるものを避けた。未習の漢字も漢字テストに使用されている。未習の漢字もどんどん書かせる。ある程度,筆順の決まりがわかれば,未習の漢字でも書けるからである。
19 筆順は小学校で指導しているものを採用している。たとえば,上の1画目は縦画である。この応用で,劇の1画目も縦画である。1画目縦,2画目横,3画目縦,4画目横となる。この筆順に虚などの小学校で習わない漢字も揃えた。
20 4問ずつのテストで進んでいく。したがって,誰でも100点を取ることができる。しかし,そのまま覚えてはいない。だから,5枚が終わったら20問テストと称して誰かに書きテストの問題をもう一度読んで貰うとよい。そして,漢字をノートに書いて覚えているかどうかを確かめる。覚えていなければ,掌書きで覚え直す。ただし,絶対に覚えなくてはいけないというわけではないので,忘れてもよいつもりで気楽に使ってもよい。小学2年生から使えば,中学卒業までに3回くらい繰り返すこともできる。何度も繰り返すことで,より確かに覚えることができる。
21 御家庭で使う場合には,そのまま書かせる。ただし,テストをノートに書かせると2度使うことが出来る。全部終了してからもう一度テストだけをノートにさせることができるからである。何度も繰り返すとより覚えることができる。
学校でさせる場合には,複写して使用する。表裏の両面印刷で,B5判にする。穴を開けて配付し,ファイルに綴じさせると後から見直すこともできる。この場合にも,テスト本番をノートに書かせると,家庭でもテスト本番をノートにできる。ワークに書いてしまうと,1度しか使えない。
このように御使用戴きたい。御不明な点は是非,お問合せ戴きたい。
「鍛国研」空知ゼミHP http://www17.plala.or.jp/naoir2006/index.html
岩見沢市立美園小学校 柳谷直明
naoir2006@topaz.plala.or.jp☆
12月27日(水)
あと48枚
昨夜,12枚書いた。そこで残り48枚になった。あと2日で完成である。今日は野口塾で野口先生に学ぼう。
美しい歌声
歌声がきれいになりました。前から合唱は上手です。しかし,今回は2部合唱に挑戦させました。できるかなと心配しましたが,上手になりました。昨日は放課後,流くんとりん子ちゃんが2人で歌っていました。きちんとハモっていました。
クリスマスにでも,お母さんといっしょにハモるといいね。『空を見上げて』です。
鍵盤全員合格!
1学期は全員を合格させられませんでした。しかし,2学期は全員が合格しました。
『エーデルワイス』です。苦手にも子も挑戦していました。すばらしい子達です。
平均点89点
かけざんの2枚目テストを行いました。残念ながら,平均点は90点を超えませんでした。6名が合格できませんでした。しかし,よくがんばりました。平均点は89点でした。もう一歩で90点でした。国語や算数の市販テストでは90点の平均点を超えたいものです。
平均点94点
国語は難なく90点を超えます。今回は『学年末テスト』を行いました。平均点は94点でした。すばらしいです。でも,『かさこじぞう』のテストの点数はあまりよくない子がいました。音読不足です。家庭で音読しないと,上手に読めるようにありません。かなり以前に扱った教材だったので,忘れていたともいえるでしょう。新しい教材に入る前に音読するように言っています。その教材が終わるまでに,せめて10回は越えたいものです。
2年生の漢字読みテストは全員が合格しました。3学期は書きテストを行います。
準備不足の集会
集会で計画し準備する能力を育てています。今回と前回の集会は,担当班の準備がよくなかったです。3学期は自分達だけで集会ができる子に育てたいです。低学年は協力して行う活動が苦手なものです。だからこそ,このような活動で協力性を育てたいのです。
本,読んじゃった!
冬休みの図書貸し出しをしました。すると一日で読んでしまったという子がいました。じんくんです。そうです,本は一日で何冊も読めます。ですから,少なくても30冊くらいは読みなさい,と指導しました。冬休み中の一日,市立図書館へ連れて行ったとします。それだけで10冊以上は読めるでしょう。私はたぶん,冬休み中に100冊くらいは読むでしょう。
そして,3冊くらいは本を書きたいと思っています。
ゲームなどさせていないで,文種の違う本をたくさん読ませたいものです。
ポスター・セッション
ポスターを持たせました。捨てられる方は3学期に私にください。おじいちゃんやおばあちゃんなどにも調査報告をさせるとおもしろいです。クリスマスケーキを食べる前にでも,調査報告や2学期の思い出スピーチをさせるとおもしろいですね。
冬休みの計画
『プランくん』に計画を書かせました。自由研究もできるだけ自分で作るように指導しました。内容も自分で決めさせました。変更はかまいませんが,できるだけ自分で決めさせて,実行させてください。発表用のスピーチも練習させておくとよいですね。
『プランくん』の右半分は冬休み終わりに書かせてください。そして,学校へ持たせます。
きれいな教室
全員で働いて,大掃除をしました。進んで,よく働いていました。とてもきれいな教室になりました。あとは私の机の上だけです。荷物の整理と合わせて,冬休みの課題にします。
そんな中,いたずら書きが発見されて楽しくない場面もありました。結局,誰が書いたのかからないで終わりました。未解決のまま終わらせたくなかったのですが,30分間が経過したので止めました。しかしこれで,いたずら書きが悪いと理解してくれたでしょう。
町を歩いているといたずら書きがあります。放置したくないものです。
これでほこりが無くなり,きれいな教室になりました。下駄箱清掃も,私が見ていなくてもきちんとしていました。下駄箱を見ると,学級の落ち着きがわかるといわれます。
始業式
3学期の始業式は1月17日です。このときに2年生代表でゆうちゃんが冬休みの思い出と3学期の決意をスピーチします。ゆうちゃんは作文は得意でしたが,スピーチの経験は少なかったようです。しかし,美園小に来てから,がんばって取り組みました。毎日2ページの自学にもがんばりました。他にもがんばっている子は多いですが,環境が変わった中でも,がんばっていました。その御褒美にスピーチをさせます。始業式が楽しみです。
よい年をお迎えください
「先生とお別れするのがいやだ。」
こんなかわいい台詞を本気で言ってくれる2年生です。教師は有難い職業です。
楽しい,幸せな2学期でした。残りの数か月も,楽しく過ごさせます。
2学期は野口芳宏先生との学習会や美園祭があります。保護者の皆様もお越しください。
子どもとのしばしの別れです。楽しい年末年始をお過ごしください。
去年今年笑顔が咲いて時空飛ぶ 直明
12月13日(水)
NIE出前講座
12月5日(火)
2年生のポスター・セッション,大成功!
感動した。2年生がメモを見ずに,ポスターを使って流暢に調査課題を発表した。2分程度の発表が終わったら,2分程度の感想・意見交流をさせた。2年生で,ここまできるという子どもに感動した。私は何もしゃべらずに,ビデオを回し,写真を撮っていただけである。
3時間かけて,全員が発表した。多くの保護者が参観してくださった。
全員がメモ無しスピーチを行った。聴いている子は,出来るだけ相手の顔を見てメモをする。
「ラベル欄に発表者の名前を書く。ブランチ欄に鉛筆を置き,ここから書くと決める。そして,発表を聴きながら,学びや感想を短くメモする。」
このようにメモを指導してきた。半数の子は,このようなメモができるようになっている。もちろん,下を向いてメモをしてもよい。しかし,メモに夢中になると,どんどん下だけを向いて書き出す。それでは発表者に失礼である。できるだけ,発表者を見ながらメモする。または,短くメモをしてから,すぐに発表者を見る。このようなメモの力が2年生に身に付いた。
5月から,生活科で市内見学をどんどんさせてきた。給食センター,農協の精米所,市立図書館,駅周辺や西友など,どんどん見せた。もちろん,校区探検も行った。校区を1〜2時間かけて,何度も何度も歩かせた。そして,課題を考えさせた。西友から学校へ歩かせたときには,班ごとに南小横の公園を集合として,時間を決めて歩かせた。その後,市役所の横を通り,歩いて学校へ戻った。
2学期には,グループでの課題調査,個人でも課題調査をさせた。2度,課題調査をさせた。最終的には個人でさせたかったからである。最後の個人での課題解決学習では,1学期の経験から,市立図書館,駅周辺での課題をつくっていた子もいた。それに関わらない課題の子は,本やインターネットで調べさせた。インターネットの検索もできるようになった。もちろん,ローマ字入力で,である。今は,ローマ字入力で作文を書かせている。時間はかかるが,少しずつ慣れてきた。
本当によく育った。すばらしい子どもばかりである。とにかく素直である。保護者もすばらしい。協力してくださる。教師集団もすばらしい。私の無理難題を学年全体で取り組んでくれる。有難い限りだ。
1組も3組も全員が発表できたようだ。2組も全員が発表した。意外にポスター作りに時間がかかった。マジックを上手に使えなかったからである。そこで,マジックでの文字の書き方から指導した。
なかなか課題が解決しない子もいた。一緒に図書館で調べたり,インターネットで調べたりした。それでもなかなか解決できない課題もあった。保護者の方に協力して貰った子もいた。これまた有難かった。
これまでの子どもとの時間が今日の発表時間に集約された。一人一人の発表に,よくできた! と心の中で叫んでいた。こんなすばらしい子どもと出合い,本当に幸せである。
来週は北海道新聞の記者に来校して貰い,新聞づくりの指導を受ける。これで,2学期の生活科は終了だ。4月から生活科の計画を立て,その実行に向けて走ってきたという感じである。学年団で全力を尽くした。子どもも全力で応えてくれた。今日は,すばらしい一日だった。
保護者会ではこんな話題を
次の資料を使って話した。50分くらい,たっぷりと話した。久しぶりに話が出来て,嬉しかった。人前で話をするのは楽しい。
2006年12月5日
第2学年保護者会
1 2年生の学習面での成果と課題
@ 国語
メモをもとに発言することができる。要点をメモしながら聴くことができる。
200字程度の説明的文章を4つの小段落を使って10分間で書くことができる。
すらすらと音読し,書かれている順序や場面を読むことができる。
既習漢字を8割以上正しく書くことができる。
常体や敬体を正しく使うことができる。作文で文字を丁寧に書くことができる。
A 算数
かけ算九九テストの8割がとれる。o,cm,mの単位を変える問題ができる。
三角形,四角形。加法逆減法 □+a=b,減法逆加法 □−a=bの解法ができる。
B 生活
植物を観察し,観察カードを4つくらいの小段落できちんと書くことができる。
動物を観察し,観察カードを4つくらいの小段落できちんと書くことができる。
身近な材料で必要なものを作ることができる。
自分の課題を決め,ポスターなどの方法で調査交流のための発表をすることができる。
今日は2年生初のポスター・セッションです。その感想も交流しましょう。
12月13日(水)3,4時間目,新聞づくり。
C 音楽
合唱−元気で歌う。体を使って歌う。鍵盤−指番号に合わせて演奏する。
D 図工
水彩絵の具を使える。粘土遊びができる。工作ができる。
E 体育
鉄棒で逆上がりをすることができる。マットで前転,後転ができる。
走り幅跳びや走り高跳びに挑戦することができる。
サッカーの試合で,ボールを受けたり,シュートをしたりすることができる。
3学期には,リフトに乗る。
2 冬休みの課題
自由研究−新聞やポスターなどを使って課題調査を発表できるとおもしろいですね。工作でもよいです。工作の際には,作品の作り方などを書かせると書く学習にもつながります。
自学に挑戦させたいですね。例えば2学期の復習です。授業作文,日記,物語,漢字スキル,漢字100問テスト練習(プリントにはさせないでください。),かけ算九九唱え,算数の計算練習(上巻最後の教科書問題をノートにする。終わった問題のやりし直し。)
3 3年生への系統
@ 算数
万の単位,10倍,100倍したり10で割ったり,加法及び減法の計算が確実。3位数の加法・減法の計算,2位数や3位数に1位数をかけたり,2位数に2位数をかけたり,その筆算の仕方,除法,除法と乗法や減法との関係。そろばん。
長さの単位,キロメートル(km),かさの単位,リットル(l),重さの単位,グラム(g),日,時,分及び秒,必要な時刻や時間。
箱の形,図形を構成する要素,正方形,長方形,直角三角形。
資料を表やグラフ,日時,場所,棒グラフのよみ方及びかき方。
等号,直角,÷。
A 社会科
農家,工場,商店,消費者としての工夫,外国とのかかわり。
飲料水,電気,ガス,廃棄物の処理,ごみ,下水,火災,風水害,地震。
地域の開発,教育,文化,産業などの発展に尽くした先人。
県(都,道,府)内の特色ある地域(伝統的な工業などの地場産業の盛んな地域),我が国や外国の国旗。
B 理科
飼育,栽培,昆虫「成虫の体のつくり」,植物「植物の育ち方」,「太陽の動き」。
12月3日
漢字マスターカードを書いていた。今日は15枚くらいである。これを書いているうちに,重要なこと思い出した。最近,大事なことを落としている。
12月1日
別海町立野付小学校の研究会に出席した。子どもがよく育っていて嬉しくなった。もっと子どものよさを褒めて来ればよかった。メモを書いたり作文を書いたりとずいぶんがんばっていた。野付小学校の子ども,先生はすばらしい。
勉強させて戴いた。