第58号 素直 柳谷直明発行
今日の授業展開
どうも頭の中で上手くまとまらないので,シナリオを書いてみることにした。
原稿用紙,さんはい。1枚で何文字書けるか。400文字書ける。これを切る。どうなった。そう半分になった。これを4つに折る。できたらできましたと言い,班の仲間を助ける。折った線を切る。いくつになる。そう,4つだ。始め。
できたらできましたと言い,班の仲間を助ける。仲良くする。
この形を何といったか。そう,吹き出しだ。吹き出しを一つ作る。始め。
今日は何を作るのか。新聞だ。新聞には何を書くか。題名,記事,イラストなどだ。班で新聞を書くときには役割分担をする。今回は場所ごとに分担する。
どこの場所で調査したのか。『家』『市役所』『栗沢小学校』『栗沢町内』だ。これと『学校』での柳谷先生の台詞の5つで役割を分担する。
『家』でお父さんやお母さんに教えて戴いたことを発表する。班で一人だけ。発表した人は吹き出しに書く。(手本を黒板で誰かにさせる。)
『市役所』で教えて戴いたことを発表する。班で一人だけ。発表した人は吹き出しに書く。(手本を黒板で誰かにさせる。)
『栗沢小学校』で教えて戴いたことを発表する。班で一人だけ。発表した人は吹き出しに書く。(手本を黒板で誰かにさせる。)
『栗沢町内』で教えて戴いたことを発表する。発表した子は吹き出しに丁寧に書く。班で一人だけ。発表した子は吹き出しに書く。(手本を黒板で誰かにさせる。)
最後の子は柳谷先生の台詞を書く。
柳谷先生がプレールームで黒板に「市町村合併」と書いた日のことを覚えているか。先生は「市町村合併とは何か。」とみんなに問いを出した。みんなはそのとき何と言ったか。先生が言ったことを吹き出しに書く。(手本を黒板で誰かにさせる。)
書いていない子は書いている子を手伝ってあげる。間違っている文字があったら教えてあげる。消しゴムを使わない。間違ったら×を書いておく。
原稿用紙で雲カードをつくる。全員に発表してもらう。
こんにちは。私の名前は〇〇〇〇です。これから私の学びを紹介します。私はどこどこで質問しました。すると何々と教えてくださいました。私は何々と思いました。このように何々を学びました。これで私の学び紹介を終わります。お聴き戴き,有難うございました。
このような9文だ。発表したら雲カードに何々と思いましたの感想だけを雲カードに書く。
全員の発表を聴きたい。しかし時間がかかり過ぎる。そこで周りにいらっしゃる大人に聴いて戴く。よくわかったよ,と言われた子は雲カードに感想を書く。誰か手本をしてみたい子。
第59号 素直 柳谷直明発行
雲カードに何て書くか。
何々と思いました。
そうだ。では今のような発表を全員が聴いて戴く。だらだらしている子は時間がなくなる。始め。
雲カードをもう一つ作る。
『わくわく,どきどき調査隊1』での一番の学びを発表する。発表した子は書く。わからない子は人の発言を聴いて考える。
変だなと思う発言があったら,質問や反対を言ってよい。始め。
雲カードをもう一つ作る。
今回の調査したことから考えた問いを発言する。質問や反対を言ってよい。(上手く討論になれば面白い。)
今日の授業感想発表。同じ感想のときには〇〇さんと同じで何々と思いましたと言う。違う感想のときには〇〇さんと違い,何々と思いましたと言う。
学びには2つある。自分の問いを調査する学びと先生の問いに答える学びだ。
今回は先生の問いに答える学びだった。インタビューなどの学び方を教えた。今度は自分で問いを決める。例えば夏休みの自由研究は自分の問いから学ぶ。
問いをたくさん持つ。それから一つにする。そしてインタビューなどで調査する。
調査してわかった答えを新聞にまとめる。それを発表してみんなに教える。これが自分の問いの学び方だ。
以下,時間があれば復習として対話する。
今回の『わくわく,どきどき調査隊1』では何を調査したか。そう,市町村合併だ。この言葉を最初,誰から教えて戴いたか。柳谷先生から教えて戴きましたと丁寧に言う。どこで柳谷先生に教えて戴いたのか。『学校』(板書)だ。そこで問いをメモした。
問いは何だったか。『何,いつ,誰,どうなる』の4つだ。それをどうした。『プランくん』の『ラベル欄』にメモした。
これは野口芳宏先生という柳谷先生の先生が考えてつくったメモ用紙だ。質問したいことを『ラベル欄』にメモする。教えて戴いたことを『ブランチ欄』にメモする。先生がつくった問いをみんなはどうしたか。お父さんやお母さんに質問した。ここまでが一つの学び方だ。柳谷先生が『市町村合併』と(みんなが言うときには)仰った(と言う)。
これは柳谷先生の大きな問いだ。これだと大き過ぎるので,小さな4つの問いにした。『何,いつ,誰,どうなる』だった。問いがあったら何を探す。そう,答えだ。答えを探すことを調査という。そこで何という調査隊をつくったのか。そうだ『わくわく,どきどき調査隊1』だ。1ということは2もある。
今日発言した問いから,次は何を調査するか話し合う。そして「わくわく,どきどき調査隊2」を始めよう。
インタビューはどうだった。またインタビューの旅へ行こう。終わり。