2004.12.13UP



30日(日) 音読指導 投稿者:柳谷直明  投稿日: 2月 1日(火)18時30分53秒

 昨日は例会で音読指導をさせて頂いた。音読と討論と論破が混ざり,かなり煩雑な授業になった。このような失敗は私にはよくある。私の癖とも言える。気を付けなくてはいけない。音読なら音読だけで10分間貫く。それ以外の雑多な情報を削除する。この削る作業を自らに課さなくてはいけない。どうも大人相手だと,ますますややこしくしてしまう。6日の国語修業講の授業の最終調整をする。/国語修業講の参加者が70名程度である。もう少し御参加戴きたい。/ 国語修業講の運営面の最終点検をする。水曜日までに準備をしよう。/ 今日は,来週の授業準備もする。来週の国語では『アレクサンダとぜんまいねずみ』の『授業作文』を書かせる。授業で学んだことを随筆風に書かせたい。作文メモでの取材,作文としての記述を活動として扱う。推敲も扱いたいが,時間がないのと低学年だからという2つの理由でやめる。取材の学習用語は「問題,意見,理由,学び,向上,評価,感想」にする。記述の学習用語は「速度,丁寧,文体,漢字,区切り符号,段落」にする。20分ずつ時間を保障するとゆっくりと学習させることができる。以前に書かせた5分間の授業作文も参考にさせる。廊下に子供の作文を掲示している。誰か読んでくれただろうか。来週5時間で先週の5時間分の「授業作文」を書かせよう。あとアレクサンダにお手紙を書かせて『アレクサンダとぜんまいねずみ』の授業を終える。これで国語の主な授業が終わる。後は漢字とか作文などの復習をさせて2年生の完成を目指す。/ 春号の締切りが間近! 御執筆をお願いしている皆様,よろしくお願いします。わかりやすい国語科への改革のために御尽力ください。

28日(金) お別れ会の打ち合わせ 投稿者:柳谷直明  投稿日: 1月30日(日)07時30分38秒

 いよいよお別れ会である。今日は役員の方と打合せをした。保護者の方がお別れ会を企画してください。有難いことだ。私は私で子供達とのお別れ会を企画する。3月24日に行う。25日は終業式である。その後,東京へ飛ぶ。26日の日本言語技術教育学会へ出席するからである。楽しみの研究会である。この2年間,楽しい思い出をたくさん作ってくれた子供達である。本当に別れが辛くなる。今日も4年生のスキー学習の引率から学校へもどると,バスの到着場所に何人か待っていてくれた。何ともかわいい子供達である。私を成長させてくれた子供達に心から感謝したい。それだけにお別れ会を盛り上げる。明日は例会である。国語の音読指導を提案する。更に教材研究を提案する。できれば5月号の雑誌原稿も提案したい。/ 今日は4年生のスキー学習へ引率へ行った。友達に声をかけるやさしい子達だった。きちんと育てられている。

27日(木) 授業公開終了 投稿者:柳谷直明  投稿日: 1月28日(金)18時49分13秒

 今週5時間の授業公開を行った。全部で15名の方が参観してくださった。有難いことである。検討会を行うことができないのが残念だが,みな忙しいので仕方がない。少し感想を訊いたとことでは,論破の授業が好評だった。これからは論破の授業を模擬授業として開発したい。保護者の皆様もお忙しい中来てくださった。有難い。何よりも子供達ががんばった。「自分のことを考えていたアレクサンダがウイリーのことを考えたから幸せになった。」このような発言が授業の終わりに続いた。感動した。すばらしい子供達である。ますます別れがつらくなる。授業づくりに苦労した分,感動が大きい。この授業づくりの醍醐味を若い先生方にも知ってもらいたい。

27日(木) 『アレクサンダとぜんまいねずみ』 投稿者:柳谷直明  投稿日: 1月27日(木)19時19分39秒

 間もなく2時になるので今日になった。今日で『アレクサンダとぜんまいねずみ』の公開授業研究を終える。ようやく指導案を書き上げた。疲れたが,それ以上に充実感に満たされている。しかし授業が重要である。指導案の通りになど進まない。ましてや子供の問いを取り挙げている今の授業スタイルは計画することが難しい。とにかく楽しい論破の授業が続いている。賢い子供達に感謝している。

24日(月) メールの有難さ 投稿者:柳谷直明  投稿日: 1月27日(木)01時21分57秒

 土・日にメールが不通になった。アウトルックで受信できないメールが出回っているらしい。とんでもないことである。いいかげん,迷惑メールを撃退してもらいたいものである。とりあえず,フェニックスのおかげで解決した。有難い。フェニックスは的確に答えてくれる。/ 『アレクサンダとぜんまいねずみ』の1,2時間目の授業を行った。子供達に笑いがあったし,指導する側も楽しかった。予定通りには進まないが,そんなの当たり前である。このように教材研究して授業に臨むことが本当に重要だと実感している。この教材のための研究を冬休みからずっと行ってきた。指導計画が決まらなくて,随分と苦しんだ。めずらしく指導案を書くのに時間がかかった。しかしそれだけに,楽しむことができている。早速今日から「論破」を指導した。早速「論破」して相手を負かしていた。実に期待通りに育っている子供達である。あと少しで別れるのが惜しい。明日の指導案がようやく完成した。あと3時間で読み終える。明日から本格的に「討論」させる。/ 土曜日に野口芳宏先生からお電話を頂戴した。有難いお電話である。野口先生の古希で「鍛国研」を盛り上げたいものである。江部満編集長から,金曜日に玉葉を頂戴した。いずれも有難いことである。私は今,本当に充実している。それだけに一つ一つの仕事をきちんと完結していきたい。/ 右目をやられたようだ。脂肪何とかだと診断された。

23日(日) メール不通 投稿者:柳谷直明  投稿日: 1月24日(月)19時37分24秒

メールの受信が不通になっています。送信はできるのですが。明日,プロバイダに連絡しなくては解決しないようです。

21日(土) 激務の3日間 投稿者:柳谷直明  投稿日: 1月23日(日)11時24分17秒

 新学期が始まった。昨日で3日が過ぎた。激務だったの一言である。何とか「読解力を育てるマスターカード」を開発し,昨日授業で使うことができた。まさに全員が書くことができた。場面の要素である時,場所,人物,行動を分類するワークである。このように分類する能力が脳の中で組み立てられていない場合,言語を獲得することができないだろう。カテゴリー化である。具体物と対応することができる言葉は覚えることができる。抽象的な言葉も唱えながら暗記することはできる。「8の段は〜」などである。数字のような抽象的な言語でも九九という上位語に8の段という下位語をつなげて覚えることができている。たぶんちょうちょうは昆虫であり,あさがおは植物であるということも線でつなぐことはできるだろう。しかし説き,場所,人物,行動という抽象的な言語を具体的な言語とつなぐことができない。そこでこの練習ワークを考えていた。このような抽象的な言語と作品中の具体的な言語をつなげることができると国語テストで点数を取ることができる。昨日,ようやくいくつかの言葉を抽象的な言語に分類することができた。カテゴリー化を具体的なマスターカードにしていきたい。子供達のおかげで学ぶことができる。有難い職業である。今日はいくらなんでも『アレクサンダとぜんまいねずみ』の指導案を完成させる。冬休みから考え続けてきたが,まだ完成しない。しかしようやく昨日,「『アレクサンダとぜんまいねずみ』を読みことができた」という実感を持った。何度も何度も読むべきである。子供もよく読んでいる。来週から授業に取り組む教材だが,すでに10回以上読んだ子が5人以上いた。一度も読んでいない子も5人くらいいたが。せめて学習する前に3回くらいは読んでおいてほしいものである。来週月曜日の1時間目から授業を公開する。楽しみである。/ 昨夜,江部満編集長から玉葉を頂戴した。全ての企画が上手く進んでいるというお知らせである。有難い限りである。特にマスターカードの合紙と野口先生の御論考の編集を急がなくてはいけない。他にも呼びかけるか。/ 子供達は昨日も元気だった。自由研究発表をメモなしで堂々をしていた。本当によく育った子供達である。これまでの自由研究発表会では最後の方になると集中力が切れていた子が数名いたが,昨日は最後までよく聞いていた。話ができる,話しを聴けることがかなり重要である。

19日 充実の一日 投稿者:柳谷直明  投稿日: 1月22日(土)08時53分33秒

 新学期が始まった。朝からスキー用具,教材などを車に積み込んで出勤した。今日運んでおかないと明日からは電車なので持っていくのが困難だからである。8時くらいに出勤した。久し振りの子供達は元気だった。朝のうちに自由研究の整理をさせ,入学式を迎えた。体育館への移動は並ばせない。それぞれが歩いていく。体育館で所定の場所に整列するとよいからである。新卒からこのように移動させている。体育館でも整列の指示を出さない。自分達で並ばせる。しかし今日は私がいる体育館横に子供達がついて来たので,ステージの方へ行き,3列だと指示してから私は一番後ろへ並んだ。子供達の自主性を育てたいからである。指示待ち人間にしたくない。校長先生のお話は短かった。それでも式の後に覚えている子は少ない。2年生全体で10名くらいだった。今日の校長先生のように短いお話でもこうである。長いお話だとなおさら覚えていないだろう。普段から同じことをしていてもこうである。注意深く話を聴く子に育てたい。さて子供達の代表の作文発表があった。2年生は隣の学級の子が発表した。原稿なしで堂々と発表していた。すばらしい。私の学級は1学期に原稿なしでステージでスピーチをさせた。隣のクラスも原稿なしで発表させた。学年としてきちんと話がで切ることを示してくださった。有難い。他の学年は原稿用紙を読んでいた。返事もろくにできない子もいた。情けない。こうして始業式を終えた。その後すぐに視聴覚室で学年の授業をした。パソコンのタイピングの授業である。ローマ字入力のことを20分くらいでクイズ形式で説明した。明日からタイピングの練習をさせる。その後スキー学習の暮らすわけやプリント配付を行った。最後に時間があったので今年の決意を発表させた。年賀状に1年の計を元旦に決めることを書いておいたが,ほとんどの子は決めていなかったようである。何たることか。仕方ないので考えさせてから全員に発表させた。正月に落ち着いて一年のことを各家庭では考えないのだろうか。こうして新学期初日を終えた。楽しかった一日である。元気に挨拶して帰って行った。その後教材研究の時間が1時間くらいあった。野口先生の教材研究法に学んでいるうちに時間になった。時間がほしい! 3時から大学へ行った。漢字指導の共同研究である。あまり話は進まなかったが,清野先生のお考えに私は共感できるので楽しかった。本格的に来年度は研究をまとめる。帰宅すると宇佐美寛先生から春号の玉稿が届けられていた。『鍛える国語教室』4号の御批判である。面白い。心から感謝しながら拝読させて頂いた。まさに私が望んでいたようなことを書いて頂いた。私が提案している「学習用語」は学習内容である。今後,学習方法として「学習用語」をどう提示するかを考えていた。実は数日前に,宇佐美先生の国語教育2月号の御論考への感想を書かせて頂き,郵送した。宇佐美先生の御主張と私が書いた授業方法が全く逆だからである。教材提示方法は学習者によって変える必要がある。先に提示するか後に提示するかは授業によって考える必要がある。しかし宇佐美先生が国語教育で書いてくださったので,私が悩んでいたことが正しかったとわかった。また学ばせて頂いた。このようなことを葉書に書かせて頂いた。今日,届けられた宇佐美先生からの玉稿は,まさに授業方法の問題が主である。義務教育の授業は現場にいる私達が主に考える。そしてこのような授業をしたということを発信する。発信するとそれに対して研究者に御批判頂くことができる。そして現場は授業を修正することができる。このような相互交流ができると子供の役に立つことができる。まさに相互作用である。このようなことを考えて春号を編集した。私が望んでいたこと以上のことを宇佐美先生は書いてくださった。本当に有難い。有難い玉稿を頂戴した。これまら明日使うマスターカードと指導案を書く。時間がほしい。

18日(火) 明日から3学期 投稿者:柳谷直明  投稿日: 1月19日(水)18時15分22秒

 学年通信を書いた。学級通信も書いた。この2日間,午前,午後とずっと会議だった。年度末反省会議である。その合間を縫って通信や新学期準備をしていた。早速充実の日々である。来週から自主公開授業研究を行う。『アレクサンダとぜんまいねずみ』での授業公開である。校内の先生方や保護者に参観を呼びかける。このHPを御覧になっている保護者の方にも是非,お越し頂きたい。日程はこうである。1月24日(月)1〜2校時目,25日(火)1校時目,27日(木)4〜5校時目。この5時間で読解指導を終える。その後「授業作文」を書かせる。すばらしい子供達との最後の討論の授業である。指導案をこれから5つ書く。何とか明日じゅうにはHPにUPしたい。5時間分の指導案である。お時間を取れる方がいらっしゃたら,御参観頂きたい。そして御批判頂きたい。楽しく学級の子供達全員の国語学力を向上させることができる授業を目指す。私の下手な授業への挑戦である。/ 野口芳宏先生が3月3日にNHKに登場される。1月26日に千葉の小学校で公開される授業が番組になるそうである。本日,その打合せをNHKの方とされていらっしゃったそうである。4月号の原稿をまだ書かれていらっしゃらないようである。相変わらずお忙しい御様子だった。番組が楽しみである。/ 明日は子供達との再会である。どきどき,わくわく。大きくなっているだろうな。楽しみである。明日はローマ字入力を少し指導する。3学期はローマ字入力を2年生に指導する。インターネット検索と画像の取り込みも指導する。英会話の授業もしたい。

16日(日) 明日から出勤 投稿者:柳谷直明  投稿日: 1月18日(火)19時14分41秒

 今週は自宅で仕事をしていた。明日から出勤である。早速,年度末反省会議などが目白押しである。私自身は反省を仕上げたので他の校務に取り掛かる。最も急ぐのが入学式準備である。新入生の一日入学と入学式準備が私に残された校務の一つである。一日入学のしおりを作り,保護者への説明を考える。そして入学式の提案文書を作成する。大忙しの3学期である。/ 今日でようやく落ち着いた。たまっている仕事を一つずつ解決する。/ かわいい2年生ともあとわずかでお別れである。楽しい3学期を過ごさせたい。2年生のお祭りを計画している。外遊びもたくさんしたい。

15日(土) 誕生日 投稿者:柳谷直明  投稿日: 1月16日(日)16時31分0秒

 44歳の誕生日を迎えた。あと16年で退職である。価値ある16年間を過ごしたい。そのためにも
「授業の腕を上げること」を最優先で考えよう。授業が楽しい。その楽しい授業をより楽しくしたい。そしてどの子にも学力を保障する。そんな授業を開発していきたい。野口芳宏先生の教材研究ワークを発見した。これを追試し,更に教材研究を科学的にできるようなワークを創りたい。作文ワークも作りたい。やりたいことだらけである。しかし授業研究を最優先する。/ これから娘のピアノの先生のコンサートへ行く。初めてのコンサートだそうだ。若いが,すばらしい先生だ。明るく元気に教える声に驚かされる。教師は明るくなくてはいけない。/ 『読解力育てるマスターカード』を開発する。創ってみたい方,挑戦してみたい方はお知らせ頂きたい。野口芳宏先生の企画である。子供にとって価値ある教材を開発したい。国語学力を簡単に保障することができる教材を開発したい。御協力を頂きたい。/ 横浜国立大学の府川源一郎先生から春号の連載許諾のお返事を頂戴した。有難い! 今年は「読み」の技術解明に拘る。「読み」の技術を明示した授業をここから発信していきたい。(春号の連載をお引き受け頂いた皆様に心から感謝申し上げます。我々は現場実践を発信して参ります。一流の大学教官に学ばせて頂ける喜びでいっぱいです。)

13日(木) 新しい出版企画決定 投稿者:柳谷直明  投稿日: 1月15日(土)13時10分54秒

 昨日江部編集長から玉葉を頂戴した。先週私の企画をお葉書でお届けしたところ,賛成のお返事である。最近は私の企画を編集長が御承諾してくださる。有難いことである。私の本ではなく野口先生の御本の企画である。野口先生の古希お祝いに花を添えたい。これまで落ち着かない日々を過ごしてきた。今年の正月もずっと勉強していた。もう少しで冬休みが終わる。もっと勉強したいものだ。

7日(金) 出勤2日目 投稿者:柳谷直明  投稿日: 1月13日(木)12時05分8秒

 今日は午前中の3時間で原稿用紙16枚分くらい書き上げた。全て今年度の年度末反省会議の資料である。学級の評価でおよそ原稿用紙4枚分を書いた。自分の分掌の評価でおよそ原稿用紙4枚分を書いた。研修の評価でおよそ原稿用紙8枚分を書いた。よく書いた。これで冬休みの課題の公的な課題が終了した。個人課題にはまだまだ時間がかかる。個人課題である授業研究にこそ時間をかけて取り組みたい。来年度の学級編成案も作成した。/ 今年度の校内研修は面白かった。来年度は更に有意義な校内研修を期待したい。公立小学校の校内研修で本を1冊書けるくらいの取り組みをしたいものである。各学年で取り組むことができるので十分に可能である。私に力があるかどうかの問題である。研修部は私のHPを見ていないと思うが,来年度もがんばろう。/ 今抱えている仕事を終えたい。そして新しい仕事に取り掛かりたい。土日で取り組んでいる仕事を切り替えたい。集中して仕事しよう。

6日(木) 初出勤 投稿者:柳谷直明  投稿日: 1月 7日(金)13時47分24秒

 2005年の初出勤だった。別段,変わったことはなかった。久し振りに歩いたので体調がよい。一日1時間の徒歩が今の私にとって必要なのだろう。歩くことで健康が保たれている。『ツーウェイ』の再読が150冊くらいになった。改めて認識することが多い。向山先生のお仕事に驚くばかりである。1999年から野口先生の原稿がなくなる。これで『ツーウェイ』の再読を終わる。今度は『教材開発』である。これはなかなか大変そうである。原稿量が多い。しかし少しずつ読破していこう。野口先生が公にされた文章をたくさん読みたい。せめて明治図書の連合雑誌に書かれた文章をすべて読みたい。/『ツーウェイ』を再読していると分析批評の実践に学ぶことができる。多くの方が分析批評の実践に取り組まれている。学ぶことが多い。今日は学校で子供の作品の打ち込みをした。そして学級通信173号を書いていた。3学期は始まってすぐに『アレクサンダとぜんまいねずみ』に取り組む。そこまでの教科書教材は大体終えた。この文学教材の授業を全て公開したい。国語学力を身に付けた子供達とこの教材を読み深めたい。この教材で討論をして,人間の心を考えることができる子供に育てたい。保護者,先生方にも呼びかける。3学期が始まってから2週間目くらいから『アレクサンダとぜんまいねずみ』の読みに入る。今,教材研究をしている最中である。子供の発言が楽しみだ。漢字指導やスピーチ指導で飛び込み授業の予定もある。これらの指導案も書く。3学期にも研究授業を10回くらいできそうである。研究授業100回まで,あと20回くらいである。今まで以上に,教師修業の一年にしたい。

5日(水) 明日から出勤 投稿者:柳谷直明  投稿日: 1月 6日(木)23時30分5秒

 これまでは長期休業中に出勤しなかった。長期休業中に出勤しなくても,私は学び続けているからである。しかし今年は出勤しなくてはいけないようである。私にとっては出勤してもしなくても仕事をしているのに変わりはないからよいのだが,通勤時間の3時間を勉強時間から削られるのが痛い。結局出勤すると私にとっての仕事量は減る。まあ,歩くだけ健康によいが。明日から出勤する。/ 早速1月からお話しをする機会を得た。午前中,構想を練っていた。私の主張することはただ1つ。「確かな国語学力を保障しましょう」である。これしかない。多くの仲間を集めていきたい。そして確かな国語学力を保障する授業実践を集めていきたい。/ 娘が一生懸命勉強している。これまで関わりが少なかった分,今は少しずつ勉強を見ておきたい。ここ数年,見ることができなかった。塾にも行かず,自分で勉強している。よくがんばっている。がんばれ。

4日(火) 『ツーウェイ』の再読 投稿者:柳谷直明  投稿日: 1月 5日(水)13時34分2秒

 野口芳宏先生の実践に改めて学ぶために『ツーウェイ』を再読している。向山洋一先生の漢字研究や新卒2年目の評価・評定研究などを改めて拝見し驚いている。誰が何と言おうと向山先生や野口先生は日本の教育を向上させたことは間違いない。改めて学び直したい。宇佐美寛先生もものすごい。浜上薫先生に『分析批評入門』を複写して差し上げたそうだ。私は今,何とすばらしい方々に囲まれて仕事をしているのか。浜上薫先生は私の拙著の書評を書いてくださる。3月の言語技術教育学会が楽しみである。ノートを作り,しっかり学んでから参加する。私は分析批評の用語も学習用語として子供達に与えていった方がよいという立場に立ちたい。野口先生は反対されるだろうか。難しいところである。

2日(日) 元旦はあまり仕事にならなかった 投稿者:柳谷直明  投稿日: 1月 4日(火)10時21分26秒

学習用語の先行研究の分析を始めた。しかし範囲が広すぎるので眠くなってしまった。今日の午前中は国語科教育学を考えていた。これまた範囲が広すぎる。学力は教材分析から考えることができるが,方法は授業から考えるしかない。どのような授業が行われているのかを分析するのが教科教育の方法論研究だろう。教員養成系大学の教官が現場の授業に学ぶ姿勢がない限り,授業方法研究は成立しない。もちろん現場の授業に学ぶということは現場の授業を批判検討することである。そうすることでよりよい授業方法が確立していく。現場の授業実践批判を抜きにして国語科授業の方法を語れないだろう。国語科教育の内容と方法を考えるには全国の学校で行われている国語科授業を批判するしかない。そんなことは無理なのはわかる。だからこそ授業実践を集める努力をしたい。そしてよりよい授業方法を考えていきたい。やはり宇佐美寛先生の『国語科授業批判』は名著である。再読する。渋谷孝先生の『説明的文章の指導過程論』を拝読し,このようなことを考えている。現場で授業することができるということは,何と有難いことか。発想が拡大して,まとまった仕事にならない。しかし新しい仕事を始めるときにはこのような拡散的な思考から始まる。拡散的な思考が創造的な発想になることを期待して,本を読み続けよう。あまり仕事にはなっていないが,昨日と今日で5冊くらいは本を読んだ。読書量はどんどん増している。

1日(土)謹賀新年 投稿者:柳谷直明  投稿日: 1月 2日(日)12時24分31秒

謹んで新春のお慶びを申し上げます 旧年中は一方ならぬお世話になり有難うございました 本年もよき年でありますよう 心からお祈り申し上げます 今年もなにとぞよろしくお願い申し上げます 平成17年元旦