2005.10.1UP


29日(火)木曜日の授業参観 授業参観は5時間目である。その後個人懇談会を行う。学級懇談会で伝えることは特に無い。伝えたいことは授業中に話す。冬休みは自由研究だけを課題とする。宿題のプリントは出さない。自由研究で新聞を作りたい子には用紙をあげる。随分と新聞好きになった。何かを調べて,絵や文の記事にまとめるとよい。学習面で心配の方はファイルにはさんであるプリントをノートにさせるとよい。または式と答えを唱えさせるとよい。10になる数……。9になる数……。8になる数……。これをいまだに言えない子がいる。一の位のたし算の答えがすぐに出てこない子がいる。3+4=。このように毎日訊いてくださると助かる。心配な方はこのような復習をさせるとよい。国語では教科書の巻末指導をしている。漢字の筆順をきちんと唱えさせながら掌書きをさせる。片仮名,平仮名の筆順がめちゃくちゃな子がいる。一度きちんと教えても,自分でぐちゃぐちゃにしている。漢字の読みテスト50問はあと数名が80点以下である。片仮名テストもほとんど全員が合格した。しかし心配な子には再度させるとよい。プリントに書かせない。ノートに書かせる。そして丸を付けて欲しい。生活面で気になることは毎日忘れ物をしている子だ。低学年から忘れ物をする癖を付けると高学年になっても忘れものをする子になることがある。保護者に点検して戴くしかない。忘れ物は学校で指導しきれない。最近学校に慣れて,教室を走り回ったり,廊下を走り回ったり,トイレの使い方が悪かったりしている。このようなことは学校で指導している。返事,挨拶の声がいつまでたっても小さい子がいる。きちんと挨拶やお礼が言えない子がいる。人に何かを拾ってもらったときに有難うと言えない子がいる。「公文があるから。」こう言って掃除をしない子がいる。教室内で進んで働くことそうでない子がはっきりしている。気が付いたら注意をしている。アサガオの鉢がまだ置かれていることも気になる。(^_^)v それほど大きな問題はないので,学級懇談をしなくてもよいと判断した。もっと茶話会を行って保護者同士が仲良くなればよいのにとも思っている。/ 木曜日5校時目の授業予定 私の保護者公開はこのように家庭学習をさせるとよいという情報提供として行っていることが多い。今回も参観される方はメモするなりビデオに撮るなりして参観して戴きた。(お子様の授業風景をビデオなり写真で撮ってあげるとよいと思う。写真と言えば,先日の写真はまだ整理ができていないのでお待ち戴きたい。)5分間の授業を9コマ行う。1 書写 書写教科書を何度も忘れてくる子がいて困っている。教科書をなぞる。書写ノートに書く。マッキーを使う。2 直写スキル 直写スキルの説明を春にしたような気がするが,していなかっただろうか。「直写スキル」とは何か。このような問合せが来た。直写スキルの使い方を御覧戴く。3 視写 視写はかなり有効な言語活動である。以前にも書いたが,改行段落(小段落)でない所を改行段落にする子が多くて弱った。どういうことかを授業で御覧戴く。1分間で20文字(400字詰め原稿用紙1行)が私が決めた低学年の速度の基準である。私のマスターカードを購入された方は音読視写をさせて戴きたい。4 音読 小段落,大段落,一文という言葉の意味がわかっていない子がいる。指導はもちろんしている。何度も何度も音読させたり,指ではさませたりして確かめている。「小段落2の速読み大会,始め」こう言って速読みをさせた。させている私は楽しかった。「先生,どうして大会なの」りゅうくんはいいところに気が付くね。5 漢字読み指導 教科書巻末を指導している。これがなかなかおもしろい。教科書巻末を指導している教師は少ないだろう。私はこういう細かい所が好きだ。教科書巻末で読みを指導する。ここで書いてもなかなかわからないだろう。私の授業を御覧戴くしかない。一つの漢字でいくつもの読みがある。それがわからない子がいる。6 漢字書き指導 これは全道大会のときにも指導している。参加戴いた方は理解されていることだろう。空書き,掌書き,指なぞり,鉛筆なぞり,鉛筆練習である。鉛筆でたくさん書かせる必要はない。齋藤孝氏は何十回も書かせると言っているが,私は違う。掌書きで覚えさせる。覚えてから鉛筆を持たせる。覚える前に鉛筆を持たせない。かなり私流の方法である。このように指導している教師は少ない。7 マスターカードの使い方 日記指導をする。8 マスターカードの使い方2 日記を実作させる。9 聴写 このような授業展開を考えている。5分間で授業は成立する。その5分間を9コマ重ねる。そして45分間の授業を組立てる。授業とは教師にとって真剣勝負の場である。予定通りになるかどうか,乞う御期待。昨日,こう君が言った。「疲れた」疲れて当たり前だ。真剣に学習したら疲れるに決まっている。/ 3年2組での授業 久し振りというか,今年度初めて3年生で授業を行った。相変わらずかわいい子供達だった。1時間で授業作文を書いてくれた。ものすごく盛り上がった。楽しんでくれたようである。


28日(月) 野口芳宏主宰の巻頭論文 一年ぶりに野口主宰の玉稿を打たせて戴いた。懐かしい文字を拝することができた。野口主宰の文字は読みづらい。しかし私はほとんど読める。今回も一文字も読めない文字は無かった。パソコンで打ち上げてから,校正して戴いた。3箇所誤りがあった。そこを含めて何箇所か修正してくださった。このくらいの精度で論文を書きたいものである。私だと1度の校正で何十箇所も書き直したくなる。元原稿がよくない証拠である。一文ずつ確かな文を積み上げるように書かなくてはいけない。宇佐美寛先生が仰るように文という単位を重要視すべきだろう。緻密に計算された論理的な文章を書けるようになりたい。さらに修業を重ねるしかない。野口主宰の巻頭論文が入った秋号はかなり読み応えがある。早速20冊ほど予約を戴いている。100冊しかつくっていない。50冊くらいは寄贈する。すると50冊くらいしか譲れない。今回も完売するだろう。お早めにお申し込みを。/ 聴写 今日も連絡ノートに聴写させた。「一ます空ける。冬休みには自由研究だけ出す。改行一ます空ける。プリントは出さない」全員が聴写できる。すばらしい一年生である。楽しいので毎日聴写させよう。明日の聴写はこれだ。「一日は参観日です。授業参観は5時間目です」拗音が難しい。/ 視写 1分間視写を3回行った。改行段落ではないところを改行している子が数名いた。20文字に達しない子が数名いた。3回目には20文字に達しない子はいなくなった。改行段落ではないところを改行している子が1名になった。小段落という学習用語の行為化である。小段落だと指摘させるより,小段落を書かせる方が難しい。作文では小段落を使うことができる。しかし教科書で小段落になっていないところを小段落にしないで続けるということが難しい。それでも何度か視写をさせるとわかってきた。/説明文の読解 視写をしている。小段落と大段落を指導した。今日は話題を指導した。この説明文の話題は何か。働くじどう車。それは題名だ。いろいろな自動車。一番広い話題は自動車だ。この言葉に狭い言葉が入る。バス,コンクリートミキサー車。ポンプ車。バスの中に入る言葉は何か。座席,つり革。このように一番広い話題は自動車だ。バズは自動車よりどうか。狭い言葉です。座席はバスよりどうか。狭い言葉です。バスはコンクリートミキサー車よりどうか。狭い言葉です。そうか,車の名前だからバスと並ぶ言葉だ。座席とつり革も。並ぶ言葉です。これで時間になった。他に直写スキルもさせた。楽しんで書き,暗唱していた。休み時間は体育館で遊んだ。


11月26日(土) 昨日『鍛える国語教室』(7)2005年秋号完成! TOSS/FreeTalkメンバーが昨夜,丁合してくれた。更に校内では冨樫忠浩先生,釜谷いずみ先生,中村さんがお手伝いくださった。心から感謝申し上げる。特に冨樫先生には印刷物を運んでくださるなどのお手伝いを戴いた。感謝の言葉もない。子供の国語学力を確かに形成したい。そのために言語技術を解明したい。野口芳宏主宰が仰る「向上的変容」を実践で解明したい。このような願いで同人誌を発行し続けてきた。私一人で印刷・丁合をしていたときもある。それでも発行する喜びに比すれば苦にならなかった。そのような時期と比べると今は夢のようである。職場に仲間ができ,職場で例会を行い,毎日子供達と楽しい授業を行っている。1997年に野口主宰と出合い,野口主宰の講座に何十回と参加し,模擬授業を何十回と行い,公開授業を何十回と行い,授業記録を何十本と書き続けてきたことで現在の私がる。まだまだ私の授業は未熟だ。更なる教師種修業に励みたい。このような修業を重ね続けることで楽しい日々を過ごすことができる。今は苦しんでいる教師も多いことだろう。そんな方に少しでも役立つことを願い,活動を続ける。「授業研究すると毎日が楽しい」若い冨樫先生の科白だ。全国の全ての教師がこのように言い切れることを願っている。国語の授業を向上させたい先生,是非『鍛える国語教室』研究会ゼミで学び合おう。子供にとって楽しい授業は教師にとっても楽しい。確かな学力を形成する楽しい授業を開発しよう。秋号は来週発行する。今日は次の仕事に取りかかる。次々と出版企画が待っている。有難い限りである。 


24日(木) 『鍛える国語教室』(bV)2005年秋号刊行! ようやく秋号が完成した。今回も170ページを超える。次のような後記を書く。新連載が始まった。『教育科学・国語教育誌』江部満編集長である。是非にとお願いし,玉稿をお寄せ戴いた。宇佐美寛先生からは9ページの玉稿をお寄せ戴いた。批判という言語活動を通して引用の技術を教えてくださっている。私には問題点が全くわからなかった。「あれど見えず」である。更に読み,考えるという技術を身に付けたい。確かに「説明書き」はおもしろい教材になりそうである。渋谷孝先生からは次号の玉稿もお寄せ戴いた。渋谷先生の玉稿のお蔭で宇佐美先生から学ぶことができた。いまだに説明文の授業では「アーチ橋」をつくるなどの実験が行われている。それも若い先生がである。国語で何を指導するのかということを国語科が具体的にしてきていないからである。問題意識を持たない現場教師とそのような教師を育てた教員養成系大学の責任である。小学生は国語科を一番嫌っている。楽しくない授業を受け続けさせられている子供が犠牲者である。更に渋谷先生から説明文の読解技術を学ばせて戴きたい。お礼を書いていると,それだけで編集後記が終わるので,個別のお礼はこのくらいにする。実践,連載の玉稿をお寄せ戴いたすべての皆様に心から感謝申し上げる。岩見沢市立美園小学校に「鍛国研」美園ゼミが誕生した。会員は私を含めて3名である。代表の釜谷いずみ先生は森田茂之先生の弟子である。今後の活躍に期待している。事務局は冨樫忠浩先生である。やる気に満ちた青年教師である。彼は言う。「授業研究をすると毎日が楽しい。」空知ゼミ例会で授業の腕を磨いている。(空知ゼミ例会は先生方だけでなく,保護者,子供にも参加戴いている。小学1年生から大人までを満足させる授業開発、授業技術が求められる。)美園ゼミで本を書いている。『誰でも楽しく書ける作文マスターカード』(仮称,中学年)である。私は助言するだけで,2人でどんどん開発している。最近は朝から作文ワークの検討を行うこともある。職場で教材開発を話題にできるとは夢のような話である。飲み会でも教材開発,授業開発で盛り上がる。私の教員生活で初めてのことである。教員を取り巻く環境は厳しい。だからこそ授業力を向上させる必要がある。給料が減るから働かないではなく,給料が減るからより一層働くのだ。そして子供に楽しい授業を提供する。金では買えない価値を教員は手に入れることができる。学ばない教師が教壇を追われる日は近い。私の実践の多くは10月の全道大会用に書いたものである。私の最近の執筆の多くは『鍛える国語教室』用である。次のように執筆している。帰宅する。日記に授業実践を書く。翌朝,学級通信にコピーする。夏号を編集したときに実践を記録していないことを反省した。そこで2学期はできるだけ授業記録を書いた。全道大会からひと月以上が過ぎた。最近はまた実践を記録していない。また『鍛える国語教室』を編集していると実践記録の少なさを反省する。更に授業実践を書こう。授業は子供のために行っている。その授業は効果があったのかどうか。子供にとって価値があったのかどうかは自らの授業を厳しく評価するしかない。「経験はただ重ねるだけでは力にならない。経験は,意図的に積み,かつ,それに整理を加えなければいけない。」野口先生がよく仰る高橋金治先生の教えである。授業記録を書き授業を高めたい。そして多くの先生方へ情報提供したい。私の拙い実践でも,何らかの役に立つことを信じて書き続ける。今号は貴重な実践をお寄せ戴いた。次号も実践をお寄せ戴きたい。そして実践を蓄積していこう。一人一人の実践は実に価値ある行為である。次号は新潟の庭野三省先生からも実践をお寄せ戴く。庭野先生のような一流の実践家の授業を学ばせて戴きたい。そして多くの方へお伝えしたい。我々の後輩へ授業実践を残していきたい。次号で「読むこと」の特集を終える。「読むこと」の技術解明に少しは役立つことができただろう。少なくても私はこの一年間で授業を変えることができた。宇佐美先生に学び,野口主宰に学び,サークルの仲間に学び,子供達に学ぶことで授業が向上している。更に「読むこと」の技術を具体的に次号で御提案戴きたい。御実践,御連載の玉稿をお待ちしている。冬号は2006年1月15日締め切りである。(よろしくお願い申し上げます。少し早いですが,よいお年をお迎えください。)


22日(火) もみじ台南小学校6年2組のみなさん,有難う 大谷さんの勤務校で授業をさせて戴いた。(校長先生を始め,参観戴いた先生,有難うございました。大変勉強になりました。)6年2組の子供達,有難う。よく私のややこしい授業でがんばって学習してくれた。今日は教材文を批評するという稀にみる授業だったのだ。更に4分間で8行書くという課題を与えられて,苦しんだ子もいただろう。でも「勉強になった」とか「楽しかった」と言ってくれた子がいて有難かった。そう多く,飛び込み授業をしているわけではない。だから少し緊張した。しかしみんなの名前を呼ぶことができて,緊張がほぐれた。1時間目に座席表を戴いたので,3時間目までにみんなの名前を覚えた。作文を最後まで完成させることができなかった。しかし作文を完成させることが主な目的ではないのでかまわなかった。「言葉を削る」と「文を短く」という2つの技術を指導することができた。「これから卒業文集を書くのに役立ちます」と授業感想を言ってくれた子もいた。本当に素直な子供達だった。学校全体が落ち着いていた。校内もきれいだった。貴重な機会に感謝する。(皆様,有難うございました。)4時間目は大谷さんの授業も参観させて戴いた。1年生の子供達が熱中していた。これも勉強になった。(重ねてお礼を申し上げます。)これで3月の大阪用の指導案をほぼ完成させることができた。ようやく,ほっとした。23日(水) 保護者懇談会 来週は保護者懇談会がある。今回は個人懇談をしたい。美園小へ来て以来,個人懇談をしていない。特に理由はないが。来年の人事はどうなるかわからないが,1年生を持ち上がらなかった場合,今回がじっくり話す最後の機会なので個人懇談で話しておきたい。学力面でも生活面でも優秀な1年生なので,特に話をしたい保護者がいるわけでもない。何か質問が有れば,連絡ノートに書いて戴きたい。一人2分でも小1時間かかる。保護者会の日に都合が悪い方は他の日にでもいらっしゃって戴きたい。放課後,いつでもかまわない。1年生でもここまで伸びるということを教えてくれた1年生である。楽しい一年間だった。残りの69日間を一日一日大切に過ごしたい。持ち上がっても持ち上がらなくても悔いを残さない日々にしたい。


22日(火)先週は荒谷さんの学校の公開授業に参加したり,NIEの全道大会へ参加したりで忙しかった。NIEの大会の後,空知ゼミ例会があったので,美園小へもどった。時間が遅くなり,新札幌で待ってくださっていた大谷さんに御迷惑をかけた。30分くらい遅れた。角銅さんが授業をしていてくださった。私は「グループ・ニュース・バトル」の授業をした。あまり盛り上がらなかった。やはり6年生教材での授業は難しい。荒谷さんは回文を書かせる授業をしてくださった。楽しい授業だった。冨樫さんは「マスターカード」を使った対話の授業だった。盛り上がった。どんどん授業が上手くなる。大谷さんは俳句の授業だった。5分間の見事な授業だ。その後漢字文化の授業もされた。楽しい授業だった。時間が足りなくて矢田さんに授業して戴くことができな無かった。今回も失礼した。参加者は20名弱だったが,教員が8名もいた。学び合うことができた。初参加の荒谷さんも子供達の反応のよさに驚かれていた。/新聞づくり 月曜日は新聞づくり2時間目だった。先週の1時間で書きあがった子は色鉛筆できれいにさせた。子供達は新聞づくりが大好きな様子だ。とにかく楽しんで作成している。1年生でも新聞がつくれることをNIEの大会では驚かれた。きれいな新聞がたくさんできた。今度は水性ボールペンで清書させたい。(保護者の皆様,4〜7ミリくらいの水性ボールペンを持たせてください)/ 今日は開校記念日で休みである。大谷先生の学校で授業をさせて戴く。6年生へ「検定外」教科書で授業する。指導案をこれから書く。あと1時間くらい時間がある。楽しみだ。指導案


17日(木)子供の成長 今日は一日授業を行った。腰が辛かったが,最後まで全力を尽くした。1時間目は算数である。繰り下がりのひき算をほぼ終える。しかしまだできない子もいる。そこで5の合成,6の合成,7の合成,8の合成を復習させた。減加法を確かめて,減減法を指導した。2時間目は体育である。体育は釜谷先生が進めている。スムーズな指示で,無駄なくリレーとゴム跳びをさせていた。3〜4時間目は図工である。今日は版画の人物を作らせた。顔を描く。男の子,女の子,帽子を被っている子,被っていない子などたくさん黒板に描いた。釣りをしている自分なので男の子は男の子でもいいし,別にしてもよい。女の子も女の子でもいいし,別でもよい。体を顔の横から大きく描く。顔はみんなの親指2つくらいの大きさ。体は顔2つくらいの大きさ。竿を持っている手を描く。離れたところに丸を二つつなげて描く。腕をぐにゃぐにゃと書く。曲がっている方がおもしろいでしょう。服を着せる。半そでを描く。丸襟でもいいし,着物のように描いてもよい。ぱんつをはいていないね。ずぼんをはかせる。こう描いたらお尻がなくなる。ずぼんの真ん中は少しだけくの字にする。足を遠くに描く。こんな真っ直ぐの足だとおもしろくないねえ。ぐにゃぐにゃ曲げる。ようし切るよ。かたつむりの線できれいに切る。少しくらい線からずれてもよい。細いと切れてしまうので,細い所は少し太くする。用意,始め。楽しい人物がたくさんできた。次は竿と船をつくろうね。「もう終わるの。3時間目の終わり。」「もう4時間目が終わったの。」「ええ! 早い。楽しいときは早く終わるね。」5時間目は生活科で新聞を書かせた。B4版の新聞を1時間で書き上げた子が何人かいた。驚くべき速さだ。初めて一人で新聞を書かせた。ポイントは一つ一つの記事を完成させないことだ。ここはトップニュース。1年生の生活科で一番書きたいことを決める。決めたら座って書く。この調子で次々進めた。速い子が一つの記事を書き終えたら終了。次の記事にいく。今の記事はもう書かない。次の記事を書き終わったら書いてよい。「先生,楽しかった。新聞書きたい。」何人もに言われた。1組の子供達も帰りの作文で新聞づくりが楽しかったと書いていたようだ。2組の帰りの作文でも書いていた。2組の帰りの5分作文にも驚いた。今日の授業で楽しかったことを書く。5分間,用意始め。5分間で5行だった子は1名だけ。これでも1年生としては速い。しかし私の学級では一番遅い。一番速い子は18行書いた。5分間で18行である。恐るべき1年生だ。楽しい一日だった。冨樫先生が毎日が楽しいという。私と出合ったお蔭だと言う。子供達もそうだが,先生でも私との出会いで学校が楽しいといってくれるのは何よりも嬉しい。授業が楽しい,学ぶことが楽しいと言える仲間を一人でも多く増やしたい。私自身が野口芳宏先生と出合うことで教師人生をパラダイスだと思えるようになったからである。私の影響ではない。冨樫先生の学ぶ意欲が私を動かす。有難い仲間である。こんな職場環境も初めてである。職場サークルである。明日は空知ゼミ例会だ。札幌の聖心女子学院で実践を発表してくる。そして夜6時30分から美園小で例会を行う。有難い毎日である。/ 江部満編集長から玉稿を頂戴した。秋号から編集長の連載が始まる。これがおもしろい。しかも勉強になる。国語教育の戦後の裏話である。更に私のいくつかの企画に励ましをくださった。全国の野口先生フアンの皆様,御一緒に本を書きませんか。いよいよ大きな企画に着手します。詳細は春休みに発表します。


16日(水) 南中小学校へ 昨日は何とか出勤した。歩くのがやっとだった。授業を終え,書類を整理していると5時になった。冨樫さんは「作文マスターカード」の企画を練っていた。職場で教材開発の話ができるとは夢のようだ。有難い。今日は富良野へ行く。/ ヘルニア再発3日目 今日も無事に過ごすことができた。この調子で回復してもらいたい。週末は仕事が溢れている。『言語技術教育』15号(明治図書,2006年3月刊行予定)が21日締め切りである。『鍛える』秋もさっさと完成させたい。今週の土・日で原稿の全てを完成させ来週印刷する。/ 明治図書の連合雑誌を昨日拝した。『確かな国語学力(基礎・基本)を育てるマスターカード』の広告を1面で載せて戴いた。江部満編集長,有難うございます。/ 荒谷卓朗先生の授業を拝見した。大谷和明先生の授業とよく似ている。大谷先生のように楽しいやりとりを拝見させて戴いた。実り多い研究会だった。あのように自主公開研をして,人を集めることが何よりすごい。「作文マスターカード」の模擬授業はまあまあだった。私の想定外の使い方をする先生がいて面白かった。全員が10分以内で作文を書いた。


14日(月) ヘルニア再発 朝,腰が痛くて起きられなかった。今年度初めて腰痛で休む。夜になり,ようやく起きられるようになった。パソコンも読書も何もできなかった。明日は出勤したい。仕事ができる毎日の有難味を味わう。


13日(日) 「鍛える国語教室」美園ゼミ誕生か! 同僚の冨樫さんと釜谷さんが「鍛える国語教室」(bV)秋号に玉稿を寄せてくださった。有難い実践である。さっさと冊子の編集を終えて,25日には刊行したい。その釜谷さんに国語教育2月号の拙稿を差し上げた。するとこう言った。「このように見ているのですね。」木曜日の段階では小学校での授業批判を書いていた。だからそう言われても仕方がない。確かに美園小学校でも批判したいところはある。しかし私が転勤してきた3年前に比べるとかなりよくなった。(3年前の日記にはずいぶんと研修への批判を書いていた。その日記は消え去ってしまったか)研修会議の場で授業批判をし続けてきた。だからといって私の授業が完璧だというわけではない。私こそ授業技術を向上させたい。だから今年度から空知ゼミ例会を月2回行っている。重要なことは授業を批判し合う土壌が必要だということだ。先日,飯田稔先生が仰っていた。昔は授業を公開し合った。そして批判し合った。今は職場にそういう雰囲気がない。全くその通りである。今日の授業はすばらしかった。子供はよく活動していた。大変な学級なのによくここまで育てた。こんな美辞麗句ばかりが授業検討会で並べられる。実につまらない。(こう書くと美園小のことのように聞こえるが,そうではない。一般論である。私はかなり他校の授業研究会へ出かけている。他校の研究会へ参加しての一般論である。批判が飛び交う校内研究会は少ない。批判が飛び交う校内研究会があれば御連絡戴きたい。是非,参加させて戴きたい)金曜日に校内の公開授業があった。子供はよく育っている。教師の話も冗長でなくてよかった。しかし私は授業検討会で言った。「指導がないので授業とは呼べない。」この批判の意味をわかってもらうために,そのあと説明した。子供が育っているから活動で授業が成立していた。しかし本当に全員が目標に到達していたのか。そうとは言えないだろう。そこで評価が必要である。評価し,必要なことを指導する。更に評価し,確かめる。私は評価が先でよいと考えている。評価し,子供の問題点を明らかにする。そして問題点の向上のために指導する。更に行為化させ,評価する。算数科の授業だったが,国語科と授業の本質は同様である。「活動あって指導なし」「評価せずして指導なし」である。しかし美園小学校の授業検討会はこのように批評し合う土壌がある。だから先生方の授業力は向上している。すばらしい学校である。美園小学校にお世話になり,今は心から感謝している。もちろん子供達も保護者もすばらしい。釜谷さんの一言で拙稿の批評部分を削除した。今も国語教育2月号の拙稿を更に書き直している。このような美園小学校のすばらしさを書くことにした。特に1年生はすばらしい。私の学級だけでなく,1年生全ての子供がすばらしい。学年の先生方,保護者の協力体制ができいているからである。細かな連絡をしなくても坂すべりをすると言ったら段ボールでそりを作ってくださる。保護者の協力があってこそ,創造的な授業に挑戦できる。このように日常的に論文検討,実践交流,授業批評ができる職場環境をかねてから望んでいた。学年打ち合わせでも模擬授業をし合っている。一つの職場で本格的に研究し合うことができる。いわば「鍛国研」ゼミを職場でつくるようなものである。勉強し合うことができる環境はすばらしい。教師こそ学び続けなくてはいけない。学ばない教師は子供に教える資格がない。ついに「鍛える国語教室」美園ゼミ誕生になるか! 学ぶ意欲が強い富樫さんのお蔭で学ばせてもらっている。


12日(土)『うちのママ自慢』作文 昨日は外へ遊びに行く予定だった。段ボールで坂を滑って遊ばせよう計画していた。しかし雨が降ったので中止した。そこで作文を書かせた。1時間で全員が完成した。2時間目に清書させた。3時間目に一人ずつ私が読んで修正指導をした。作文と消しゴムを持って来させる。誤字を指摘して消す。このくり返しで30分くらいかかった。残った20分くらいで「なりきり作文」を書かせようかと思ったが,時間がかかりそうだったのでやめた。そして「なりきりすぴーち」をさせた。次のような子がいて盛り上がった。「みなさん,こんにちは。ぼくはさくらんぼです。これからぼくが好きなことを3つ紹介します。1つ目は食べられることです。お口の中でかじられます。2つ目は友達と一緒にいることです。木にいるときは友達と一緒です。3つ目は甘いことです。おいしいって言ってもらえて嬉しいです。このように僕の好きなことの紹介を終わります。お聴き戴き、有難うございました。」楽しい授業だった。/ 江部満編集長からの玉葉 編集長から玉葉が届いた。次の出版企画が決定した。本当に有難い。「学習用語を明示する楽しい『話すこと・聞くこと』授業マニュアル」である。以前に自費出版でまとめた冊子を3分冊で刊行する。来春刊行である。この冊子は私が初めて編集した冊子である。300冊くらい作成したが、すぐに無くなった。思いでも人気も高い冊子だった。「授業マニュアル」という発想も私が当初からねらっていたところである。どのように国語の授業をしたらよいかを考え、悩んでいた時期にまとめた本だからだ。執筆戴いた全員に許諾を戴こう。有難い仕事が続く。江部編集長に心から感謝申し上げる。


10日(木) 学年通信 学年通信にこんなことを書こう。1 がんばった学習発表会 「1年生とは思えない。」多くの保護者からすばらしかったとの御感想をお寄せ戴きました。有難うございました。指導している側がよいと思っても,保護者に御覧戴くとまた違った御意見があるかもしれません。連絡ノートなどで御感想をお寄せ戴けますと,実に有難いです。2 かわいいアサガオ・リース 3 筆順に要注意! 4 めずらしい魚(版画)/ ここまで朝書いて出勤した。野口芳宏先生からお電話を頂戴した。お元気そうで何よりである。秋号では巻頭を書いて戴けそうだ。有難い。どのくらいの文章を書かせるかということに対して御助言を頂戴した。字数は特に決める必要はない。まあ200字,300字.400字といっているのだから中学版は600字にしてはという折衷案である。こういう御判断が野口先生の面白さである。長い文章は部分を完成させていけばよい。このような御教示を頂戴した。野口先生からの学びの一つ一つを大切にしていきたい。今日,原稿を書き上げたそうである。今年の2月に伺ったここだけのお話を思い出す。12月に札幌へいらっしゃるようだ。


9日(水)作文速度 なりきり作文を書かせた。私が中学年用に書いた「マスターカード」である。1年生でも何なく使った。ただしこの子達は並みの1年生ではないので,この子達が使えてもあまり教材の難易度の参考にはならないかもしれない。視写は全員が数行書いた。視写のときに教育委員会の方々が参観に来られた。こんな小さなますで書いているのですか。こう驚かれていた。普通の原稿用紙のます目より少し小さなものを使ったからである。全員問題はなかった。片仮名の筆順が気になる子がいたくらいで,視写速度は全員が適正である。教育委員会の方々は一年生のレベルの高さに驚かれていたようである。すばらしい子供達である。その後,メモを書かせてから創作させた。7分間で一度止めさせた。7分間の作文速度は次の通りである。5行1名。6行2名。この子達がやや遅い。それでもこのくらいで普通の1年生の作文速度だろう。1年生としては適正の範囲である。7行3人。この速度で低学年として適正である。2年生はこのくらいの速度でよい。8行1名。9行3名。10行1名。4年生くらいでとして適正な速度だろう。11行4人。12行3人13行2人。14行1人。私が高学年を担任していて,鍛えた子供達は5年生の後半くらいでこのくらい書いた。14行は6年生として適正な速度である。15行3人。17行1人。恐るべし1年生である。この子は7分間で原稿用紙1枚くらいを書くということである。私は急いで書くと4〜5分で原稿用紙1枚を書く。大人であり,書くことを苦手としない私の速度に近いということである。このまま伸びていってくれることを願う。/『教育科学・国語教育』2月号の原稿が完成しない。その前にNIEからの依頼原稿を書いた。800字だったので,先に仕上げた。短い原稿は早く出さないと忘れてしまうからである。忘れること自体失礼な話だが。『鍛える』の編集もできない。例会報告も書けない。編集長から『言語技術教育』のお葉書が届く。『言語技術教育』は大体仕上がっている。全快は遅くなり失礼したから,今回は先に書いた。原稿依頼、授業依頼と有難い昨今である。体力にかげりが見えるが。どうも頭痛がとれない。


8日(火) 詩の創作 1年生にアクロスティックを書かせた。楽しい詩ができた。1年生に初めて書かせる詩がアクロスティックでよいかどうかはわからないが,楽しんで書いていた。同僚の〇〇さんが書いてくれたマスターカードである。1時間で誰もが書ける教材である。このような教材をたくさん書いてほしい。そして詩の創作だけで1冊の本を書いてほしい。今は全く手が回らないが,来年には新たな企画として始動したい。子供達は自分の名前を使って楽しい詩を書いていた。今度はなりきり詩やしりとり歌をつくらせてみよう。楽しむことだろう。言葉と遊ぶ楽しさを味わわせたい。/『教育科学・国語教育論』2月号の締切りが迫った。最近は締切りを過ぎることが多い。しかし締切り前に出稿したいと努力はしている。雑誌原稿で新たな提案をさせて戴けるので有難い。今回は読解力の向上策である。やや甘さはあるが,提案性はある。『読解力マスターカード』の企画と実践を書く。/『鍛える国語教室』秋号の玉稿が揃ってきた。あとは私の編集作業である。実は私の連載が書き上がっていない。しかし何とか今週中に編集作業を終える。自分の原稿が落ちても仕方がない。とにかく今月中に発行する。玉稿をお寄せ戴いている先生方に,心から感謝申し上げる。何と今回は宇佐美寛先生が9ページも書いてくださった。さすが批判の宇佐美先生である。有難い。


5日(土)論説文の授業 6年生の学級で授業をさせて貰った。自作『読解力マスターカード』を使った。読解力が低下している。当たり前のことである。授業時数を減らす。教科書を薄くする。簡単な市販テストで評価する。表現力を育てない。読解力どころか,国語学力全体が低下して当たり前である。国語学力が何かすら,授業している現場の先生方がわからない。わからないことを向上させることはできない。国語学力を向上させるために次の書で国語学力の基礎・基本を学習用語として提案した。『確かな国語学力(基礎・基本)を育てるマスターカード』全8巻である。現在は更に読解力を育てる教材開発に挑戦している。野口芳宏先生の企画,『読解力マスターカード』である。以下,『読解力マスターカード』の解説と実践と教材を書く。(これから娘の学校祭へ行くので,今日はここまでにする。本日『鍛える国語教室』2005年秋号の締切日である。原稿をお寄せ戴きたい。)


2日(水)保護者の御参加に感謝 多くの保護者に御参加戴き,第2回親子レクを開催することができました。役員の〇〇さんと〇〇さんを始め,お手伝い戴いた〇〇さん,有難うございました。他にもお手伝いを申し出てくださっていた方もいらっしゃいました。重ねてお礼を申し上げます。調理が上手な子がいて驚きました。みんな泣いていましたね。親子の「お化けバスケット」はすごかったですね。盛り上がりました。さすが大人で落ちる人はいませんでした。子供を押し退けて座っていました。また親子レクをやりましょう。今度は3月の進級記念パーティーをしましょう。各御家庭から料理を少しずつ持ち寄ってパーティーを開きましょうか。それともピザをみんなで作りましょうか。料理の得意の方がいらっしゃいましたら,その方に教えてもらうのも面白いですね。楽しいアイディアがありましたら連絡ノートで教えてください。今回参加できなかった方も,次回はいらっしゃってください。あとひと月半くらいで冬休みです。その後2ヶ月くらいで2年生です。最後まできちんと育てて参ります。/ 写真の申込を18日まで受け付けます。小さくて見づらくてすみません。それとよく写っていることあまり写っていない子がいてすみません。よく写らない場合,気に入るまで何度も写していることがあります。どうしても目立つ子を写してしまいます。今後は均等に写せるように努力します。写真撮影は難しいのです。あれだけ写しても自分で気に入る写真は数枚しかありません。写真の整理を手伝ってくださると仰る方がいらっしゃいました。そうなのです。申込まではよいのですが,それを一人一人振り分けるのが大変です。お手伝い戴けると有難いです。月末に行います。/ 6年生用の読解教材を書いた。4日,6校時目に6年生の学級で授業ができる。楽しみである。その後学習会もある。楽しい一日になる。/ 第109回全国大学国語教育学会での発表資料 と学び 『国語科は「言語の教育」に徹すべき』 をアップしました。


1日 学習発表会の保護者の御感想 発表会,楽しく見せて戴きました。みんな1年生とは思えないくらい堂々としていて,劇はもちろん,器楽もとてもじょうずでびっくりしました。いつも子供達のことを考えてくれている柳谷先生には感謝しております。発表会,お疲れ様でした。/ 有難うございます。かわいい子供達でした。学年の先生方で協力して取り組んだので,とても楽しい期間でした。私は音楽を担当するだけでした。もちろん子供達の取り組む姿勢もよかったです。すばらしい1年生です。/ 学習発表会,大変お疲れ様でした。子供達が生き生きと発表している姿は,本当に微笑ましく,また頼もしく素敵な発表会で感動しました。これも先生方の暖かい御指導のおかげだと思います。本当に楽しませてもらいました。有難うございました。これからも変わらぬ御指導をよろしくお願い致します。本当にお疲れ様でした。/有難うございます。今年の学習発表会では私はあまり働いていません。〇〇先生が脚本を書いてくださり,〇〇先生が振り付けをつくってくださり,〇〇先生が道具をつくってくださいました。/ 小学校1年生とは思えないほど,完璧な劇でした。舞台のすみずみまで使って芸術的な作品に仕上がっていたと思います。観ていて「ちゃんとみんな主役しているな」と思いました。御指導してくださった先生方に改めて感謝致します。それにしてもすばらしい1年生ですね。/有難うございます。ほんとにすばらしい1年生です。学年の先生方,保護者の皆様のおかげです。/ 10月も,もう終わり。あっという間に時は過ぎます。〇も入学して半年以上たつのですね。学習発表会,すばらしかったです。〇から「ぼくは前にいるから,パパもママも前に席をとって」と言われていてばっちりビデオにおさめることができました。大きなかぶは保育園でも劇で行ったりしていましたが,又,今日は楽しく観ることができました。/ 有難うございます。なかなか歌の声が出ないので,何度も練習させていました。本番でも最初は声が出ないで気になりましたが,後半はよくなりました。がんばりました。/ 子供の作文を紹介します。/がくしゅうはっぴょうかいでがんばったこと/〇〇〇〇〇〇/わたしはいつもよりきんちょうしました。/なぜなら人がたくさんいたからです。/みんなのげきがすごかったとおもいます。なぜならいそがしかったからです。/いつもよりじょうずだったとおもいます。なぜならたくさんれんしゅうをしたからです。/わたしは一人でえんそうするところがあります。あしたはもっとがんばりたいです。/あしたはおかあさんがきます。だからぜったいがんばりたいです。