2004.05.29UP


 2004年7月 


29日(木) 夏休み6日目 投稿者:柳谷直明  投稿日: 8月 1日(日)09時04分36秒

 昨日は低学年の教材を26枚書いた。あと1枚,あと1枚と書き続けている。かなりの精神力を必要とする。しかし、教材開発は授業を構想することもである。このような仕事は,いくらやっても楽しい。楽しいという言い方は当てはまらないかもしれない。苦しくもある。しかし,これまでの国語授業を振り返り使いやすい教材,これまでにない教材を開発するのはわくわくする仕事である。このような仕事を依頼してくださった明治図書の江部満編集長に心から感謝したい。これは私の生涯にとって,最も大きな仕事かもしれない。今しか出来ないだろう。あと30枚くらいで,低学年の2冊が完成する。先が見えてくると,勢いが増す。夢にまで出てくる。今日は,これまでにない「読むこと」教材を開発する。レトリックは,読む必要がある何よりも重要な言葉である。これが現在の国語では教材かされていない。/ 明日はいよいよ言語技術教育学会である。このような大きな大会を北海道を開催されることに感謝したい。私は何もお手伝いをせずに恐縮している。今大会委員長の堀裕嗣先生のおかげで学ぶことができる。有り難いことである。多くの方に,お礼とお詫びを申し上げる。/ さあ,3回目のラジオ体操への参加をしよう。

28日(水) 夏休み5日目 投稿者:柳谷直明  投稿日: 7月29日(木)06時20分47秒

 早いもので,夏休みに入って5日もたった。今日はラジオ体操は雨のため中止である。昨日はマスターカードを25枚書いた。特に1年生用の教材を開発した。観察カード,絵日記用紙などを本に入れることにした。これをそのまま印刷して使うことができるからである。今日は推敲表を入れる。もう少し表現的な推敲をさせたい。今日で低学年の書くこと教材が終わる。中学年,高学年では表現を豊かにすることに力を入れたい。それと低学年では課題決定,中学年では情報収集,高学年では発表交流をきちんと系統的に身に付けることも教材化していきたい。これまでの考えていたことだが,このような系統的な教材を開発すると小学校6年間を見渡して実感することができる。/ 宇佐美先生から玉葉を頂戴した。有り難い。明後日,言語技術教育学会でお会いすることができる。楽しみである。/ 教材開発30枚を目指したい。さあ,今日も働こう。

27日(火) 夏休み4日目 投稿者:柳谷直明  投稿日: 7月28日(水)07時24分11秒

 今日は2回目のラジオ体操参加である。昨日は不調だった。マスターカードを16枚しか書くことが出来なかった。2年生に書かせたい「お礼状」の文例を書くのに3時間もかかってしまった。きちんとした礼状が教科書にはない。しかし2年生でも多くの場所へ見学に行く。したがって礼状を書かせたい。どの程度の言葉までを2年生に使わせるのが妥当なのかと考えてしまった。結局,ある程度きちんとした定型を示すことにした。2年生では早いかもしれないが,高学年になっても使えるような定型を低学年から与えた方がよいと判断した。低学年からきちんとした定型を与え,それを中学年で習熟するという発想である。保護者の反発を招くかもしれないが,このような使える国語をこれまで扱って来なかった日本の国語教育に問題がある。大人に成っても使える言語形式を小学生の低学年から与えるべきである。アメリカでは幼稚園からスピーチの学習をしているそうである。結局昨日は16枚のマスターカードを完成させて終わった。夏休み初日と2日目で22枚ずつ書いていたのに,昨日は不調だった。今日は30枚を目指す。明日で低学年の教材を完成させたい。/ 昨日『心を育てる学級経営』12月号の原稿依頼を頂戴した。すぐに御快諾のお便りを出した。『心を育てる学級経営』は1年ぶりの執筆である。有り難い。何と担当が鈴木徳子さんになっていた。国語教育と学級経営の2つになったのか。まだ他にも増えているのか。丁寧に仕事をなさる方なので,仕事が増えたのだろう。/ 昨夜の雷はすごかった。近くでどんどん光っていた。稲妻が闇夜を割いて震える手 直明 稲妻は秋の季語なので,今の季節にはそぐわない句である。/ 教え子からメールが届いた。これもまた嬉しい。教え子のメールに乗せて夏笑顔 / さあ,今日も働こう。

25日(日) 夏休み2日目 投稿者:柳谷直明  投稿日: 7月27日(火)07時42分5秒

 夏休みといっても,昨日と今日はもともと休みである。いつものように朝から晩まで働いている。昨日はマスターカードを22枚完成させた。今日は朝から4枚である。朝食を食べ,再び仕事に取り掛かる。現在9時になる。今日はラジオ体操へ行った。その後,庭野三省先生の本を拝読した。庭野先生の読書記録には頭が下がる。私の書評は3冊だけである。書評館を書きたい。そして仕事をしている。全国の子供達の言語運用能力を高める教材である。一日も早く完成させ,多くの子供達に使ってもらいたい。中学生版を含めて,全7冊である。何人かの仲間と共に完成させる。これに平仮名・片仮名ワークを入れて全8冊ではどうかと思い付いた。江部編集長に提案してみる。有田先生のワークを拝見したが,1年生用は仮名ワークのようなものである。あれはあれで売れるだろう。しかし大谷先生が開発された仮名ワークの方が売れるだろう。仕事に取り掛かる。/昨日,渋谷孝先生から玉葉を頂戴した。今度の言語技術教育学会でこの学会に御出席されるのが最後のようなことが記されていた。渋谷先生がいらっしゃらない言語技術教育学会は楽しくない。言語技術教育学会を盛り上げていきたいものである。国語教育の拙稿への御意見をもお寄せくださった。全く有り難い先生である。ますます30日の学会が楽しみである。それまでの低学年の2冊を書き上げる。低学年の2冊は私一人で書いている。

 


23日(金) 終業式 投稿者:柳谷直明  投稿日: 7月25日(日)08時49分58秒

 1年生のときには,あゆみを渡しても何だかわからない子が多かった。さすがに2年生は朝からあゆみを楽しみにしていたようである。漢字スキルや暗唱の残っているところを朝からやっている子がいた。自分のすべきことをするように言ってきた成果である。去年の終業式でふらふらして注意された子がいたことを紹介し,式に臨む態度を話してから教室から出した。たぶん私の学級だけが並んで体育館へ入っていないのだろう。廊下から並んで行く必要はない。体育館に入り,自分たちの場所にきちんと整列することが出来ればよい。今日も私の学級は整列が早かった。他の学年の合唱もよかったが,2年生の合唱もよかった。よく声を出していた。音程も安定してきた。ピアノを弾いた子も上手になった。保護者の協力のお蔭である。1学期の思い出発表では,私の学級の子だけ作文を書かせなかった。事前に係に確かめてスピーチとして何も見ないで行うことを確認していた。作文を読まれては,聞いている方は疲れる。何を言っているのかわからないような発表など聞きたくない。その点スピーチだと,顔が見える。何を言っているかをまとめて話しやすい。声がこもらない。いずれもこれまでのスピーチ指導が必要だが,よくできていた。きちんと90秒程度のスピーチにまとめて,聞きやすい音量と速度でみんなを見ながら話していた。よくできた子供達である。あの程度のスピーチは,私の学級では誰でも出来る。特に上手な子にさせたわけではない。昨日,希望者のじゃんけんで決めた。教室では,心の大切さを語った。声を出すこと,勉強ができることも大切である。しかし学力と心の両方を育てる必要がある。野口芳宏先生がおっしゃられている言語人格の問題である。心を育てる方法は2つある。一つは友達などの人に学ぶことである。我以外皆我師である。人と出合い,心を学ぶ。もう一つは本である。読書を通して多くの人と出合うことが出来る。登場人物,著者などの心を考えながらよくことで相手の気持ちを考えることができるようになる。心を育てよう。このような話をしてあゆみ(通知表)を渡した。帰りに泣いている子がいた。「明日から先生に会えない。」全くかわいい子供達である。少し仕事をして本を買いにいく。今日はじっくり本を読む。いよいよ挑戦の夏が始まる。私は子供達の教材開発のために,毎日自宅研修を行う。教材開発のための資料が自宅にあるからである。朝から晩まで子供達の国語学力を考え続け教材を開発する。

22(木) 終業式前日 投稿者:柳谷直明  投稿日: 7月23日(金)13時48分6秒

 2人の保護者と懇談した。帰宅が9時近くになった。食事をし,お風呂へ入り通信を打っている。これで24時になる。いつもなら,こんなに起きていることはできない。昨日など年休を取り3時に帰宅した。そして8時過ぎに就寝である。小学2年生の子供達は毎日ドラマを見せてくれる。昨日は合唱練習のときに貧血で倒れた子がいた。しかもひな壇から前に倒れた。離れて指揮をしていた私は,その瞬間動けなかった。幸いどこも怪我をしていなかった。無事だった。しかし目の前で教え子が倒れるという初めて経験をした。かなりショックだった。そんなこともあり,昨日はへとへとだった。明日が終業式なので今日は無理して仕事をした。子供に返す作品を整理したり通知表の出席日数を記入したりである。明日の合唱発表は楽しみだ。久し振りに合唱指導をした。元気に歌う子供達である。ビデオ撮影が出来ないのが残念である。1学期の子供達,保護者の協力に感謝する。多くの先生方にも感謝したい。夏休みには毎日パソコンを打ち続ける。かわいい子供達の無事故を祈る。/ 『話すこと・聞くことマスターカード』の印税を頂戴した。これでまた本を買うことが出来る。有り難い。早速,有田先生の本を6冊購入した。明日はコーチャンフォーへ行くことにしよう。久し振りに本を買い込む。

19(月) 教材開発の2日間 投稿者:柳谷直明  投稿日: 7月22日(木)23時25分44秒

働いた。1,2年のマスターカードを2日間で36枚書いた。全部が新しいものではない。しかし,半分以上新教材である。このペースで日本言語技術教育学会までに1,2年生用2冊を仕上がろかどうか。夏休み完成も夢ではなくなってきた。内容は,より良くなっている。書くほどに見やすくなる。全国の小学生の国語学力を向上させるために努力しよう。『言語技術教育13号』を拝受する。大いに学ぶことが出来る。これも上野書店に置いて頂きたい。明日,江部編集長にお礼を書こう。日本の教育は,このような仕事をしてくださる方のお蔭で支えられている。有り難い。

16日(土) 校務で終わる1日  投稿者:柳谷直明  投稿日: 7月19日(月)19時16分1秒

 今日こそ執筆に取り掛かろうと考えていた。しかしだめだった。午前中は雑誌を読んだり雑誌の感想を書いたりした。今月は3本も書かせて頂いた。しかも間もなく,『言語技術教育13号』が発刊されるだろう。そこでも書かせて頂いた。発刊が楽しみである。このような発表の機会により,自らの実践を意図的に行い,整理することができる。有り難い学びの機会である。午後は学級通信を書いたり,学年通信を書いたりして終わった。現在18時半である。これで一日が終わる。今日は娘の親子レクで,家には私しかいない。娘は学校へ泊まるそうだ。妻はお手伝いへ行った。私は明日の仕事のために早く休む。学年通信は2学期の予定を書いた。来週発行する。授業時数の集計を終えた。あゆみは月曜日に完成させる。これで夏の仕事に突入できる。

16日(金) 学年末テストの平均点 投稿者:柳谷直明  投稿日: 7月17日(土)18時21分8秒

2時間目は算数テストである。平均点は表が87点。裏の筆算は90パーセントできていた。文章題では81パーセントだった。足すのか引くのかを迷ったり,小さな数から大きな数を引く式にした子がいた。学期のまとめなので平均点が低いのは仕方がない。しかし80点に届かなかった子が表も裏も7人いた。そのうち,両方とも80点に届かなかった子が6人である。話を聞くと復習していない子がいるようだ。復習していても忘れることがある。復習しなくては,忘れる。算数テスト中におなかが痛いという子がいた。できないことがあるとおなかが痛くなる。今日の授業で習ったことを少しずつ毎日復習することである。学力差が付いてきている。3時間目は国語である。1学期の漢字書きテストを実施した。練習なし1回目10問テストで平均点62点だった。何と0点の子が3人いた。20点の子が3人。30点の子が1人。40点の子が5人である。100点の子は12人である。できた子とできていない子が12人ずつである。面白い。100点以外の子に練習させ,2回目を実施した。平均点90点である。あまりよくない。50点以下の子が3人だった。スキル最後の69ページ,練習しないでも18人が100点だった。でも,全員に練習時間を与えてテストした。平均点88点である。よくない。50点以下の子は3人である。残りの時間で,100点になっていないページのテストをさせた。全ページ100点になった子に○を付けてもらう。こうして22人が全ページ100点になった。(これまでにもテストで100点になった子は,スキルに書かせているので100点を続けている子はすぐに終わった。)あとの14人は,100点になっていないページを来週の朝に自己テストをさせる。答えを見て指書きする。掌書きで確かめる。答えを見ないでテストする。終わった子に○を付けてもらう。間違った漢字だけではなく,5問全部で100点にしている。覚えるのに時間がかかる子には,間違った漢字だけを再テストしている。4時間目と5時間目は夏休みの計画を立てさせた。私は10年位前から同じ形式の計画表を使っている。生活でがんばること3つを書かせた。16人が朝,顔を洗っていないという。17人が水中眼鏡を付けているのに水に顔をつけられないはずだ。プールで泳げた子は7人だけである。これまで水泳を指導してきた。泳げない子でも,泳げるようにしてきた。これまでの教え子で泳げるようにできなかったのは1人くらいである。その子は水に顔をつけることができなかった。水に顔をつけることができない子の指導はできないと思った。そこで水中眼鏡をつけて,お風呂で顔をつける練習をするように話した。水中眼鏡を付けて,水に顔をつけることができない子を泳げるようにすることはできない。お手伝いを3つ決める。お手伝いも大切な学習である。あとは保護者と相談しながら作ってくるように指導した。委員会活動で清掃点検を一昨日からしてくれている。昨日の清掃点検は全部二重丸だった。

16日(金) 一番大切なもの 投稿者:柳谷直明  投稿日: 7月17日(土)18時20分24秒

 1時間目は国語である。しかし道徳にした。小学校では時間割変更はよくあることだろう。学級担任が全教科を教えているからである。私はあまり時間割変更をしない。予定を変えるのが嫌いだからである。融通が利かないとも言える。今学期,時間割変更したのは算数の補習と佐世保事件のときである。国語や生活科をそれに変更した。昨日が3回目くらいである。くだらん説教で授業時間を無駄にもしたくない。一部の子供問題で問題ない子の授業時間が削られる。哀れなことである。30分くらい道徳の授業をした。「一番大切なものは何か。」振り返ってみると,このテーマの授業を何度も行ってきた。もしかしたら,このような話をこの子達にもしてきたかもしれない。子供の発言は,こうである。「心,命,友達,両親,勉強」他に「脳」という発言もあった。「本気で言っているのか。」と問うと「ふざけていました。」と言う。修正させた。「先生は何と言ったか。一番である。一番は一つである。一つにせよ。」こうして討論させた。「私は〇〇さんの意見に反対です。なぜなら,勉強ができなくても命があれば生きていけるからです。」このような発言で意見を言い合った。勉強,友達,心が消えていった。心といった〇さんが,泣いて修正した。「両親は違うと思います。」このような意見が出た段階で発言を止めさせた。そして次のように板書した。命(心,両親,友達,自分,他)。「心ももちろん大切です。両親だって大切です。しかし命は,それらを包む大きな言葉です。自分という意見は出なかったが,自分も大切です。人間以外の命だって大切です。だから他としておきます。そんなに大切な命に対してよく死ねと言えるものだ。〇〇さんは両親にとって一番大切な子供です。みんなの親にとって一番大切なのはみんなです。その子に向かって死ねとよく言えたものだ。学びを発表しなさい。」死ねと言ってはいけないこと,命は大きいこと,命が大切なこと,自分が親にとって大切だと初めて知ったなどの発言が続いた。「悪口を言うのもよくない。しかし死ねという言葉は最もよくない。絶対に使うな。」こうして授業を終えた。

15日(木) 教育力を問う 投稿者:柳谷直明  投稿日: 7月17日(土)11時09分17秒

昨日,国語のテストで100点取った子をほめた。その子が「死ね。」と言われたと他の子から朝聞いた。言った子に確かめると悪口を言われたからだと言う。言われた子に確かめると「豚の丸焼き」と言ったと言う。それにしても「死ね。」と言うとは情けない。佐世保の事件のときにも,人が死ぬということはどんなに悲しいことなのか,苦しいことなのかを話した。殺された子のお父さんが,どんなに悲しんでいるのかを話した。丁度,うちのクラスにも「死ね。」と言う悪口を言い続けている子がいたので,一緒に指導した。あれからひと月半である。そのことを学級通信に書いた。学年通信にも書いた。保護者会でも話をした。それでもこれである。悪口を言わせるために私は国語を真剣に教えているのかと思うと情けなくなる。時間をかけて教えている子供達が「豚の丸焼き」とか「死ね」とかの悪口を言い合っている。丁度2000年の6年生を担任していたときに,このようなことが夏休み前に頻発したことがある。教師自身が自らの実践を振り返る必要があるだろう。心を育てたいものである。

14日(水) 国語テスト 投稿者:柳谷直明  投稿日: 7月15日(木)18時19分28秒

 1時間目は国語。1学期のまとめテストを行った。表は説明文の読解である。平均点96点だった。裏は漢字が少しと言葉のテストだった。平均点が97点。表は接続語で間違っている子がいた。裏は「こうり」と書いて間違っている子がいた。「こおり」である。2時間目は体育である。前転と後転のテストをした。前転が上手くできなくて,繰り返してさせた。手を後ろに着けないと立てない子が多い。速く回ることを指導した。3時間目は算数である。あと1時間あるかと思っていたが,これで最後のまとめの時間だった。筆算の練習をすることができなかった。筆算のたし算とひき算を家で復習させよう。4時間目は生活科である。自由研究の課題づくりをした。問いを書かせたが,わかっていない子が多かった。課題づくりは何度も取り組んでいる。しかし問いをつくれない。自由研究という枠で考えていたからだろう。もっと豊かな発想を持たせたい。もっと問いを考えさせる。金曜日に再度課題づくりに取り組む。子供達を帰してから,何をすることもなく時間が過ぎた。学年の先生と子供の話題で盛り上がった。4時退勤。帰宅後にマスターカード1枚を作った。よしよし。

13日(火) まとめの毎日 投稿者:柳谷直明  投稿日: 7月14日(水)19時34分26秒

 1時間目は国語。スキル57,59を行った。57は75点,59は86点だった。間違った問題を練習させて再度取り組ませた。以前に指導した漢字である。忘れている。明日,2回目を実施してみよう。2時間目は音楽。プレールームで合同音楽を行った。『音楽のおくりもの』の発表練習を行った。口をしっかり開けて歌う練習をした。向かい合って口を見せて歌わせるとよく開けて歌っていた。声が出る子供達である。3時間目は算数。1学期の復習をした。4時間目も国語。漢字スキル61,63のテストを実施。記録するのを忘れた。給食にメロンが出た。5時間目は生活。本を貸し出した。職員会議後に学年打ち合わせをして退勤。朝,札幌校の瀬川先生からお電話を頂戴した。それと教育出版の方から。いずれも後日話し合いを行う。明治図書の鈴木徳子さんから返信を頂いた。いつもの御丁寧なメールに励まされる。10月号の原稿と有田先生の本のことである。有田先生の国語ワークを買わせて頂いた。面白そうである。

12日(月) 江別市立北光小学校との交流 投稿者:柳谷直明  投稿日: 7月13日(火)19時33分6秒

 今日は江別市立北光小学校へお邪魔した。親子レクだったが,公的には郊外学習となった。保護者が全員に近いくらい参加した。事前準備の一切を保護者が行ってくださった。驚いた。このような学習を計画することができるとは保護者の行動力を今後も学校教育へ活用させて頂きたい。実際に保護者と授業を作っている学校もある。北海道では,そうないだろう。しかし今回のことを通して,今後の学校教育の在り方を考えさせられた。これだけ個の価値観が多様化した時代である。教師の価値観だけでは対応できない場面がある。私の学級の保護者は理解してくださっていると思うが,教師一人の仕事量は溢れている。手に負えない子が学級に数名いると,すぐに授業が成立しなくなる。そして全体が荒れてくる。その場合には保護者にも協力して頂いて授業を成立させる方法を検討した方がよいだろう。私の学級は十分に授業が成立している。しかし問題は起きる。そこで問題の対応だけでも手が欲しくなる。水泳授業では私一人で36人を見る。水泳指導の素人の私が36人の命を預かる。恐ろしいことである。保護者と一緒に授業を創りたい。今日は一人一人で切符を買う。班ごとに電車に乗る。このように班ごとにきちんと私に報告しながら動くことができた。よく育っている2年生である。

11日 今日も終わる 投稿者:柳谷直明  投稿日: 7月12日(月)17時44分58秒

 これで一日が終わる。今日はマスターカード8枚を書いた。8枚とは少ない。しかし,じっくり取り組むことができた。更に速度を上げたい。

10日(土) 雑誌論文締切日 投稿者:柳谷直明  投稿日: 7月11日(日)17時17分52秒

 これまで何度も書き直してきた原稿を最終校正した。昨夜から校正を始め,今日の朝から今までかかった。遅筆である。特に今回は,できるだけわかりやすい原稿を目指したので苦労した。わかりやすい原稿は,これまでの私の文体を崩す必要がある。これまでの私の文体(わかりづらいという文体)を変えて書くのは目配りがこれまで以上に必要だった。まず写真を入れた。国語教育誌の私の論文に写真を入れたのは初めてである。花田修一先生が書かれてきた国語教育誌の論文には写真がよく使われていた。いつか私もこのような写真入りの見やすい文章を書きたいと思っていた。今回,少し試みることができて嬉しい。花田修一先生のまねである。更に子供の作文を入れた。2年生のレポートである。野口芳宏先生が御指導された2年生の作文を読んで驚いたことを思い出す。2年生がこんなに長い文章を書くことができるのだと。無論,それには及ばない。原稿用紙1枚のレポートである。しかしすっきりしていて気持ちのよい文章である。2年生でもこのように横書きですっきりと書かせることができることを提案することができた。論文の書き出しを子供の描写にした。論文には適さないだろうが,読み手を引き付ける工夫を試みた。私の論文としては,これまでに少ないいくつかの試みをした。その分,校正・構成に神経を使った。せっかく頂戴した学びの機会である。多くの読者に貢献できるように努力した。評価の工夫を依頼された文章で読み手を引き付ける工夫に取り組んだ。1学期の実践の一部をまとめることができた。更に,論文を書いているうちにマスターカードによる評価の効果を実感することができた。学びの機会のおかげである。

9日(金) 算数の最終教材テスト終了 投稿者:柳谷直明  投稿日: 7月10日(土)18時08分4秒

 今日は朝,通信を打っていた。そこで遅い電車で通勤した。8時出勤である。雨が道路に溢れていた。1時間目は算数である。テストをした。昨日復習に時間をかけたので,すぐテストにした。2時間目は国語である。指示語と接続語の指導をマスターカードで行った。まあまあできた。3時間目も国語である。教室へ行くと誰もいない。体育と間違えて体育館へ行ったのかと見に行く。すると外に出ていたらしい。一人の子が「先生が外と言った。」と言い,みんなで外へ行ったそうだ。こうして人に迷惑をかける子がいる。気分を変えて読書PRをした。上手にスピーチしていた。聴いている方にもメモの仕方を指導した。話し手をみる。名前,質問,感想だけを短くメモする。3行くらいのメモでよいことを指導した。すると体を話し手へ向け,時々メモをする状態で聴いていた。これは適正の聴き方である。昨日の貴重な指導のおかげである。授業公開で学ぶことができる。4時間目は体育である。ボールのテストをした。給食を食べて放課である。算数の丸付けをする。『長さ』の平均点は93点だった。『100より大きい数』の平均点は91点だった。何本かとか何枚かという問題になっていないものに単位を付けていない子が多かった。本来は×にしているが,ここでは数を数字で書くように指示してあったので数字だけで丸にした。単位のない数直線の数字に単位を付けている場合には,単位はないので×にした。平均点が90点を超えても点数がよくない子がいる。更に指導を続けよう。3:30分から大学へ行った。清野先生との共同研究1回目の協議である。漢字の学年配当を考える。これまで取り組みたかった研究である。2年後に成果を発表する。楽しみである。小1時間だったが楽しい話し合いだった。やはり国語の教材を考えるのが楽しい。漢字を系統的に体系化することができれば子供達が学習しやすくなる。

8日(木) 読書PR大会 投稿者:柳谷直明  投稿日: 7月 9日(金)22時51分39秒

 今日は余りにも忙しいので車で出勤した。7時20分出勤である。研究授業の準備を少しした。したといっても何をしたのか覚えていない。集金の整理や教室清掃をしていた。昨日は地域清掃だったので,教室清掃ができなかったからである。廊下や教室後ろをモップで清掃した。1時間目は生活科である。ザリガニの作文を書かせた。ろくに観察をさせていないので,書けない子が多かった。動物に関心が低いのか,言葉で表現するのが難しいのか。観察させていない私が一番悪いのだろう。2時間目は算数である。プリントをさせた。プリント1枚と直線1本を書かせて終わりである。直線の評価には時間がかかる。3時間目はプールの予定だった。しかし寒いので中止になった。3時間目は1学期の成績の話をした。テストを残している子を確かめた。そして算数プリントを行った。特に私が問題を口で言い,それをノートに書かせることを何度も行った。「10が23個でいくつか。」わからない子が何人かいた。わかるまで繰り返した。4時間目も続きを行った。友達同志で問題を出させたりもした。1問ずつ何度も何度も繰り返した。これで,かなり習熟した。給食を食べて公開授業だった。始まってから『声と口の準備体操』を暗唱させようと考えていたが,1時すぎて準備ができたので始めた。『声と口の準備体操』さんはい。この指示で暗唱が始まる。このように短い指示で子供がすぐに活動するように育てたいものである。この辺りのことに気づいた先生が何人いたか。予定通りに進んだ。子供達は上手に読書PRをしていた。リハーサルなしである。メモを見ないで理想的なスピーチをしている子が多かった。参観された先生方も驚かれていた。ただし聞いている側に対する私の指導が少なかったことが指摘された。確かにそれは今後の課題である。45分の1分前に号令をかけた。1学期に何度も公開授業をしてきた成果だと言える。がんばった子供達に拍手したい。発表できなかった子供達には明日発表させたい。授業公開を終了し,30分間だけ研究協議に参加した。その後は実習面接の責任者だったので失礼した。この日程で,どうしようもなかった。校務が優先である。しかし多くの方に参観して頂いた。私としては全力で岩見沢大会のために貢献したつもりである。これを叩き台にして今後の授業を創って頂きたい。2:30から実習生の面接を行った。その後,4時くらいまでかかった。さすがに今日は仕事を終えた気分である。4時30分には退勤した。明日の放課後は教育大学で清野先生と第1回目の共同研究協議を行う。学年配当漢字の配列を変えたい。まずは新教科書研究を行う。

7日(水) 一進一退 投稿者:柳谷直明  投稿日: 7月 8日(木)18時42分45秒

 昨日は調子に乗って仕事をし過ぎた。今日は朝から調子がよくなかった。しかし歩いた。体調に気を付けなくてはいけない年齢である。全く無理ができない。7時30分出勤。子供達の作品を少し整理した。1時間目は国語である。スピーチ・メモを作った。昨日作れなかったので,今日作成した。できない子もいたが,30分くらいで止めた。できていない子は休み時間に作るように指示した。休み時間の作業をさせたくない。しかし学期末なので仕方がない。1時間1時間が貴重である。2時間目は体育である。前転をきちんと指導した。手を後ろに付く。足を開く。頭の上で回る。回転後に立てない。これらのことを指摘した。3時間目は国語である。今日は余り指導しない。明日に残す必要がある。昨日,発表順を大体決めた。自信のない子は今日発表させた。自信のある子は,明日堂々と発表してもらいたい。明日の授業準備は,これで終わりである。1人の発表に3分間以上かかった。そこで4時間目にも入ってしまった。仕方がないので,そのままさせた。特に聴いている子に発言するよう指導した。だいぶ挙手するようになってきた。1年生の始めの頃は,元気に挙手していた。しかし,いつの頃からか挙手しない子が増えていた。今日は,感想でもなんでも言いから挙手するように言う。そして挙止できた感想を言わせて,挙手することが恥ずかしくも何ともないことを指導した。給食を食べ,地域清掃に出かける。いつもながら慌ただしい一日だった。明日は更に慌ただしい。全力で子供たちを指導する。

6日(火) 8日の指導案完成 投稿者:柳谷直明  投稿日: 7月 7日(水)18時10分13秒

 今日は久し振りに岩見沢駅から歩いて出勤した。30分くらいかかる。昨年は歩いていた。今年度からバスに乗っている。するとヘルニアが再発した。やはり歩かないとだめのようだ。今日は岩見沢駅から小学校までの往復を歩いた。快調である。7時30分出勤。8日の指導案を印刷,丁合する。これで8日の授業公開の準備ができた。今回は1学期最後ということと来年度の全道国語教育研究大会岩見沢大会への提案である。じっくり時間をかけて指導案を書いた。といっても昨日書いたものだが。土・日はヘルニアで指導案どころではなかった。月曜日に手慰安する教育実習生関連の作成物もあった。したがって指導案を月曜日の夜に書き上げた。これで来年度の全道国語教育研究大会への言いたいことを終える。あとは各授業者が創意工夫するとよい。私は何年生を担任するかわからないので授業者を降りることもあり得る。しかし岩見沢の国語教育に少しでも貢献させて頂きたいので全力で書いた。授業は子供達が上手くやってくれるだろう。自信を持って岩見沢の先生方に見せることができる子供達である。そんなことで朝から指導案作成に取り組んでいた。1時間目は『読書PR大会』の1時間目の授業を行った。学年合同でマスターカードの指導をした。理解していたようである。2時間目は音楽である。今日は鑑賞を行った。音楽を聴かせたり,躍らせたりと楽しかった。3時間目は算数である。これが大変だ。1000までの数をそう簡単には理解できない子が数名いる。1000より1小さい数。1000より10小さい数。1000より100小さい数。3時間目で教科書を終わらせた。しかし定着していない。そこで4時間目の国語を算数に変更した。時間割変更は,めずらしい。できればしたくない。しかし算数のテストが近いので国語を算数に振り替えた。国語の研究授業まで時間が少ない。全て予定通りに進めている。しかし国語の研究授業より算数のテストの方が心配なのでこうした。プリントを13枚渡し,3枚ほどで4時間目が終わった。残りを持たせ,できるだけやって来るように言った。もちろん全てはできなくてよいと伝えた。明日1時間復習をして,テストに臨ませたい。国語は何とかなる。放課後次週の集計をした。あと2週間で1学期が終了ということを改めて認識した。来週が1学期のクライマックスである。クライマックスは,すでに私のヘルニアから始まっているが。体調が回復したので仕事ができる。有り難い。

3日(土) 徐々に回復 投稿者:柳谷直明  投稿日: 7月 6日(火)18時35分58秒

 昨日よりは腰の調子がよくなった。よくなったと言っても,ゆっくりと歩ける程度である。こんな状態では月曜日に出勤することはできない。更に静養が必要である。少しパソコンを打ってから休む。/ 昨日,江部満編集長から玉葉を頂戴した。速達である。恐縮する。有り難いことである。「おハガキ拝見しました。単行本の反響いまひとつ盛り上がりを欠きます。『難しい』ということのようです。新しい提案はなかなか受け入れにくいのこの教育界です。マスターカードの完成を期待しています。すぐ使える! というのが現場の要請です。札幌大会での再会をお楽しみにしています。」編集長の御期待のおかげで,力が湧く。人は,期待に応えようとしたときに思わぬ力が沸くものである。有り難い。

2日(金) ヘルニア 投稿者:柳谷直明  投稿日: 7月 3日(土)09時33分6秒

 昨日は7時15分に出勤した。そして通信の印刷を行った。1時間目は国語だった。国語では『鳥のちえ』の音読指導をした。言葉を最後まできちんと言わない子,言葉の間で間を空ける子に何度か読ませた。全体的に音読には問題がないが,何人か気になる子がいる。再度音読テストをしたい。2時間目は算数である。今日は数の大小を扱った。3時間目は音楽である。音楽では歌のテストを実施した。一人ずつ前にでてきて歌わせた。聴いている方は楽しかった。4時間目も国語である。4時間目は教科書を進めた。似ている漢字を学習した。保護者が一人参観されていた。5時間目は保護者参観だった。最近は準備不足のことが多い。しかし子供と授業を創ることを考えると事前準備など少なくてよいと開き直っている。その授業で子供の学力を育てることを考えたら,事前準備は最低限でよい。しかし保護者の感想は聞きたいとことである。保護者会で1学期の様子や夏休みのことをお伝えした。3時過ぎには終了し,大学での会議へ向かった。教育実習担当者の会議である。それが終わってから図書館を覗く。そして共同研究の打合せを清野先生と行う。小学校での漢字指導を考える。全てが終わり6時過ぎに帰宅する。移動が多かったので車で出勤していた。どうも保護者会辺りから,腰の様子がおかしかった。帰宅と共に歩けなくなった。そのまま休む。今日も腰が重く,ようやく歩けるような状態である。今朝,病院へ行ってきた。幸い,今のところ神経を触っていない。そこで今,病状を日記に書いてお知らせし,休むことにした。来週,再来週と校務が山積みである。子供,同僚,保護者に御迷惑をかけないよう土日で静養する。今日の授業を次のように依頼した。/ 2年2組の授業を以下のようにお願いします。1時間目は体育です。縄跳びを持って体育館へ行かせてください。〇〇先生がテストをしてくださいます。2時間目は算数です。教科書44〜45ページを教科書にさせてください。1問ずつ丸を付けてあげてください。できない子にも班で協力させ,やらせてください。3時間目は国語です。『鳥のちえ』の音読テストをしてください。「2文ずつ1班から読みなさい。」と言うと読み出します。他のことは言わないでも大丈夫です。つまずかないで読めた子には合格と言ってください。つまずいた子には3回までチャンスを与えてください。4時間目は学活です。「『1学期のがんばったこととがんばれなかったこと』を原稿用紙1枚に書きなさい。」こう指示すると書きます。二重かぎの中を板書してください。作文用紙は教室の後ろの黒い道具入れの中にあります。1枚書いた子は,一度読み直してから提出させてください。そして「図書室でみんなに紹介したい本を1冊決めなさい。」と指示してください。以上,授業連絡です。よろしくお願いします。