2004.05.29UP


30日(木) サークル例会 投稿者:柳谷直明  投稿日:12月31日(金)15時43分51秒

 TOSS/FreeTalk例会が昨日と今日行われている。メープル小学校である。実に勉強になる。授業を見せ合い,批評し合う。何とも厳しい修業である。しかしこれこそ教師修業である。授業の腕を磨きたい。この思いで,集い合う。やる気がある教師集団だ。今日は文学の読解指導を提案する。15分の講座だが,実に緊張する。この緊張感が人を向上させる。/ 上野書店へ行った。私の本が少なくなった。まさか返本はしていないだろうから,売れたのか。有難いことだ。/今日は午前中で研究会が終わる。午後からは年賀状を作成しよう。結局仕事をし続けて,年賀状を作成していない。仕事はすればするほど増える。マスターカード3年生用の目次を作った。これだけで一日近くかかった。あと3学年分がある。大晦日の仕事は目次作りになりそうだ。これを年明けに明治図書へ送ろう。マスターカードの印刷が始まっていたら,送っても仕方がないが。今年の残っていた仕事なので,完成させてから年を越したい。仕事があるということは有難いことである。

27日(月) 昨夜のお電話 投稿者:柳谷直明  投稿日:12月28日(火)11時20分3秒

 昨夜,野口芳宏先生からお電話を頂戴した。いつもいつも野口先生からのお電話は嬉しい。来年10月に野口先生の古希をお祝いしての研究会を千葉と東京で行う計画らしい。是非,参加したい。その打合せを昨夜されていたそうである。25日は江部満編集長などの言語技術教育学会の理事会で御一緒だったらしい。何と野口先生は12月20日の締切り前に学会誌の原稿を書かれていたそうだ。すると締切りに間に合わなかったのは少数だったのかしれない。迂闊だった。しかし学期末でもあり他の原稿もあり,とても書ききれなかった。本日,編集長の下に届いていることだろう。どのように評価されるか楽しみである。/ 「マスターカード」での目次など不足部分を書いておこう。いつでも提出できるようにしておく必要がある。/ 大谷さんへ新たな出版依頼がきたそうである。おめでたい。私も早く次の企画に取り掛かりたい。プロットは決まった。あとは編集長と打合せをしたい。/ 3学期の教材研究を始めよう。いよいよ別れる子供達の学力を完成させたい。まだ育てきれていない部分を補充しよう。何としてもぐんぐん力がつく「読むこと」教材を開発したい。/ そういえば昨年末は「マスターカード」の開発に追われていた。昨年末から10ヶ月かかって7年間分の「マスターカード」を完成させた。長い道のりだった。/ 来年も忙しそうである。1月に講演依頼を1つ頂戴した。2月には修業講,3月には早稲田大学,5月には堀さんの研究会,夏休みには新たな本の執筆,10月には全道国語研究大会と野口先生の古希のお祝いで東京に伺う。来年は外にできる機会が増える。来年は場を盛り上げる話し方,授業を課題としよう。実に私の話し方は下手である。そして来年から少しずつ仲間を増やしていこう。「鍛える国語教室」を盛り上げていきたい。/ 外は吹雪である。大学附属図書館へ論文の検索に行きたいが,この雪ではあいの里付近は視界が悪いだろう。しかし宇佐美先生の論文を読みたい。どうしたものか。/ 今日こそ年賀状を終えよう。住所の整理を昨日終えた。

26日(日) 今年度の依頼原稿を終えた 投稿者:柳谷直明  投稿日:12月27日(月)08時28分59秒

 昨日19時過ぎに宅急便の早く着くもので『言語技術教育』14号の拙稿を送った。今日じゅうに明治図書に着くそうだ。結局書き直して書き直して19時までかかった。3ページの原稿に丸3日以上かかった。なぜか大変に時間がかかった。短くまとめることに時間がかかった。更に研究誌なので慎重に書くのに時間がかかった。それにしても3ページに書きたいことすべてを書いた感じである。書きすぎと脈絡に問題があるかもしれない。私の中では脈絡がある。しかし読者としては脈絡がないかもしれない。〈学習用語のカテゴリー化〉の主張とその効果と新たな提案は私の中ではきちんとつながっている。しかし読み手にはつながりがわからないかもしれない。読者には大学の先生が多い。「論理の飛躍だ。」と言われそうである。しかし何と言われても構わない。このような学習用語の実践ができるのは今のところ日本では少ないのだから自信を持っていこう。それにしても宇佐美寛先生には驚いた。「方法知」を日本で始めて発言されたあった。私が使った「手続き的知識」もグリーンによるとこれである。3月の日本言語技術教育学会では私は登壇しないが,質問されるかもしれないのできちんと更にまとめてから臨もう。なぜ,輿水実なのか。なぜ「方法知」と「命題知」は二元論で論じられないのか。私の好きな話題である。/ これでようやく年賀状に着手できる。まずは住所整理からはじめよう。/ 「マスターカード」が入刷しました。こう江部満編集長からのファックスに書かれてあった。著者校正なしで印刷に入ったのだろうか。それとも明日辺り,校正が届くのか。いずれにしても楽しみである。嬉しいクリスマスプレゼントだった。/ 昨日もそうだが,このように書くことにより思考がまとまる。書くことは表現でもあり,思考であもある。メタ思考である。

25日(土) 原稿催促 投稿者:柳谷直明  投稿日:12月26日(日)08時34分55秒

 昨日,退勤時に江部編集長からファックスが届いた。『言語技術教育14号』の原稿催促である。よほど集まっていないのだろう。それとも遅れている方が少ないのか。私は原稿を書き終えているので今日の午前中に送る旨を妻に書いて送信してもらった。通勤最中だったので。しかし帰宅時に原稿を読むと気に入らない。そこで全面的に書き直した。これも気に入らない。だから,またこれから書き直す。3月の日本言語技術教育学会で話し合われることを事前に発表し合うことがこの本の目的だろう。数年前に初めてこの学会に出席した際,すでに話し合われる話題に関する主張が本になっていたことに驚いたことを思い出す。そこから考えると私は学習用語を具体的に提案すると共に何を書けばよいのか。マスターカードを書くか。学習用語の先行研究を書くか。これまで雑誌で発表してきた学習用語の紹介を書くか。13回大会を批判して,その修正案を書くか。本当は輿水実批判を書きたいが,そこまで紙幅はない。しかし一番書きたいことは輿水実批判である。したがって,そこから書き出すか。知識を軽視してはいけない。知識を「単なる知識」という人々を私は軽視する。知識の質が問題なのである。これまでの知識は宇佐美寛先生の言葉を借りれば「命題知」である。「命題知」は記述式のテストで評価することができる。しかし国語学力の全てを記述式で評価することができない。作文やスピーチは記述式のテストでは評価しづらい。評価できないわけではないが,そのような記述式テストは少ない。花田修一先生の本では方法の記述式テストが発表されている。したがって国語学力を解明するためには,知識を解明する必要がある。知識を解明するためには,脳科学を援用する必要がある。私は学習用語の主張より「カテゴリー化」という方法を主張したい。それは人間の脳に言語が認知されている方法と考えられるからである。ここで「カテゴリー化」を持ち出すと日本言語技術教育学会の論議がややこしくなるので書きたくない。しかし脳科学を援用するのであれば「カテゴリー化」に言及したい。「カテゴリー化」は効果的な学習方法なのである。なぜ効果的なのかをやさしく書くか。どうしようか。ますます混迷を深めた。こんなことを午前中でまとめることができるのか。「カテゴリー化」を書こう。言語は関連的に指導することにより,認知されやすくなる。そのことは拙著に書いた。ここを一番主張したいのだから,ここを引用して主張しよう。多くの先生が「カテゴリー化」がわからないと仰る。ならば「カテゴリー化」の効果を書こう。学習用語は私の発見ではない。しかし「学習用語のカテゴリー化」は私の発見である。これを主張しよう。そして「カテゴリー化」した学習用語を発表するとよいのだ。輿水実先生にも宇佐美寛先生にも登場して頂こう。2時間で書き上げたい。/ 昨日は終業式。子供達と元気に『ドレミの歌』を歌った。子供達はどうかわからないが,私は楽しかった。『心を育てる学級経営』3月号に子供達の写真を掲載する。保護者全員に許諾を頂いた。有難いことである。編集部の佐保さんも保護者全員からの許諾には驚かれていた。このすばらしい子供達を自信を持って全国の先生方に御覧頂きたい。写真の構成にも凝った。今日の日記は膨大だ。このように書くことも私にとって教師修業である。通知表の所見を校長先生にほめられた。私はまだまだ満足していないが,少し嬉しかった。

23日(木) 何を読むのか 投稿者:柳谷直明  投稿日:12月25日(土)08時18分24秒

 昨夜は忘年会だった。うちの飲み会は明るい。若さに圧倒される。楽しいひとときだった。/ 「何を読んでよいのかわからない。」と言う。そうかもしれない。『国語教育』1月号を差し上げよう。どのような本を読んでいるかを公開することに価値があると考えた。『国語教育』1月号を小学校教師の読書案内に使ってほしい。全ての教師は国語教師として修業しよう。/ 江部満編集長から「『言語技術教育』14集の原稿についてのお伺い」が来た。「表記の原稿締切りが過ぎております。来年三月の東京大会(早大)に間に合わせますので,至急お送り下さい。」と書かれている。速達なので締め切りの翌日に発送されたのだろう。このように原稿を集める方法は勉強になる。今日じゅうに2つの原稿を完成させる。/ 子供達に漢字を覚えることが得意か苦手かを尋ねた。ほとんどの子が得意という。1年生の漢字書きテストを実施した。10問テストを2つした。ほとんどの子が100点だった。優秀な子供達だ。

20日(月) あと3日 投稿者:柳谷直明  投稿日:12月23日(木)09時59分49秒

 通知表も完成していないのに,あと3日で2学期が終わる。最近,仕事が遅くて困る。年と共に集中力が欠けていく。でも何とか明日には2学期の公務を終えたい。無理かな。/ 『授業研究21』5月号の原稿依頼を頂戴した。全く有難い原稿依頼である。2年生最大の山場の「討論」を書かせて頂く。3学期に『アレクサンダとぜんまいねずみ』で「討論」を行う。この教材を授業したいがために,この1年間子供達を鍛えてきたようなものである。3学期の教材研究を冬休みに徹底的に行う。楽しみでもあり寂しくもある。これでこの子達との国語授業を終えるからである。よく育ったものだ。今日は風邪で4名も欠席していた。来ている子のうち3名が微熱である。風邪が流行っている。/ 『心を育てる学級経営』4月号の原稿を昨日送った。担当の佐保氏からメールを頂戴した。「さすがに1番です。」とあった。たぶんこれまでで初めての1番原稿である。何だか嬉しい。今回は効果的な漢字指導法を書いた。3月号はまだ完成しない。締め切りが過ぎた。更に『言語技術教育』は今日が締め切りである。次の休みに書こう。/ 江部満編集長から玉葉を頂戴した。「来年の言語技術学会(早大)もそうですが,いよいよ『マスターカード』の開発が活目されるでしょうね。」と書いて頂いた。あんなに遅れたのに有難いことである。編集長の期待に応え,更に教師修業に励む。年末年始で8冊の本の校正をすることになるだろう。その前にやらなくては行けないことを終わらせなくては。全力で校正する。間違いのない教材で多くの保護者,先生方,子供達の役に立ちたい。

17日(金) ジャガイモの動画 投稿者:柳谷直明  投稿日:12月18日(土)11時25分52秒

 今日は生活科でディジタル・コンテンツを使った授業を行った。やはり目に見えない世界ではデジタル・コンテンツは効果的だ。子供達はジャガイモの根が伸びる様子に喜んでいた。ただしいまだに根と芽の言葉を区別できない子もいた。楽しい授業だった。/ 仕事が滞ってきた。体調はよいので,この土日で仕事を終えたい。『心を育てる学級経営』3月号をまだ完成していない。4月号は書きたい内容だったので書き終えた。3月号を明日終えて,あゆみも完成させたい。年度末反省の仕事,冬休みの研修計画,『鍛える国語教室』の仕事などなど,少し気を許すとすぐに仕事がたまる。緊張感を持続したい。/ 今週は2日間だけだったが,やはり授業は楽しい。子供の伸びが何より楽しい。あと少しで,この子達とお別れになる。幸せな2年間だった。

15日(水) ディジタル・コンテンツ活用研修終了 投稿者:柳谷直明  投稿日:12月17日(金)19時08分50秒

 大変参考になった。校種によってこんなにハードが違うのかということが一番の学びだった。現在の環境でできることから始めたい。今後の校内研究の参考にもなった。価値ある校内研究を行いたいものである。効率よく仕事を行うためには情報の共有化が必要である。知的共有財産として各自の研究情報を校内でカテゴリー化して運用したいものである。/ ようやく『心を育てる学級経営』に私が書く必要があることがわかった。原稿依頼を頂戴したら自分に何が求められているかに気づく必要がある。今回は気づくのに時間がかかった。直接何を書くかが求められていなかったからである。今回のグラビアページはなかなか一貫したテーマを見出せなかった。しかし湯船に浸かりながら考えていたらはっきりした。こういうのを閃きというのだろう。楽しいだけでは戦後の経験主義,活動主義教育に逆戻りである。更に学力形成だけでも楽しくない。学力形成という授業の目的のために必要性のある楽しい活動を扱う。活動重視の「目的々新活動主義」の授業,「見える学力」型の授業を提案していこう。佐保さん,遅くなって済みません。

14日(火) 研修2日目 投稿者:柳谷直明  投稿日:12月15日(水)18時08分18秒

 デジタル・コンテンツを1つ開発した。これまでもこのような技術を使っていたが,指導案に使うという発想はなかった。やはり研修に参加してみるものだ。大変参考になった。私は指導案を作るだけでは物足りなかったので,以前から作りたかった「カリキュラム・フォルダ」を作った。まずは生活科で1つの指導案をリンクした。このコンテンツにも「デジタル・コンテンツ指導」の部屋を作る。「カリキュラム・フォルダ」に各教科で作った指導案をリンクしていきたい。しかしたぶん国語しか作らないだろうな。それとあまりリンクしないだろうな。国語だけでも大変な作業である。仮に全校で取り組むようになると可能性は広がる。そういう研究を求めている学校はないか。共同研究をしたいものである。帰宅後もコンテンツの修正に時間がかかった。明日プレゼンテーションをする。明日締め切りの原稿をまた書くことが出来なかった。お詫びのメールを打っておこう。明日は原稿も完成させたい。さあ,「カリキュラム・フォルダ」の部屋を作ろう。楽しみがまた増えた。

13日(月) コンテンツ活用研究 投稿者:柳谷直明  投稿日:12月14日(火)20時17分2秒

 道立研究所での研究1日目である。久し振りに田村先生に会った。もう研究所へ行ってから3年になるそうだ。早いものだ。田村先生とは空知作文教育研究会で一緒だった。かなり昔のことである。懐かしい。道研の研修内容はコンテンツを活用した指導案を開発し学力を向上させる授業づくりを行うというものだった。違った角度でものを考えることができ,刺激になった。明日は指導案開発である。/ 『教育科学・国語教育』5月号の依頼を本日頂戴した。こんなに執筆させて頂いていいのだろうかというくらい原稿依頼が続いている。今度は「6『読みの力』が到達目標に達しない子への支援策」である。これはもうマスターカードしかない。しかしこれから発刊されるものではない。新しく野口芳宏先生が企画されるマスターカードの執筆に挑戦する。具体策はこの2つだ。学習用語を明示することである。これにより何を到達目標にするとよいかがはっきりする。学習用語が国語科の基礎・基本と言えるからである。更に何度も反復させるということである。反復させるためには多くの教材が必要である。そこでマスターカードが必要になる。「学習用語を明示する教材を与える〜『読解力マスターカード』執筆者大募集〜」というタイトルにしよう。今年度と同じパターンである。しかし江部満編集長は学習用語の提案とマスターカードの開発を私に御期待くださっているに違いない。御期待に応えよう。/ 2年2組の子供達は元気だったかな。今週は木曜日まで学校へは行かない。無事故を祈る。

12日(日) 1年間の実践を振り返る 投稿者:柳谷直明  投稿日:12月13日(月)08時14分19秒

 『心を育てる学級経営』3月号のグラビア,4月号の原稿依頼を頂戴している。グラビアには時間がかかりそうなので,4月号の原稿から書き上げる。これも一緒に来週発送しよう。締め切りひと月前に原稿を提出する。暇と言われれば暇かもしれない。しかしそうではない。4月号の原稿は書きたい内容なのだ。学級を「学びの共同体」にする。これは江部編集長の願いなのだろう。よく特集として組まれる。著書も出ている。私も書かせて頂いた。学級の可能性は大きい。何らかの原因で崩れることもある。崩れた学級を担任したこともある。しかし人が集まり,学び合うことの価値は計り知れない。一斉授業から協同学習へと学級を一つの有機的な存在へと高めたい。それを上手くリードするのが学級担任の仕事である。学力が低下しているから少人数にするとよい,という発想は学力向上のために何が必要なのかがわからない人のものだろう。学力向上のためにはいくつかの大切なことがある。その大切なことを明らかにせずして,少人数制にしたからといって学力を向上させることは難しい。もちろん少人数の方が効果的な場合が多い。しかしそれ以上に学力を解明することの方が優先事項である。少人数ではドリル学習のようなものを点検しやすい。しかし言語能力とか言語活動を適正にさせるためには多くの子供がいた方がよい。学級はすばらしい空間なのだ。今日はグラビア作成のために一年間の実践を写真で振り返る。私の理論によって学力向上を証明してくれた子供達である。/ 今日は12が並んで面白い日だ。/ 早速『鍛える国語教室』2005年春号の原稿執筆希望が寄せられた。有難い。野口流国語の実践を通して授業の腕を共に磨きたい。

11日(土) 激務の一週間 投稿者:柳谷直明  投稿日:12月12日(日)04時59分3秒

 今週は多忙だった。いや今週もと言うべきか。風邪をひいて調子が悪かったため,仕事に対する抵抗が大きかったのかもしれない。授業準備はもちろん,新一年生の一日入学や入学式案内文書を作成(こんな文書をなぜ分掌担当者が作成するのかがわからないが。)し職員会議での提案,『鍛える国語教室』の発送準備,次号の特集解説などの作成などなどである。よく働いた。しかし帰宅が遅くなると体力的に持たない。朝まで仕事をしていた10年くらい前が遥か彼方に感じる。堀先生の研究会で朝まで勉強させて頂き,そのまま運動会の仕事をしたこともあった。懐かしい思い出である。締め切りが近い依頼原稿もあるが,今日は書く気にならない。今週の仕事を整理し,一日を終える。生産性の低い一日を過ごす。最近,土曜日には仕事がはかどらない。土曜日はHPの整理をしていることが多い。それだけ仕事に追われていないということか。/ 昨夜は11時頃帰宅する。奈井江小学校は我が家からだと1時間30分かかる。岩見沢からだと1時間くらいかかる。いつも40分くらい前に学校を出るので15分くらい遅刻する。早めに出なくてはいけない。/ 来週月曜日から道立研究所でコンテンツの研究会に出席する。評定の時期でもあり,来週も多忙になるだろう。校務に専念するために依頼原稿を明日仕上げたい。/ 我が家の裏に家が建つ。これで朝日を見ることが出来なくなる。/ 『鍛える国語教室』2005年春号の原稿依頼,特集解説,コンテンツを編集室にリンクした。書いてみたいという方,是非挑戦して頂きたい。どなたでも構わない。私に趣旨に賛同して頂ける方の実践記録をお待ちする。現場から実践を発信し,共に国語科教育を改革しよう。

10日(金)『鍛える国語教室』2004年冬号発送開始 投稿者:柳谷直明  投稿日:12月11日(土)16時05分0秒

 昨夜,お世話になっている方々に『鍛える国語教室』の発送準備を行った。一年間の遅れである。多くの方に御迷惑をおかけした。しかしこのような仕事は若くないと出来ないと最近感じている。遅くまで仕事をしていると体がギコギコなる。30人くらいの方にお手紙を書き,封筒に冊子などを詰め,発送準備をする。これは人にお願いできない仕事である。だから,この冊子の後継者を作るのは難しいだろうな。これまでで一番時間がかかった冊子であり,一番力を入れた冊子である。そして一番薄い冊子である。たったの100ページである。しかしこれまで同様1000円でお譲りする。売れないだろうな。また赤字である。(^_^)v / 今日は校外学習へ行く。これで本年度,外で学ぶのは5回目かな。私は校外学習が好きである。/ 『きつつき』に入った。単純な説明書きである。渋谷先生の分類によると説明文ではなく説明書きである。ここでは是非,箇条書きを教えておきたい。箇条書きという漢字を指導した。指導して20分後くらいにテストした。ほとんどの子が書けた。全く認知力が高い子供達である。認知力も鍛えると向上する。/ 本日は奈井江小学校で研究会。「1時間で指導する『かさこじぞう』の読み」,「10分間で指導する文学の基礎・基本」,『読解力マスターカードの企画』を提案する。帰宅は10時過ぎ。

07日(火) 「学習する集団」に育てる 投稿者:柳谷直明  投稿日:12月10日(金)06時52分35秒

 私の授業では子供達の相互評価をよく用いる。なぜなら全員を評価することができるからである。更に子供達同士で楽しく学習させることができるからである。今日と昨日は漢字指導をした。第2学年配当漢字20字を2時間で指導した。かなり漢字を覚える力が身に付いている子達なので,すぐに覚える。方法は簡単である。「2人に見てもらう。」これだけである。「全員起立,用意の用さんはい。」すると子供達が言う。「用意の用,いち,にいいっ,さん,し,ご。」曲げは長音になる。撥ねは促音になる。そして相互評価が始まる。「見て,見て。用意の用,いち,にいいっ,さん,し,ご。」相手に背を向けて,手を上に挙げて相手に見えるように書く。2人に見てもらったら,座る。そして鉛筆を持って書き出す。いくつかのポイントがあるが,次の2つだけを絶対に守らせる。2人に見てもらうこと,見てもらってから鉛筆で書くことである。何度も書かせる必要はない。書けば覚えるというものでもない。空書きで覚えさせてから,鉛筆で丁寧に書かせる。「テストをします。テスト問題を言います。売店,用意……の4問だ。全員起立。掌書きで確かめたら座る。」掌書きは野口芳宏先生に学んだ手法である。掌に指で書いて確かめる。1分間くらい練習をさせてからテストを実施した。平均点は次の通りである。92点,95点,96点,92点。育った子供を教えるのは誠に楽である。/ 音楽では踊りを考えて踊らせた。盛り上がった。/ 算数の九九を120秒で言えない子は10人くらいになった。速い子は45秒で言う。九九じゃんけんで遊んだ。

05(日) 『鍛える国語教室』2005年春号 投稿者:柳谷直明  投稿日:12月 7日(火)18時35分50秒

 標記のコンテンツを編集室にアップした。是非御覧頂きたい。賛同してくださる方は御執筆頂きたい。主義・主張を問わない。国語科を具体的にするという前提に賛同してくださる方を多く募っている。来週月曜日から原稿依頼する。このような仕事の一つ一つを大切にしていきたい。これら全てが私の教師修業だからである。よりよい教師になりたいという思いだけが募る。

04日(土) 校内研 投稿者:柳谷直明  投稿日:12月 4日(土)19時09分18秒

 校内研があった。今年の係は昨年よりは仕事をしている。しかしまだ年間の見通しがよくわかっていない。見通しに欠けると子供に無駄な時間を過ごさせてしまう。子供の実態から研究を進めているところは評価する。昨年の取り組みよりは前進している。しかしその子供の実態がどのように変容しているのかを評価し,次の実践につなげなくては空回りする。子供がどこまで向上したのかもわからないから,どこから始めたらよいのかもわからない。伸びない子供はいつまでも落ちこぼれていく。研修とじっくり話し合うとわかってくれたようなので,今後の修正を期待したい。ただ毎日の授業を行うだけでは,それに沿って伸びる子しか相手にしないことになる。それでは出来ない子の増産になる。そうではなく出来ない子も含めての実態を評価し,それに対する具体策を意図的に計画して行うことにより子供の向上的変容を保障することができる。少しずつ校内研修がよくなっている。来年度は誰が研修係になるのやら。/ 昨夜は保護者と懇談した。楽しいひとときだった。親の関わりが子供の将来を左右するという当たり前のことを学んだ。

02(木) 『かさこじぞう』の実践 投稿者:柳谷直明  投稿日:12月 4日(土)16時06分3秒

 今日『かさこじぞう』を終えた。読解の復習5分間と作文の構成5分間を確かめてから書かせた。明日じっくり読むが,ほとんどの子が400字詰め2枚以上を書いていた。「先生,初めてこんなに書いた。」と3枚書いた子が言っていた。35分間くらいで3枚なので,よく書けた方である。2年生の学級だが,速い子は10分間以内で400字詰め1枚を書く。国語学力はどんどん伸びる。/ 保護者参観があった。授業にはかなりの保護者が来ていた。参観には半数強の方が残られていた。有難いことである。2年間受け持った学級である。まだやり残したこともあるが,存分に学ばせることができた。私にとっても初めての低学年で,学ぶことが多かった。この子達との出合いは,私にとって過去最高の思い出になった。最強学級である。(^_^)v / 保護者会で読解講座をすることが出来なかった。残念。/ 明日は保護者との懇親会である。ゆっくり2年間の思い出を語り合いたい。