2003.05.11UP

国語科言語活動方法カード[1](6時間計画)

領域

C「読むこと」

指導事項

「指導事項イ」時間的な順序,事柄の順序などを考えながら内容の大体を読むこと。

言語活動名

説明文を読む

題材名

かくれて いるのは なに

授業目標(評価規準)

進んで説明文を読み,問いと答えの順序に気づき,それを使って発表する(ことができる)。

学習用語

準備段階―背景 (筆者,題名), 目的,筆者の意図。

実行段階―話題(説明対象),方法(説明順序「時間,事柄,場所,接続順番」,段落相互の関係「話題提示,問答,説明,結論,具体例,数」,発表(クイズ「挨拶,

目的,約束,問い,答え,挨拶」。

評定段階―口頭作文。クイズ発表。

授業方法

授業過程

評価基準

具体的指導方法

1時間目

文節を音読することができる。

全員に一文節を音読させる。

鉛筆の持ち方を全員評価する。

感想を発表させる。

2時間目

視写することができる。

音読の評価をし,全員合格させる。

全文を視写させる。1分間で10字程度。

3〜4時間目

聴写することができる。

話の大体を説明することができる。

先生の話を聞いて,それを聴写することができる。1分間で10字程度。

何のお話かを説明することができる。

「この説明文は,虫のお話です。2つの例があります。1つ目は,しゃくとりむしです。しゃくとりむしは,…。」

5時間目

問答を捉えることができる。

 言語活動1 音読 一斉,1文,1文節。

言語活動2 読解 「問いと答え」を読み取る。

言語活動3 発表 クイズ形式。

言語活動4 口頭作文 問答形式。

 

6時間目

例示とまとめの構成を知る。

 題材が虫である。その2つ具体的な虫が例示されていたという文章構成を知らせる。

 

準備

 プレゼンテーション用のパネル。

評価

段階

1時間目

2時間目

3〜4時間目

5時間目

6時間目

日付

月 日

月 日

月 日

月 日

5月28日

到達度

(学習者の変容)

 

 

 

 

 

系統計画

クイズ大会などの集会活動やスピーチや作文へと系統化させる。

 



[1] このカードは拙論『小学校での言語教育を成立させる学習用語のカテゴリー化とその獲得』(北海道教育大学大学院,2003年3月受理。)から引用し,一部修正した。